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北海道の地方部における定住環境・観光・安全を支える道路ネットワーク

北海道総合開発計画

 新計画では、「食」「観光」を戦略的産業として育成し、人口減少時代にあっても、これまで蓄積されてきた豊富な資源など、北海道がもつポテンシャルを最大限に活用することにより、長期を見据えて『世界の北海道』を目指すこととしています。
 『世界の北海道』をキャッチフレーズにして、「人が輝く地域社会」、「世界に目を向けた産業」、「強靱で持続可能な国土」という3つの目標を掲げており、ここでは、それらの目標達成に資する道路整備事業及び港湾整備事業について紹介しています。

北海道の地方部における定住環境・観光・安全を支える道路ネットワーク

 北海道は、広域分散型の地域構造であり、農林水産業を中心とする物流の効率化、道内外から訪れる観光客の移動の利便性向上や、拠点都市・医療施設への移動時間短縮などが求められています。 
 広域分散型社会を形成する北海道において、広域的な交流・連携の確保、生産地や観光地、空港・港湾等とのアクセス強化により、地域社会の維持増進に向け地域経済・産業を支える高規格幹線道路等の整備を推進します。
広域分散型社会を形成する北海道
  • 広域分散型社会を形成する北海道1
  • 北海道と本州での距離感の比較
  • グラフ 平均道路距離
以下では、道路ネットワーク整備のストック効果を目標に即してご紹介します。

人が輝く地域社会の形成

広域買い物バスツアーの再開
  • 広域買い物バスツアー
  • 日帰りバスツアー参加者数の変化
  • 百貨店担当者の声
 浦幌IC~白糠IC間の開通を契機に、集客の好機として釧路発着の帯広百貨店日帰りバスツアーが約1年ぶりに再開されました。開通により、移動時間が短縮された分、帯広市での買い物時間が増加しました。またツアー参加者は開通前の約4倍になるなど、地域間交流が促進されています。
医療圏の拡大と選択肢の拡大
  • 救急搬送状況
  • 救急搬送依存率
 十勝、釧路圏では高次医療施設が帯広市、釧路市に集積しています。高規格幹線道路の整備により、高次医療施設への救急搬送のアクセス性の向上や救急搬送先の選択肢の拡大が期待されています。

世界に目を向けた産業の振興

沿線施設の観光入込客数が増加
■道東自動車道・釧路外環状道路沿線の観光活性化
  • GW期間中の入込客状況
  • 開通後の地域の声

強靱で持続可能な国土の形成

災害時における代替路の確保
 平成28年8月の台風第10号により、道東自動車道、国道38号、国道274号が被災し、東西の交流が寸断され、日本の「食」を支えている道東エリアとの命脈が危機的状況に陥りました。
 このような状況の中、被災直後の8月31日については、旭川・紋別自動車道、または国道336号えりも岬経由が代替路として道東と道央の交通を確保しました。
 大動脈である道東自動車道は、8月29日夜、一部通行止めとなりましたが、9月1日の通行開始と同時に被災した国道と並行する区間で代替路(無料)措置を実施し、日高山脈を越える東西軸の交通を確保し、物流・人流への影響を最小限に食い止めることができました。
  • 通行止め箇所
  • 通行状況
平成29年秋を目標に国道274号日勝峠の通行止めを解除するために
 平成28年8月30日からの台風第10号の影響により、通行止めとしている国道274号日勝峠については、車両進入が困難な箇所の被災状況の調査を徒歩のほか、自転車・ヘリコプターによる移動、落橋箇所でのゴムボートによる渡河等の様々な工夫により、実施してきました。


 ■国道274号日勝峠における現地調査状況

  • 熊の足跡 熊の足跡
  • 落橋箇所のゴムボートによる渡河 落橋箇所のゴムボートによる渡河
  • 自転車による移動 自転車による移動
  • 徒歩による調査 徒歩による調査
 被災により39.5キロメートルが通行止めとなっておりますが、平成29年秋頃の通行止め解除を目標に、復旧作業を行っています。

お問合せ先

開発監理部 広報室 

  • 電話番号:011-709-2311
  • ファクシミリ:011-709-8995

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