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第10号

北海道マリンビジョン メールマガジン 第10号

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 北海道マリンビジョン メールマガジン
             2008/3/18  第10号

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★ 目 次 ★

【1】マリンビジョンの連携強化
 ■ 地域マリンビジョン推進会議
 ■ マリンビジョン女性交流会議(仮称)が始動
■ "北海道一周「浜の味」ミニフェスティバル2008"大盛況!!

【2】地域からの便り
 ■ 寿都地域
      ~寿都町の魅力を感じてもらうために~
         -バスツアー「冬の寿都DEポカポカ美味し旅」を終えて-

■ 福島地域
    ~福島の将来は、おれ・わたしに任せておけ!~
    ~大学生による浜を豊かにする調査研究発表会(第2回)~


【3】「立ち上がる農山漁村」に4地域が選定

【4】耳より情報
 ■ 「活力ある漁村づくりモデル育成事業」公募開始!

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【1】マリンビジョンの連携強化
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■ 地域マリンビジョン推進会議を開催しました

 2月26日(火曜日)に地域マリンビジョン推進会議」を札幌第1合同庁舎にて開
催しました。当日は、各地域のマリンビジョン関係者約120名が出席し、講演
会とパネルディスカッションにより、今後の地域マリンビジョンの推進にむけた
情報と意見の交換が行われました。

・講演会
 水産庁漁港漁場整備部防災漁村課の高原課長補佐は、漁業集落の生活環境が厳
しい状況にある一方、体験学習等の漁村へのニーズの高まりを強調されまし
た。地域資源を活かし独自に地域の活性化にむけた取組みを支援する「活力ある漁
村づくりモデル育成事業」について説明され、地域振興の成功例として島根県海士
町の取組を紹介されました。

 知床羅臼町観光協会の三浦里紗事務局長は、羅臼町において「冬に羅臼に来て
もらう」ために漁業者や行政と観光協会が一丸となって取り組んだ「冬のスケソウ
ダラプロジェクト」等を紹介されました。このような取組で一番大事なのは、地
域に暮らす人が参加者に直接その地域の産業や文化を伝え理解してもらうことで
あり、また、どのように地域産業にお金が落ちるかであるとのこと。今後は羅臼
漁港にできた全天候型2階建て漁港(人工地盤)を漁協、行政、観光協会がいかに
利活用していくのかが大事であり、地域連携力が試されるとされました。

 東急百貨店札幌店の小野知也マネジャーは、これまでの物産展を担当してきた
経験から、物産展の販売で大切なことは、「現地の人が、地元の言葉、方言でしゃ
べって売ること」とのこと。百貨店の販売も大事なのは"人"であり、その製品を
一番知っている人間(販売員)がお客様に説明し、良い商品だと思っていただいて
買っていただくのがベストであると話されました。
 また、地方における物産展開催の苦労話、札幌東急百貨店では他の百貨店との
差別化を図るため60歳以上の高齢者の客層をターゲットにしていること等も紹介
していただきました。

・パネルディスカッション
 「マリンビジョンの持続的な取組と新たな展開」をテーマとしたパネルディス
カッションでは、高原補佐、三浦事務局長、寿都町漁業協同組合の木村親志専務
理事、根室市水産経済部の佐田正蔵水産港湾課長をパネリストに、北海道大学大
学院水産科学研究院の山下成治准教授の進行で、マリンビジョンの取組を地域に
おいて軌道にのせるまでの工夫等が紹介されたほか、今後も取組を継続させるた
めには「人材と成果」が大切であるとともに、行政の支援も必要である等の意見交
換がなされました。

■ マリンビジョン女性交流会議が始動
 各地域のマリンビジョンの推進においては、女性が大変重要な役割を担われて
いるところであり、平成19年度に策定された新たな水産基本計画においては、女
性の水産業への参画の促進が謳われているところです。
 このような背景から北海道開発局では、マリンビジョンの推進による地域の活
性化を図るため、女性の声を発信する機会や活動の更なる展開の参考となる情報
交換の場を構築するため、「マリンビジョン女性交流会議(仮称)」の設置を検討し
てきました。この度、2月27日(水曜日)に札幌第一合同庁舎において、モデル地域
で活躍されている14名の女性にお集まりいただき、マリンビジョンにおける女
性交流の必要性等について議論していただきました。

