けんせつの現場から(建設産業に携わる方々の活躍 菊地さん)
ページ内目次
MENU
菊地さん(平成28年3月9日掲載)
・氏名 :菊地 祥子(菱中建設株式会社[苫小牧市]
・主な担当業務 :建築工事の施工管理(二級建築施工管理技士、一級建築士)
・業界歴 :約4年10か月
・紹介コメント :建物ができる過程に興味を持つようになった原体験は、子供の頃、間近で見た実家の増築工事現場で、建物ができあがっていく様子がおもしろかったとのこと。
釧路高専で建築の「いろは」を学び、自分がやりたい仕事は建築物が完成するまでのすべての段階に携われる仕事(建築工事の施工管理)であることを認識したとのことです。
・主な担当業務 :建築工事の施工管理(二級建築施工管理技士、一級建築士)
・業界歴 :約4年10か月
・紹介コメント :建物ができる過程に興味を持つようになった原体験は、子供の頃、間近で見た実家の増築工事現場で、建物ができあがっていく様子がおもしろかったとのこと。
釧路高専で建築の「いろは」を学び、自分がやりたい仕事は建築物が完成するまでのすべての段階に携われる仕事(建築工事の施工管理)であることを認識したとのことです。
1 この業界に入った(目指した)きっかけは何ですか。
建物ができる過程に興味があり、釧路高専建築科に進学しました。入学当時は建設業に関する漠然としたイメージしか持っていませんでしたが、建築科で建築物に関する設計や構造計算、設計製図等を学び、さらには専攻科で都市計画、具体には阿寒湖温泉街のまちづくりに関する研究を行った結果として、自分がやりたい仕事は建築物の設計等ではなく、建築物が完成するまでのすべての段階に携われる仕事(建築工事の施工管理)であることを認識し、今に至っております。
2 仕事に「やりがい」を感じるのはどんな時ですか。
これまで、店舗、事務所、工場、倉庫、幼稚園など様々な建物の建築に携わってきましたが、これらの建築工事に共通することは、自分が工事の始めから終わりまで携わったということで、これらの建物を無事施主さんに引き渡しできた時、安堵感とともに何とも言いがたい達成感を感じます。
3 普段の仕事で、苦労している(した)点はありますか。
建築工事の大まかな流れは同じであっても、建築物の種別、現場条件、お客様の要望等で細部の施工内容は異なります。現場ごとに最も適した施工方法等を考えて採用しなくてはならず、そのためには多くのことを学び、そして実務経験を積まなければなりません。(このような苦労があるからこそ、建物が完成したときの喜びは大きなものになるのですが。)
4 仕事をする上で、普段心がけていることはありますか。
現場の雰囲気が良くなるように「明るく」、現場でいっしょに働く職人さん達に負けないよう「元気に」、そして「真面目に」を心掛けて仕事に取り組んでいます。
5 この業界を目指している女性へのアドバイスがあれば、お願いします。
この業界は、女性技術者がまだまだ少ない状況ですが、自分自身の例でいうと、幼稚園や保育園の建築工事で、男目線では気がつかない所に気がつき良い仕事をすると褒められたことがあるなど、女性ならではの感性が生かされるところがあると思ってます。男性社会で大変なことも多いですが、努力すればそれだけ結果が出る(やりがいや楽しさを実感できる)仕事なので、女性技術者が増えて活躍する業界になってほしいと思ってます。
6 最後に一言
実務経験の5年をクリアしたら、1級建築施工管理技士の資格を取得しようと考えております。資格を取得することにあわせて経験も積んで自分に磨きを掛け、将来的には現場代理人として、様々な建築物の施工管理に携わりたいと考えております。
-
壁下地の納まりを確認する菊地さん
-
菊地さんが担当した店舗
【インタビューした感想】
現場では、20職種以上の職人さん、多くは菊地さんより年上の方と仕事をしているとのことで、気苦労も多いのではないかと思ったところですが、インタビュー中、真っ直ぐ私の目を見て、元気にハキハキと受け答えする様は現場で働くすべての皆さんにプラスに働いて、良い仕事につながっていると感じたところです。
現場では、20職種以上の職人さん、多くは菊地さんより年上の方と仕事をしているとのことで、気苦労も多いのではないかと思ったところですが、インタビュー中、真っ直ぐ私の目を見て、元気にハキハキと受け答えする様は現場で働くすべての皆さんにプラスに働いて、良い仕事につながっていると感じたところです。