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第7号

北海道マリンビジョン メールマガジン 第7号

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 北海道マリンビジョン メールマガジン
              2007/12/18 第7号

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★ 目 次 ★

【1】マリンビジョンの持続的な取組みについて

【2】第3次モデル地域マリンビジョンの地域指定をいたしました
             
【3】地域からの便り
  ■ 寿都地域
  ■ 雄武地域

【4】「活力ある漁村づくりモデル育成事業」活用状況
  ■ 根室(落石・歯舞)地域

【5】アドバイザー派遣制度活用による講演会が開催されます

【6】耳より情報
  ■ マリンビジョンフェアを開催します
  ■ 地域マリンビジョン推進会議開催
■ 女性交流会議を始動
■ 農山漁村活性化プロジェクト支援交付金説明会の開催

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【1】マリンビジョンの持続的な取組みについて
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           北海道開発局 水産課 課長補佐 早川哲也

 まずは、マリンビジョンにつきまして、最終となる第3次に指定されました8地域の皆様に、心からお喜び申し上げます。

 地域の自主性を尊重するマリンビジョンですが、ほぼ北海道全域の27地域で策定されたところです。まさに地域の皆様のご尽力の結果であり、今後の方向性につい
てスタートラインに立ったという意味では本当に良かった取組みと感じています。

 今後、地域マリンビジョンを策定しただけに終わらずに、「持続的な取組み」をキーワードとし、定期的に議論を重ねる場を設けて頂くようお願いします。策定した
ときと同様に、必ず、良いアイディアが出てくるはずです。

 特に、地域指定された皆様におかれましては、北海道各地域のお手本であり、周りから常に注目されておりますので、他地域の先導役ということを意識して取り組ん
でください。

 また、今回、残念ながら地域指定に至らなかった皆様におかれましては、策定していただいたマリンビジョンは、地域での様々な議論や地域資源の見直し等、地域に
とって価値あるものであることは間違いありません。北海道開発局としても、指定の見なおしを含めて適切なフォローアップを検討していきたいと思いますので、更な
る推進をお願いできればと存じます。

 いずれにしましても、本メールマガジンで、本局としての取組みを若干触れておりますが、北海道開発局としても、今後、マリンビジョンの支援を充実させていきた
いと思っているところです。ただし、実行するのは皆様であるとことは、変わらないスタンスであることを申し添えます。

 最後になりますが、各地域のマリンビジョンの推進により、北海道水産業が更に発展することを祈念するとともに、本年の開発行政へのご協力について心から感謝を
申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。

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【2】第3次モデル地域マリンビジョンの地域指定をいたしました
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  12月12日(水曜日)に第3次モデル地域マリンビジョンの指定地域について北海道開発局長定例会見において発表いたしました。

 第3次地域指定については、応募があった10地域に第2次指定で評価が保留された2地域を加えた12地域を対象として、第3者委員会であるモデル地域マリンビ
ジョン講評委員会(座長:佐伯 浩 国立大学法人北海道大学総長)による講評結果を参考に、モデル地域として6地域、推進地域として2地域が指定されました。

☆モデル地域:ウトロ地域 根室地域(歯舞地区) 福島地域 
        寿都地域 室蘭追直地域 雄武地域

★推進地域:砂原地域 函館(臼尻)地域

 地域指定は第3次指定が最終となり、第1次・第2次指定を併せた全体の状況は、北海道全体で27地域で地域マリンビジョンが策定され、モデル地域として13地
域、推進地域として5地域が指定されました。

開発局長定例会見の詳細は、ごちらをご覧ください
http://www.hkd.mlit.go.jp/kyokutyou/h19/1212/kyokutyou.html

指定状況等は、こちらをご覧ください
http://www.hkd.mlit.go.jp/zigyoka/z_gyoko/mv21_appearance.html
 
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【3】地域からの便り
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■寿都地域
  ~小規模事業者新事業全国展開支援事業(経産省補助)等を活用
   したホッケ魚醤づくり~

              寿都町産業振興課 参事 瀧山 修市

 寿都町は、特産品である「生炊きしらす」や「飯寿し」が多くの人に知られているように水産加工品製造が発達した町です。製造業全体に占める水産加工品製造の割
合は98%と極めて高く、水産加工業の隆盛が寿都町の産業発展には欠かせない状況となっていますが、近年は水産加工品の製造量が減少傾向です。
  また、寿都町のホッケ漁獲量は3,383トン(平成16年度)と町全体の漁獲量(5,245トン)の64.5%を占めていますが、漁獲金額は125百万円
(15.5%)と漁獲量に比較し低いレベルにあり、ホッケに付加価値を付ける工夫が求められていました。