 会議では、全国における女性活動や女性ネットワークについての紹介をした
後、女性交流会議の必要性、設置した場合に期待される活動内容等について活発
な議論がなされました。
 主な意見として「それぞれの地域の魅力を伝えたり、お互いの話を聞く機会と
して、このような連携は意義がある」、「漁協女性部全員で何かやろうとしても難
しいので、やりたい人たちがグループを作って進めていくことが現実的」等が出
され、「共通の目的をもった有志による会議の必要性」が確認されました。
 今後、更なる議論を重ね、具体的な取組みをイメージしつつ全道各地の女性交
流に広げていきたいと考えています。

■ "北海道一周「浜の味」ミニフェスティバル2008"大盛況!!
 2月21日(木曜日)~26日(火曜日)の6日間、東急百貨店札幌店において、"北海
道一周「浜の味」ミニフェスティバル2008"が開催されました。本フェスティバル
は、モデル地域・推進地域から12地域が参加し自慢の水産品を販売するととも
に、マリンビジョンに関するパネル展示をしました。

 開催期間中は低気圧による悪天候が続き、東急百貨店全体の入店客数が前年よ
り少ないという状況にも関わらず、売り上げがイベント平均の2倍近くとなる大
盛況の結果となりました。特に、地元の方が自ら商品を販売し、消費者の方と商
品のPRや調理方法等についてコミュニケーションがとれたのが、好評だったよう
です。

 本フェスティバルに参加していただいた地域の皆様、多くの関係者の皆様に感
謝申し上げます。皆様の声を聞きながら、来年度の開催についても検討していき
ます。

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【2】地域からの便り
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■ 寿都地域
      ~寿都町の魅力を感じてもらうために~
         -バスツアー「冬の寿都DEポカポカ美味し旅」を終えて-

寿都町観光交流センター 渋谷香奈

私がこの寿都町観光交流センターの職員としてやってきたのは昨年の6月のこと
です。それまでは十勝で育ち、東京と札幌で働いてきた私にとって、この町は実
は名前もよく覚えていなかった未知の土地でした。

山育ちの私にとって、初めての海辺の町での暮らしは、半年以上たった今でも
数々の新鮮な驚きを与えてくれています。とにかく、毎日見ていても飽きな
い、青い海がきらめく風景。それまではあまり食べていなかった新鮮な魚介類
や、みがきにしんや糠ほっけなどの加工品を、町のお母さんたちに食べ方を丁寧
に教えてもらって実践してみると…「こんなに美味しいものなのか」と、感激して
しまいました。

寿都町は人口は3600名ほどの小さな町です。しかし、鰊漁で栄えた頃にさか
のぼり400年近くもの深い歴史を持っています。ホッケを中心に様々な魚種が
獲れる豊かな寿都湾を中心に、漁業と水産加工品製造業で成り立ってきまし
た。知れば知るほどに面白く豊かな、この寿都町という”港町の魅力”を、観光交
流センター(春から道の駅となります)を中心に伝えて行きたい。日に日にそん
な思いが強くなっています。

「この町の魅力を伝えるには、実際に町の足を運んでもらい、町の人々と触れっ
てもらうのが一番効果的なのではないだろうか」と、昨年の冬から観光交流セン
ター運営委員会で企画を始め、今回お手伝いいただいたニューホリデーさんと一
緒に、3月2日に日帰りバスツア-を行いました。

参加者は札幌近郊から41名。あまり観光客に足を運んでもらえない”寿都の
冬”の豊かさと奥深さを知ってもらうためにコースを絞り込み、ただ美味しいもの
を食べて帰ってもらうだけではなく、美味しいものが産まれる場所、作っている
人の顔やその背景が見え、作り手の思いを伝えることを大切に町のみなさんと一
緒に企画を進めてきました。

