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4.河道計画

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4.河道計画

水位・流量すいい・りゅうりょう 水位は、河川などの水面の位置を観測所ごとに設定した基準面からの高さで表した値です(したがって、一般に用いられる標高とは異なります)。
流量は、単位時間内に流れに直角方向の断面を通過する流体の体積を表す値で、単位は〔m3/s〕です。
基準地点きじゅんちてん 洪水を防ぐための計画を作成するときに、代表となる地点です。この地点で基本高水流量や計画高水流量を定め、その河川の改修計画が作成されます。大きな河川では、複数の基準地点が設定されています。
計画規模けいかくきぼ 洪水を防ぐための計画を作成するとき、対象となる地域の洪水に対する安全の度合い(治水安全度と呼ぶ)を表すもので、この計画の目標とする値です。一級河川の主要区間の計画規模は1/100~1/200、言いかえると、平均して100年~200年に一度の割合で発生する洪水流量を目標に整備されています。
基本高水流量きほんこうすいりゅうりょう 基本高水は、洪水を防ぐための計画で基準とする洪水のハイドログラフ(流量が時間的に変化する様子を表したグラフ)です。この基本高水は、人工的な施設で洪水調節が行われていない状態,言いかえると流域に降った計画規模の降雨がそのまま河川に流れ出た場合の河川流量を表現しています。基本高水流量は、このグラフに示される最大流量から決定された流量の値です。
洪水調節量こうずいちょうせつりょう 人工的に建設した洪水調節用ダム,調節池,遊水地などに一時的に洪水流量の一部分を貯めることによって、下流の河道に流れる流量を減少させる(調節する)ことができます。洪水調節量は、この減少した(調節した)分の流量のことです。
計画高水位けいかくこうすいい
計画高水流量けいかくこうすいりゅうりょう
計画高水流量は、河道を設計する場合に基本となる流量で、基本高水を河道と各種洪水調節施設に合理的に配分した結果として求められる河道を流れる流量です。言いかえるとこれは、基本高水流量から各種洪水調節施設での洪水調節量を差し引いた流量です。
計画高水位は、計画高水流量が河川改修後の河道断面(計画断面)を流下するときの水位です。実際の河川水位が計画高水位を多少越えただけなら、堤防の高さには余裕があるのですぐに堤防からあふれ出すことはありません。
  • 基準地点におけるハイドログラフ

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