概要

　平成27年2月16日(月曜日)、「北海道太平洋側港湾BCP策定検討会」を札幌市で開催しました。
本検討会は、北海道太平洋側港湾（函館、室蘭、苫小牧、十勝、釧路、根室の6港湾を対象）が、広域かつ甚大な被害が発生した場合に港湾物流機能の継続もしくは早期回復のため、北海道開発局、北海道庁、港湾管理者等、関係機関が連携・協働して取り組む共通の行動計画の策定を目的として設置し、検討を進めています。
最初に、岸座長(北海道大学工学院准教授)から、「各港湾における横の連携は重要。まずは考え方を整理し、策定後の訓練などを通じて、長期的なスパンでの検討が必要」と述べられました。
引き続き、事務局より「本計画の役割と基本方針」、「港湾物流機能継続のための目標・方針」等について提示しました。
　委員からは、「多様な被害が想定されるため、計画にこだわらず臨機応変に対応することが大事」など、多数の意見が出されました。
　次回以降は、機能継続のための行動計画についての検討も進め、平成27年度中を目標に「北海道太平洋側港湾BCP」を策定する予定です。