現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 広報室
  3. WEB広報誌 かいはつグラフ
  4. WEB広報誌 かいはつグラフ2017.2
  5. かわまちづくり

かわまちづくり

かわまちづくり

 観光などの活性化に繋がる景観・歴史・文化等の河川が有する地域の魅力という「資源」や地域の創意としての「知恵」を活かし、地方公共団体や地元住民との連携の下で立案された、実現性の高い河川や水辺の整備・利活用計画による、良好なまちと水辺が融合した空間形成の円滑な推進を図る取組です。

かわまちづくり支援制度 事業の概要

ソフト支援 ハード支援
 民間事業者による河川敷の
イベント広場やオープンカフェ
等への利用制度(都市及び
地域の再生等のために利用
する施設に係る占用の特例)
等を活用し、河川管理者とし
て「地域づくりのためのフォ
ローアップ」を積極的に支援し
ます。
 治水上及び河川利用上の
安全・安心に係る河川管理
施設の整備を通じ、まちづく
りと一体となった水辺整備
を支援します。
かわまちづくり支援制度の流れ
  • (図)かわまちづくり支援制度の流れ

北海道のかわまちづくり

 これまでも水辺空間を活かした様々な活動が行われておりますが、さらに川を活かしたまちづくりや水辺環境の整備等を推進するため、現在、北海道内で11箇所において「かわまちづくり支援制度」に登録され、水辺を活用した空間の整備が行われています。
 北海道開発局が管理する河川では6箇所が登録されており、次にその中の一つである美瑛川地区かわまちづくりについて、ご紹介します。

美瑛川地区かわまちづくり

 「丘のまちびえい」として広く知られる美しい景観や、世界的に有名となった「青い池」、サイクリングイベントへの参加を目的に多くの観光客が訪れる美瑛川で、まちづくりと連携して、地域の活性化を生み出す「かわまちづくり」を実施しています。
【美瑛川地区かわまちづくりの概要】
 丘陵地帯と緑豊かで雄大な自然環境を活かしたサイクルツーリズムの普及・振興に努めている美瑛町で、美瑛川の河川空間をサイクリングなどで活用する地域活性化の取組が行われています。
 平成25年、美瑛川周辺における地域活性化のための整備のあり方などを検討する「十勝岳・美瑛川地域連携施策検討委員会」を設立し、地域の方々とともに意見交換を行いました。
 そして、平成26年3月、美瑛川の河川空間をサイクリングなどで活用して地域活性化を図ることを目的とした「美瑛川地区かわまちづくり」計画を策定し、国土交通省「かわまちづくり支援制度」に登録されたところです。
 北海道内や地元のサイクリスト、美瑛川沿いの飲食店経営者などから意見を聞くためのワーキンググループ(WG)を開催し、地域と連携した効果的な活用に向けて取り組んでいるところです。
  • 美しい景観「美瑛川と十勝岳」 美しい景観「美瑛川と十勝岳」
  • 観光スポットとして有名な「青い池」 観光スポットとして有名な「青い池」
  • サイクリングが人気のまち「美瑛」 サイクリングが人気のまち「美瑛」
(グラフ)美瑛町における観光入込客数の推移
近年、サイクリングや観光スポットとして有名な「青い池」を目的とした外国人を含む観光客が増加しています。
  • 矢印
整備イメージ
まちづくりと連携した水辺整備を実施することにより、美瑛川が地域観光資源をつなぐ役割を果たします。
【美瑛 地域観光資源エリアMAP】
  • (図)美瑛 地域観光資源エリアMAP
■美瑛川の河川空間を活用し、離れた2つの観光エリアを直結し、美瑛川自体も新たな観光資源となります。
■サイクリング愛好者や新たな観光客の掘り起こしにより、さらなる観光客の増加が期待されます。
■地域との連携を図り、美瑛川沿いのカフェやペンションなどの利用客増加のほか、新店舗出店など相乗効果が期待されます。

お問合せ先

開発監理部 広報室

  • 電話番号:011-709-2311
  • ファクシミリ:011-709-8995

現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 広報室
  3. WEB広報誌 かいはつグラフ
  4. WEB広報誌 かいはつグラフ2017.2
  5. かわまちづくり