 決定したコースは、この町のもうひとつの名物である、厳しい冬の風を利用し
て美味しい水産加工品を作る加工屋さん2件、歴史的建造物である鰊御殿のそれ
ぞれ見学とお話し。お昼は浜のお母さんたち手作りの旬のアンコウの鍋と毛ガニ
鍋、お刺身、天然寒のりと生炊きしらす佃煮のプチ丼などを食べていただき、最
後に温泉であたたまって帰ってもらうという内容となりました。

今回生産現場の見学にご協力いただいた加工屋さんは、寒風やぐら干しの吉野商
店さん、みりん干しの加藤商店さん。それぞれ、化学調味料に頼らず、手作りの
味を大切にして、寒さが厳しい冬だけ生産している方々です。ツアーのみなさん
は、直に生産の現場に触れ、商品の価値を見いだしてくだっさったようで、わず
かな時間で商品も飛ぶように売れて行きました。

 昼食後には今回昼に食べてもらった寿都の冬の旬の魚介類について、役場の水
産係からお話していただきました。さらにプチ丼として登場した名物「生炊きし
らす佃煮」についても、春のコウナゴ漁と伝統的な作り方について、カネキ南波
商店の社長さんにお話していただきました。また、この夏発売予定のホッケの魚
醤「寿都のだし風」について商工会事務局長からのお話と、魚醤を使った「ホッ
ケの魚醤干し」の試食も行い「どこで買えるの?」「いくらで売るの?」な
ど、関心を寄せていただくことができました。

 みなさんとのお別れの時間が近づくと、初めてバスガイドをした私と役場の商
工観光担当の柴田君に「こんな楽しいツアーははじめて、ありがとうね」「町の
人たちの熱意を感じたよ」「もっとガイドがんばれよ、またくるから」など、あ
たたかい言葉をかけてくださいました。

 また、今回一緒にこのツアーを造り上げた、実行委員、商工会女性部、青年部
のみなさんからも、「直にお客さんと触れ合えて楽しかった」「熱心に話しを聞
いてくれた」「寿都の今後のヒントを見つけた」など、それぞれに小さな光を見
つけることができたのかもしれません。

 長く続けて行くための課題は山積みですが「寿都にまた遊びにきたい」「寿都
の海で獲れた魚介類は美味しい」そう思っていただける、「寿都ファン」の方が
少しずつでも増えるように、今後も色々な方と協力し合い、できる範囲で継続的
に続けて行けたなら…と思っています。そして田舎ならではの人々のあたたか
さ、美味しいものが産まれる豊かな環境に、直に触れてもらえるツアーを通し
て、”港町寿都”の良さをもっと伝えて行きたいと思っています。

■福島地域

~福島の将来は、おれ・私にまかせておけ!~
~大学生による浜を豊かにする調査研究発表会(第2回)~

        福島町 産業課水産グループ 主事補 澤田 元気

福島の将来は、おれ・わたしに任せておけ!
みんなで考えて、みんなで発表!
 2月29日(金曜日)、福島中学校生徒108名と吉岡中学校生徒28名、計
136名による「合同総合学習会」を実施しました。
 当日は、北大水産学部の学生による「我が福島町の昔とこれから」と題した研
究成果の発表に中学生からは、「福島って、こんなに歴史があったんだ!」と興
味津々。
引き続き、中学3年生をリーダーとした10グループが、中学校の先生が見守る
中でKJ法を使って5つのテーマについて「福島の将来像」を考えました。
「スルメを使った宇宙食を考えたい」「福島のおいしい食材をネット販売した
い」「将来、福島の食材や製品を扱ったレストランをやろう」「自分達にも福島
の為に出来ることがあるんだ!」と、たくさんのアイディアや夢を語り、発表し
ました。
中学校の先生方も、「福島の将来が楽しみです。」とうれしそうでした。

