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1.はじめに

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1.はじめに

 日本海溝・千島海溝周辺では、これまでにマグニチュード7や8クラスの大規模地震が多数発生し、主に津波により甚大な被害が発生している。これらの地震の中には、約40年間隔で繰り返し発生する宮城県沖地震など、その切迫性が指摘されている。
 これらの地震は、震源域が陸地から離れているため、東海、東南海・南海地震に比べ揺れによる被害は比較的小さいが、明 治三陸地震のような巨大津波を伴う場合があり、ま た、千島海溝沿いでは約500年ごとに北海道の太平洋岸で10メートルを超える巨大な津波を発生させる地震が発生している。
 近年では、平成15年9月に十勝沖地震が発生したことから、特に北海道地方における地震防災対策強化が必要となっている。
 このような状況のもと、平成16年4月には「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」(以下、特別措置法)が制定(平成17年9月施行)、平成18年2月には日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震が発生した場合に著しい被害が生じる恐れがある地域が「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域」として指定された。
 北海道開発局では、平成18年9月「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進計画(以下、「推進計画」という。)」を定め、地震津波災害を防止・軽減するための防災対策を推進することとした。一方、平成17年5月から局内に「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係わる地震津波対策アクションプラン策定会議」を設置し、地震津波対策の検討を行ってきた。特に津波対策については巨大津波に対して各部門に精通した専門家のアドバイスを頂き検討を進めてきた。
 以上より、本アクションプランは「推進計画」を踏まえ「人的被害の最小化」を目指し、緊急的に取り組む対策として今後概ね5年以内に対応すべき対策について、取りまとめたものである。なお、今後、必要に応じて見直しを実施していくこととする。

お問合せ先

事業振興部 防災課 企画係

  • 電話番号:011-709-2311(5459)
  • ファクシミリ:011-709-2132

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