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第8号

北海道マリンビジョン メールマガジン 第8号

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 北海道マリンビジョン メールマガジン
              2008/1/8  第8号

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★ 目 次 ★

【1】新年を迎えて
          
【2】地域からの便り
  ■ 羅臼地域
■ 古平地域
 
【3】平成20年度北海道開発予算の水産基盤整備費の概要

【4】耳より情報
  ■ 開発局のHPに直売所・イベント情報掲載しませんか
  ■ 地域リーダー育成研修会のおしらせ
 
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【1】新年を迎えて
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            北海道開発局 水産課 課長 間辺本文

 読者の皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は品質表示偽装問題などで国民の「食」への信頼が揺らいでしまいましたが、水産関係については、皆さんの
多大なご協力により、衛生管理の推進など安全で安心な水産物の安定供給のための取組が着実に進みました。

 近年、世界の水産物の需要が高まり、国際価格が上昇し、我が国の輸入業者が思うように海外で水産物を買えない事態が発生しています。今後、世界人口が急増し、
2050年には91億人と現在の約1.5倍になると予想されており、世界の水産物需給はさらに逼迫してくると考えられています。
  このため、水産物の約半分を海外に依存する我が国として、将来にわたり水産物の安定供給を確保していくことは、緊急かつ大きな課題です。このような中、我が国
の漁業生産の約1/4を占める北海道の果たす役割はきわめて重要で、日本全体の戦略としてその生産力や供給力を高めていく必要があります。その意味においても、
皆さんが地域マリンビジョン実現の一環として取り組んで頂いている様々な取組はきわめて重要です。

 現在、政府においては、地域振興が重要なテーマの一つとなっています。地域マリンビジョンのような多様な関係者が連携して地域の活性化を図っていくことは、き
わめて意義深いものと考えられ、水産庁や国土交通本省においても評価して頂いております。

 昨年までで、漁港関係市町村、漁協を中心として、27の地域で地域マリンビジョンが策定され、モデル地域等の指定についても終了しました。一部、地域マリンビ
ジョンの策定を検討されている地域もありまが、本年からは、各マリンビジョンの実現に向け、その促進をお手伝いしていくことに重点を置いていきたいと考えており
ます。開発局では、いくつかの新たなアイデアを検討しているところで、2月26日に開催を予定している地域マリンビジョン推進会議の際にご披露したいと考えてお
ります。

 本年も、北海道開発局では、安全で多様なニーズに応えた漁港整備の推進と地域マリンビジョンの実現の支援を通して、漁業地域及び地域水産業の発展を図っていき
たいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  何かご相談があれば、お気軽に各開発建設部または本局水産課にご連絡ください。

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【2】地域からの便り
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■羅臼地域
  ~地域資源を活用した産業の振興を観光協会が中心となり推進する「スケソ体験事業」~

    羅臼町 経済部水産商工観光課 水産振興係長 平田  充

羅臼町は知床半島東側に位置する漁業の町で、四季を通じて新鮮な魚介類が水揚げされる「魚の城下町」であり、平成18年の水揚金額は134億4千万円で、全国
でも有数な水産物供給基地となっております。特に秋鮭の水揚げ量は平成19年で7年連続日本一となっております。
しかし、スケトウダラの水揚量は平成2年の11万1千トンをピークに年を追うごとに減少を続け、平成18年には1万1千トンと最盛期の10分の1まで激減し、
資源の安定・回復は難しい状況で、更に加工業の域内自給率も非常に低く、加工品及び製造品等の調達は殆どが域外に依存しているため水産物を取り扱う小売店も育た
ない状況にあります。
平成17年には「知床」の原始的な自然環境や生態系の価値が認められ世界自然遺産に登録され、町内の宿泊施設の新設や増改築、観光船の新規参入等観光事業の拡
大が進められておりますが、観光客の入込み状況は遺産登録された平成17年度は前年比6%と増加しましたが、平成18年度は予想推計を下回り平成17年度と横ば
い状態で世界自然遺産効果も落ち着いてきている状況にあります。
このような状況の中で、関係団体と連携を図りながら地域の魅力ある自然や産業、食材、文化等を活用した地域産業の振興に努める必要があります。そのため、今
回、観光協会が主体となり町や漁業者等と連携しながらスケソ漁業の体験観光を実施することになりました。
この事業に町外の多くの方々に参加して頂き、知床羅臼町の自然の厳しさとその厳しい自然の中で行われるスケソ漁業、更にはスケソ料理やタラコの加工も体験して
もらい、羅臼の厳しい自然の中から漁獲された新鮮な魚が、いかに高度な衛生管理のなかで販売されているかを体感してもらいます。