 このような状況の中、町内の水産加工業者12社が結束し、新たな特産品を創出して水産加工業の再興と町の産業発展を目指す取組が平成18年から始まりました。
  新たな特産品としては、現状でホッケの漁獲量が極めて多く、コウナゴなどの他魚種に比べ地元加工割合が低いことから、地元にとってホッケの加工品を製造し付加
価値を高めることが最も良いと考えられ、その加工品の中から「ホッケ魚醤」の製造とホッケ魚醤を使用した干し魚の開発を行うこととなりました。

 この取組を行う上で、経済産業省の補助事業を活用するため、平成18年度は、(独)中小企業基盤整備機構の「地域経済活性化F/S事業」の採択を受け基本構想
と実施計画を樹立し、平成19年度は、全国商工会連合会の「小規模事業者新事業全国展開支援事業」の採択を受けて事業を進めています。

 ホッケ魚醤の製造は、北海道食品加工研究センターの指導を仰ぎ、平成19年6月から開始し、7月下旬に1回目の試作品が完成し、現在は2回目の仕込み中で平成
20年1月の完成を予定しています。
  ホッケ魚醤の製造段階では、寿都商工会を事務局として、水産加工業者12社の他、流通や栄養学の学識者、アートディレクター、魚醤製造専門家、まちづくりコン
サルタント、役場から構成するメンバーを交えた委員会や研究会をこれまでに10回実施して事業を進めてきました。

 ホッケ魚醤の商品名は、誰もが寿都をイメージできる「寿都のだし風」と命名し、町民を対象とした調理講習会や町内外のイベントでの試食会を開催して皆様の嗜好
を調査しています。
  ホッケ魚醤「寿都のだし風」の評価は、「うま味を感じさせる」、「後味がさっぱりしている」、「魚臭さがない」など好評を得ており、「野菜炒め」、「チャーハ
ン」、「鍋料理」などに利用され、「生炊きしらす」に次ぐ寿都のブランド商品に育って欲しいのと期待が町民から多く寄せられています。

 この取組が新ブランドの創出とホッケの付加価値向上に貢献し、それによる水産加工業の発展など町民の期待度も高いことから、ホッケ魚醤の販売を早期に実現する
ことを目指しています。

詳細な情報はこちらへ
  寿都町のホームページ:
   http://www.suttu.jp/kouhou/200709/2.pdf
   http://www.suttu.jp/kouhou/200709/3.pdf

■雄武地域
  ~第1回「雄武の宝」うまいもんまつり~

           雄武町 産業振興課 水産係長 大石 嗣夫

 去る10月28日、秋晴れに恵まれた天候のもと第1回雄武の宝“うまいもん”まつりが開催され、雄武町の海の幸、山の幸などの“うまいもん”を目当てに、町内
はもとより町外からもたくさんのグルメの皆さんが集まりました。このまつりは、水産業を核とした地域づくりを地域の人たちが考え実行する「雄武地域マリンビジョ
ン計画」の一端として実施したもので、それにふさわしい賑わいを見せました。
 
  雄武地域マリンビジョンを計画するにあたっては、地域のあらゆる分野の方々による討論が行われましたが、「雄武にはたくさんの資源、取組、文化があるが町民に
理解されていない。」、「地域ぐるみの取組があれば多くの相乗効果が生まれ地域振興につながる。」など多くの貴重な意見が出され、これらの意見をもとに雄武にあ
る様々な資源、文化、そしてこれらを利用した取組を「雄武の宝」と名付け、農林水産業及び商工業が連携した地域ブランドの創出・発展を目指すこととしました。
 
  “うまいもん”まつりは、雄武地域マリンビジョン計画の具現化をしたものでありますが、マリンビジョン計画及び雄武の宝の由縁を知ってもらうため、実際に「見
て、触って、味わって」を基本に内容を構成し、又、会場内にその内容がよくわかるようにその概要を書いた特大パネルの設置とパンフレットの配布をし、大勢の方々
が「雄武の宝」を知ることができたと思います。

 それでは、会場の様子を紹介します。

 まつり会場では、漁協、農協、水産加工協、商工会、森林組合などがテントを構え、地元産品を中心とした食の提供や販売を行いました。

 用意された地元産品は、漁協が朝水揚されたばかりの新鮮な鮭やイクラなどを、農協が雄武産牛肉を使用した贅沢な串焼きや地元農家の手作りチーズなどを、雄武食
卓の会がダッタンそばを使った香り豊かなコロッケやお茶漬けなどを、他にも地元の水産加工品など、まさに「雄武の宝」が店頭に並んでいました。

