旭川・紋別自動車道 丸瀬布遠軽道路
ページ内目次
WEB広報誌 かいはつグラフ 2015.03
-
丸瀬布遠軽道路 (仮称)瀬戸瀬IC付近(平成26年11月撮影) 写真上が遠軽方向
遠軽町瀬戸瀬で施工中の丸瀬布遠軽道路 瀬戸瀬ICこ道橋(仮称)工事の様子です。
本橋は、平成28年度開通予定の瀬戸瀬IC(仮称)付近に設置される橋長35.2mのコンクリート橋で耐震性や経済性等を勘案し、橋桁と橋台が一体となる「ポータルラーメン橋(橋台部:ジョイントレス)構造を採用しています
本橋は、平成28年度開通予定の瀬戸瀬IC(仮称)付近に設置される橋長35.2mのコンクリート橋で耐震性や経済性等を勘案し、橋桁と橋台が一体となる「ポータルラーメン橋(橋台部:ジョイントレス)構造を採用しています
現在、コンクリート打設(型枠に練り混ぜたコンクリートを流し込む作業です)した橋台部の養生を行っています。
養生とは、コンクリートが硬化するまでの一定期間、湿度や温度を適切に保ち、ひび割れを防ぎ十分な強度を発現させるための重要な工程です。
養生とは、コンクリートが硬化するまでの一定期間、湿度や温度を適切に保ち、ひび割れを防ぎ十分な強度を発現させるための重要な工程です。
一定温度に保たれた覆いの中は、養生中の橋台とその周りに組まれた足場等で埋め尽くされています。(平成27年2月)
旭川・紋別自動車道は、北海道縦貫自動車道 比布ジャンクションを起点に愛別町・上川町・遠軽町・湧別町を経由して紋別市に至る延長約130キロメートルの自動車専用道路です。
現在までに比布ジャンクションから丸瀬布ICまでの約80キロメートルが開通し、その先の丸瀬布ICから遠軽豊里までの約18キロメートル(丸瀬布遠軽道路)の整備を進めています
旭川・紋別自動車道の整備により、大幅に移動時間が短縮されるだけではなく、夏冬問わず、一年を通じて快適な走行性が確保されます。これにより、北見市、紋別市、遠軽町等の周辺市町村では、生活の行動範囲が大きく広がり、近隣都市ばかりではなく、札幌市や旭川市などへも気軽に出かけられるようになります。
より安全・安心な道路を確保し、広域分散型の地域構造である北海道の暮らしを支えます。
より安全・安心な道路を確保し、広域分散型の地域構造である北海道の暮らしを支えます。
旭川・紋別自動車道の整備により、地域一帯の基幹産業である、農業・漁業・林業の収穫物などの輸送効率が格段にアップし、市場のニーズに即応した供給が可能になります。
このため、物流拠点としての機能が向上し、新しい産業や工業団地の建設等、地域経済の活性化が期待されます。
このため、物流拠点としての機能が向上し、新しい産業や工業団地の建設等、地域経済の活性化が期待されます。
専門医などが不足している人口の少ない市町村では近隣都市の施設に頼らざるを得ません。
救急搬送などの医療活動には道路整備が大きく左右します。
旭川・紋別自動車道の完成により高次医療施設を有する旭川市への圏域を超える迅速かつ揺れの少ない安定的な搬送が可能となり、オホーツク地域の医療活動に貢献します。
救急搬送などの医療活動には道路整備が大きく左右します。
旭川・紋別自動車道の完成により高次医療施設を有する旭川市への圏域を超える迅速かつ揺れの少ない安定的な搬送が可能となり、オホーツク地域の医療活動に貢献します。
旭川・紋別自動車道の整備により、他の高規格道路や一般国道、さらに旭川空港、紋別空港と連結し、時間距離の短縮、定時性の確保が図られます。
道内各方面や関東・関西との近接性が高まり、生鮮食料品等の安定的な輸送、市場圏の拡大、市場競争力の強化などの効果が期待されます。
道内各方面や関東・関西との近接性が高まり、生鮮食料品等の安定的な輸送、市場圏の拡大、市場競争力の強化などの効果が期待されます。
旭川・紋別自動車道の沿線は、北海道を代表する景勝地として知られ、毎年季節を問わず多くの観光客が訪れます。
この路線の整備により、札幌をはじめとする道央圏、さらに航空輸送との連携により、本州や海外からの観光客の利便性が向上し、より多くの観光客の動員を見込むことができ、沿線観光地への観光需要の増大が期待されます。
この路線の整備により、札幌をはじめとする道央圏、さらに航空輸送との連携により、本州や海外からの観光客の利便性が向上し、より多くの観光客の動員を見込むことができ、沿線観光地への観光需要の増大が期待されます。