~大学生による浜を豊かにする調査研究発表会(第2回)~
地元漁業者・町民もビックリ!感激!
 3月4日(火曜日)、福島漁村センターで漁業者等を対象に、北大水産学部と公立
はこだて未来大学の学生による、調査研究発表会が実施されました。
 町長の挨拶の後、未来大学からは「9年後に延伸される新幹線をどのように活
用するかが重要」、また、北大水産学部からは、「福島町の中学生136名が考
える【福島の将来像】」の概要報告等、9つの研究発表がありました。
 漁業者からは、「福島のことを、こんなに調査しているとは思わなかった。勉
強になった」、「これからの福島町の将来を中学生が考えている。なんだか嬉し
くなった」との感想。
 発表会終了後に行われた町内漁業者との意見交換会では、直接漁業者の声を聞
く機会の少ない学生にとっても、貴重な時間となりました。

写真も含めたニュースは福島町HPの新着情報に掲載される予定です。
http://www.town.fukushima.hokkaido.jp/marinbijon/marinvisiontop.htm

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【3】「立ち上がる農山漁村」に4地域が選定されました
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 今年度の「立ち上がる農山漁村」の優良事例として、マリンビジョンの取組が
選定されました。
 選定されたのは、第6号でご紹介しました、根室地域(落石地区)、根室地域(歯
舞地区)、福島地域、寿都地域の4地域です。
 「立ち上がる農山漁村」の優良事例選定は平成16年度から行われています
が、マリンビジョンの取組が選定されたのは今回が初めての事です。また、応募
した全ての地域が選定されるという非常に嬉しい結果となりました。
 また、3月12日(月曜日)に首相官邸にて開かれた「有識者会議」に、根室地域歯舞
地区マリンビジョン協議会の竹内会長が出席され、福田康夫首相と意見交換され
ました。
 なお、農水省のホームページにおいて有識者会議が紹介されています。

詳しくはこちらをごらんください
http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/soutyo/080312.html

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【4】耳より情報
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■ 「活力ある漁村づくりモデル育成事業」公募開始!
 地域マリンビジョン推進会議で、水産庁高原課長補佐からお話のありまし
た、「活力ある漁村づくりモデル育成事業」の平成20年度の公募が開始となりま
した。
 締め切りは4月11日(金曜日)です。事業の概要は以下のとおりです。 特に地域
再生・活性化育成モデルは定額補助で上限300万円まで地元負担がありません
ので、ご検討されてはいかがでしょうか。

~"活力ある漁村づくりモデル育成事業"概要~
<水産庁パンフレットより抜粋>
 地域を活性化させるために、地域ぐるみで考えた意欲的・先進的な取組を支援
する事業です

○支援方法
 (1)漁村活性化育成モデル【補助率1/2】
  地域を活性化させるため、地域資源を活用した地域ぐるみの取組  で、先
進的で他地域への波及効果が高い取組をモデル地域として  支援

 (2)地域再生・活性化育成モデル【補助率 定額】上限300万円
  過疎化が進んでいる地域において、地域住民(特に若者)の流出防  止
や、地域外の人々の受入れ(UIJターン)等の過疎対策の取組   で、先進的で他
地域への波及効果が高い取組をモデル地域として  支援

詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyosei/supply/hozyo/080312.html

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編集後記
 本メールマガジンも今号で第10号となりました。
平成18年11月にニュースレターとしてスタートし、その時々のトピックをお
届けしていましたが、昨年の夏にメールマガジンへ変更してからは、地域の皆様
からの積極的な情報発信の場としても活用されるようになり、大変嬉しく感じて
います。
今後もみなさまに有意義な情報を発信すべく、充実を図って参りたいと思います
ので、引き続きよろしくお願いいたします。
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△発行▽
北海道開発局 農業水産部 水産課
http://www.hkd.mlit.go.jp/zigyoka/z_gyoko/index.htm
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目
         札幌第1合同庁舎 13階北側

本メールマガジンに関するご意見、ご要望等はこちらまで。
 e-mail suisan@hkd.mlit.go.jp
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