詳しくはこちらをごらんください
  http://plaza.rakuten.co.jp/shiretokorausu/diary/200712140000/


■古平地域
~古平の特産「エビ・たらこ」を教材とした食育授業~

    古平町産業課 水産係長 村上 豊

 古平町の特産である、「エビ」と「タラコ」を教材とした食育授業が去る平成19年10月17日と同年12月14日に古平小・中学校で行いました。
この試みは、子供達が「食」を通して古平の食材や文化を考え、地域や学校における食育を推進することを目的に取り組んでいます。
また、古平産食材を学校給食に積極的に使っていただくことで「地産地消」の推進が図られ、地元産業への理解も深めてもらうことも狙っています。

第1回目の取り組みとして、10月17日に全校生徒への給食での食育と併せて、「エビを教材とした食育授業」を小学4年生の教室で開催しました。
  古平産のエビは、全道の約1割弱の水揚量を占めており、古平地区において、水揚額の約2割以上を占める主要な魚種となっています。
  この授業では、古平で捕れるエビの種類、生きたホッコクアカエビ(通称、甘エビ)の特徴、消費者の皆さんが新鮮で美味しく食べられるようにするために長時間十
分に冷やことができる海水氷「シ-・アイス」を使ったエビの出荷方法、スライドや実物のエビ籠を使ったエビ漁法などの説明を行いました。
               
  第2回目の取り組みとしては、古平町の特産品として全国的に知られている「タラコを教材とした食育授業」を12月14日に小学5年生を対象に行いました。  
  
  古平町では、「タラコ」の原料である「すけとうだら」の漁獲が年々減少することから、年間を通して安定した原材料を確保するために、他に先駆けて海外に原料を
求めています。この小さい町の水産加工が世界を相手にしていることは「古平の誉れ」であり、子供達には、「古平という町への自信を持ってほしい」との願いと、古
平町史によると大正12年にすけそう漁が始められ、卵は「紅葉子」として本州に出荷し、古くからの歴史が培った製造技術があるからこそ、タラコの生産がトップク
ラスであるということを知ってほしいと考えています。
  授業では、タラコはどの魚の卵なのか、古平地区のすけとうだらの漁獲量の推移、タラコの出荷先、タラコの栄養価、町内の就業人口における水産加工就業者の占め
る人数などについて、学んで頂いています。また、最後に給食として、焼タラコを食べて頂きました。

詳細な情報はこちらへ
  古平町のホームページ:
   http://www.town.furubira.hokkaido.jp/syokuiku.pdf

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【3】平成20年度北海道開発予算の水産基盤整備費の概要
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  平成20年度の北海道水産基盤整備事業の予算額(国費ベース)は
32,448百万円(対前年度比0.972)であり、このうち北海道開発局が漁港整備を実施する直轄特定漁港漁場整備費は
17,975百万円(同1.000)と公共事業の削減が囁かれるなか、各地域の皆さま方のマリンビジョンへの積極的な取り組みもあり、直轄漁港の整備を推進する
ための一定の額が確保されたところです。引き続き、マリンビジョンの実現に向けた漁港整備を推進してまいります。
 
  また、交付金等を含め、新たな事業メニューや制度の拡充もあります。詳しくは下記の水産庁及び国土交通省北海道局のHPをご覧いただくとともにお気軽に水産課
へお問い合わせ下さい。


  水産庁HP  http://www.jfa.maff.go.jp/j/yosan/index.html
   北海道局HP http://www.mlit.go.jp/hkb/yosan/index.html

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【4】耳より情報
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■開発局のHPに直売所・イベント情報掲載しませんか
  今年度末に開発局HPの水産部門のリニューアルを予定しています。より多くの方々に各地域へ訪れていただくため、各地域の「直売所」と「イベント」の情報を掲
載するコーナーを新たに設けることを検討いたします。
  後日、依頼させていただきますので、ご協力をお願いします。

■地域リーダー育成研修会のおしらせ
  漁村の地域振興を担うリーダーを育成するため、漁村地域のリーダーとして必要とされる資質の向上および知識、技術の習得、更にはそれらの実践力、応用力の養成
を目的とした「地域リーダー育成研修会」が、1月30日、31日の2日間、東京で開催されます。
  参加資格等の制限がありませんので、興味のある方は申し込まれてはいかかでしょうか。
  先着100名、締め切りは1月18日(金曜日)です。お早めに。

詳細、申し込み方法はこちらをご覧ください   
   http://www.jific.or.jp/event/katsuryoku/
  
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編集後記
新年あけましておめでとうございます。
  札幌は穏やかに新年を迎えました、できればこのまま1年間平穏に楽しくすごしたいと思います。
  今号は、羅臼地域や古平地域から新しい取り組みをメールマガジンで紹介してほしいとの要望があったことから、予定を早めて発行することといたしました。
  今後もこのような要望にはお応えしたいと考えていますので、地域のPRに是非このメールマガジンをご活用ください。
  本年もよろしくお願いいたします。

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△発行▽
北海道開発局 農業水産部 水産課
http://www.hkd.mlit.go.jp/zigyoka/z_gyoko/index.htm
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目
         札幌第1合同庁舎 13階北側

本メールマガジンに関するご意見、ご要望等はこちらまで。
  e-mail suisan@hkd.mlit.go.jp
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