 アトラクション関係では、このまつりの呼び物の一つである「雄武の“うまいもん”無料提供」があり、アキアジ鍋、牛乳まろやかシチュー、アキアジのバターホイ
ル焼き、極上イクラ丼などが振舞われ、これらを食された皆さんは雄武の“うまいもん”に舌鼓を打っていました。
 
又、漁協による「鮭のつかみ取り」では、鮭100尾が水槽に放され、元気いっぱいに泳ぐ鮭をつかもうと大人も子供も大奮闘!見ている人たちの笑いを誘っており
ました。捕まえた鮭は、さっそく水産加工協の人たちに捌いてもらい、ニコニコ顔で持ち帰りました。

 農協からはなんと「じゃがいもの詰め放題」、1トンが無料。山盛りとなったじゃがいもの前には、始まりのアナウンスとともに長蛇の列ができ、袋一杯に詰めよう
と皆さん必死の様子。じゃがいもをいっぱい詰めた袋を見て皆さんは、とてもうれしそうでした。

 更に、水産加工業協同組合では加工品をお買い上げの方に「サンマの詰放題」という特典まで用意されました!
 
第1回雄武の宝“うまいもん”まつりは、準備期間が短く反省点も多かったのですが、雄武のうまいもんを食べて、買って、詰めて、捕まえてとうまいもんづくしと
なったまつりでした。

 “うまいもん”まつりなど雄武地域マリンビジョンの取組は雄武町のホームページで紹介しておりますので、是非ご覧ください。

※雄武町ホームページアドレス
http://www.town.oumu.hokkaido.jp/hotnews/category.php?cid=6

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【4】「活力ある漁村づくりモデル育成事業」活用状況
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  水産庁の今年度の新規事業である「活力ある漁村づくりモデル育成事業」については、全国で7事業が選定されましたが、このうち3事業(厚岸地域、根室落石地
域、根室歯舞地域)が北海道のマリンビジョンの取組に関係するものです。

 今回、マリンビジョン協議会が補助金交付を受けた、根室地域の落石地区と歯舞地区について報告をいただきましたのでご紹介します。

■活力ある漁村づくりモデル育成事業の活用状況の紹介(根室地域)
 
        根室市水産経済部水産港湾課水産振興係 西田  悟
 
  本年6月、水産庁において、漁村地域の活性化に資する先導的な取り組みを支援する「平成19年度活力ある漁村づくりモデル育成事業」の公募があり、落石及び歯
舞地区マリンビジョン協議会は、地域マリンビジョンのさらなる推進を図るため、本支援事業の応募要領に基づき課題提案書を提出、有識者委員会の審査を経て、同年
8月、全国で7つのモデル事業として、落石地区・歯舞地区のそれぞれが選定されました。
 
  今回のモデル選定に至る重要なポイントとなった課題提案書の作成については、本モデル育成事業の公示から、提出期限まで約1ヶ月という短期間での作業でした
が、両地区共にマリンビジョンの具現化のため、目標を定めた計画策定と各アクシヨンプログラムを既に実行していたことから特段の苦労はありませんでした。

 事業概要については、共に「マリンビジョン計画書」の短期計画に位置付けられた平成19年度のアクションプログラムの内、費用を伴うものであり、落石地区にお
いては、当該計画書のキャッチコピーにもなっている「自然環境と共生した漁業と暮らしの再構築事業」として、「水産物の衛生管理体制の強化」「つくり育てる漁業
の振興・足腰の強い落石沿岸漁業の活性化」「観光・都市漁村交流の促進」「水産物の流通改善と付加価値化」に取り組み、自然共生型エコツーリズムネットワークと
漁業を核とした定住環境づくりの構築を目指すものであり、本事業の主な活用については、「落石地区独自の衛生管理マニュアル作成経費」「三里浜フットパス整備経
費」「ネットコミュニティ事業経費」です。

 一方、歯舞地区においては、「地域協働による漁村活性化事業」として、当該計画書の柱である「歯舞ブランド確立に向けた多様な取り組みの展開」「ブランド化へ
の取り組みによる漁業の振興」「漁業からの新たな取り組みによる納沙布岬観光の振興」により、地域協働のブランド化を進め、水産業はもとより地域の活性化を目指
すというものであり、本事業の主な活用については、「漁場マップ作成経費」「子供を対象とした水産教室経費」「歯舞水産物PR経費」「歯舞昆布まつり経費」で
す。

