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石狩川治水史(5-1)

石狩川治水史(5-1)

  • 第2回石狩川治水史 後編
  • 泥炭地開発の巨大プロジェクトが動き出した 篠津地域泥炭地開発事業
世銀の農業調査団が北海道を訪れる
  終戦後、日本はひどい食糧難に見舞われた。食べるものを求めて、多くの人が右往左往した時代である。世界からの支援がなければ、この状態から立ち直れなかったにちがいない。1954年8月、世界銀行の農業調査団が、北海道にやって来た。世界銀行は、戦災国の経済復興や後進国開発を進める国際機構で、日本政府が農用地開発のための融資を要請したのに応じて、来日したものである。

 調査団は各国の土壌、畜産、行政などのプロフェッショナルで構成され、愛知用水、八郎潟、長崎干拓地、石狩川流域泥炭地、根釧原野などを重点的に調査した。
 それぞれについて、投資資金の効率、完成期間、事業効果などについて綿密な調査をした結果、調査団が出した結論は、石狩川流域泥炭地が日本でもっとも有望な農業地帯であるというものだった。
 これにより、篠津地域泥炭地開発事業に実現の見通しが立った。というのも、戦後の食糧難のなかで、新しい農用地を開発することが急務であったとはいえ、敗戦国である日本に十分な開発予算があったはずがない。
 世銀の融資が実現してはじめて、泥炭地開発の巨大なプロジェクトはゆっくり動き始めた。


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建設部 河川計画課 企画係

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