 今回の選定については、マリンビジョンの取り組みを通じ、事業内容はもとより、地域のやる気・実行力が評価されたものと理解しており、今後とも、現状に満足す
ることなく、地域資源を活用した新たな産業構造の形成や都市と漁村の共生・対流等、漁村に対する新たなニーズに的確に対応するとともに、地域が創意工夫し地域自
ら考え行動する意欲的で先進的な取り組みを推進していくものです。


■この他の事業については、こちらをごらんください
http://www.maff.go.jp/www/supply/cont/hojo2007080301.html

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【5】アドバイザー派遣制度活用による講演会が開催されます
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  来年1月18日(金曜日)16:00より、根室市総合文化会館において、落石地区及び歯舞地区マリンビジョン協議会の共催で、「根室地域漁村連携事業講演会」が開
催されます。

 同講演会は、リクルート北海道じゃらんのヒロ中田編集長が"「食」と「観光」で根室を活性化!~ご当地グルメを創りませんか~ "と題した講演を行い、地場生
産物等の魅力を活かした商品開発、都市と漁村との交流による地域振興について知見を深める目的で開催され、アドバイザー派遣制度が活用されたものです。
 
  アドバイザー派遣の支援は、今後も実施する予定ですので、制度に関するご質問等ございましたら、最寄りの開発建設部までお問い合わせください。

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【6】耳より情報
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■マリンビジョンに係る物産展の開催
  最終である第3次指定地域が決定し、平成16年度から始まった地域マリンビジョンの取組も節目を迎えたことから、モデル地域、推進地域の皆様が参加して、物産
展を開催する予定です。
  概要は次のとおりですが、具体の内容は今後お知らせいたします。

 日程:平成20年2月21日(木曜日)~26日(火曜日) 6日間
  会場:さっぽろ東急百貨店地下1階
  参加地域:苫前、寿都、奥尻、松前江良、登別白老、大津、厚岸、      根室落石、根室歯舞、羅臼、サロマ湖、雄武

■地域マリンビジョン推進会議の開催
  例年、開催しています「地域マリンビジョン推進会議」を来年2月26日(火曜日)に札幌第1合同庁舎で開催いたします。
  この推進会議は、先進事例の情報提供や各地域の情報交換を目的として、地域マリンビジョンに取組まれている皆様が一同に会し行われるものです。
  今年度の会議では、水産庁事業の紹介や女性活動等についての講演の他、第3次でモデル地域として指定された地域の活動報告等を行う予定です。

■女性交流会議を始動
  各地域においてマリンビジョンの推進に女性が重要な役割を担っているとともに、今年度に策定された新たな水産基本計画において、女性の水産業への参画の促進が
謳われています。
  今後のマリンビジョンの推進のため、女性の声を発信する機会や情報交換の場として、「マリンビジョン女性交流会議(仮)」を構築することとし、その活動を本格
化するための「準備会議」をモデル地域の代表の女性に参加していただき、来年2月27日(水曜日)に札幌第1合同庁舎にて開催する予定です。

■農山漁村活性化プロジェクト支援交付金説明会の開催
  今年度創設された「農山漁村活性化プロジェクト支援交付金」の説明会が市町村の方を対象に釧路、札幌、旭川の3会場で開催されます。
  主な内容は、同交付金の制度内容、平成20年度予算の概要説明、および交付金の活用を検討している市町村への個別相談等です。
  マリンビジョンの取り組みに活用できるかもしれませんので、参加されてはいかがでしょうか。
  日程等は以下のとおりです。

 平成20年1月22日(火曜日) 13:00~16:00 釧路市生涯学習センター
  平成20年1月23日(水曜日) 13:30~16:30 かでる2・7(札幌)
  平成20年1月24日(木曜日) 13:00~16:00 ロワジールホテル旭川 
 
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編集後記
  今年も残り僅かとなりました。
  メールマガジンへのご協力を始め、みなさまには大変お世話になりました。
  おかげさまで、今年はニュースレターからメールマガジンへとスタイルを変えながら、6回発行することができました。
  地域指定が終わり、来年はマリンビジョンの取り組みも新たな展開
となりますので、このメールマガジンも一層充実させていきたいと思います。
  1年間ありがとうございました。良いお年をお迎えください。 

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△発行▽
北海道開発局 農業水産部 水産課
http://www.hkd.mlit.go.jp/zigyoka/z_gyoko/index.htm
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目
         札幌第1合同庁舎 13階北側

本ニュースレターに関するご意見、ご要望等はこちらまで。
  e-mail suisan@hkd.mlit.go.jp
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