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平成30年度 札幌開発建設部 管内事業概要

管内事業概要の表紙 新桂沢ダム・えにわシーニックナイト・新千歳空港・大区画ほ場妹背牛地区・滝野すずらん丘陵公園の写真
札幌開発建設部では、第8期北海道総合開発計画に基づき、「世界の北海道」のキャッチフレーズの下、主要施策である「人が輝く地域社会の形成」、「世界に目を向けた産業の振興」及び「強靱で持続可能な国土の形成」を推進するための社会資本整備、国際競争力の強化等を重点事項として実施します。

事業予算

                                                           
平成30年度 札幌開発建設部事業費総括表 (単位:百万円)
事項 予算額
治水 36,749
道路 33,520
空港整備 6,008
都市水環境整備 36
国営公園等 2,061
農業農村整備 17,443
合計 95,817

注釈
  1. 農業農村整備を除き、工事諸費は含まれていない。 
  2. 四捨五入の関係で計と内訳が一致しない場合がある。
  • 事業費の項目別円グラフ

管内の概況

位置・気候
札幌開発建設部は、石狩、空知地方の全域及び上川地方の一部を含む道央圏の地域を管轄しています。
管内は南北に約200キロメートル、東西に約130キロメートルの広さがあり、北は道立自然公園の朱鞠内湖から、南は支笏洞爺国立公園の支笏湖に及んでいます。また、東は道立自然公園の夕張山系から、西は日本海に面し、小樽に接しています。
管内の気候は、北海道としては比較的温暖で、降水量は平均的、日照時間は多くなっています。また、降水量は冬季に集中するため、夏季は湿度が低くさわやかです。

面積・人口
管内の面積は11,711平方キロメートルで、全国6番目の広さの秋田県とほぼ同じ面積です。
管内の人口は平成29年12月末現在で2,716,341人となっており、全道の約50%を占めています(住民基本台帳による)。
  • 左側に北海道地図に札幌開発建設部管内の総面積と全道比の図、右側に秋田県との比較した図、下に管内の道内に占める人口の割合の円グラフ
管内各市町村の面積及び人口
市区町村名 面積(平方キロメートル) 人口(人)
全道 83,423.84 5,339,980
石狩振興局(8市町村)  
札幌市 1,121.26 1,952,467
江別市 187.38 119,009
千歳市 594.50 96,848
恵庭市 294.65 69,530
北広島市 119.05 58,822
石狩市 722.42 58,505
当別町 422.86 16,365
新篠津村 78.04 3,173
空知総合振興局(24市町)  
夕張市 763.07 8,363
岩見沢市 481.02 82,827
美唄市 277.69 22,214
芦別市 865.04 14,019
赤平市 129.88 10,466
三笠市 302.52 8,787
滝川市 115.90 40,849
砂川市 78.68 17,369
歌志内市 55.95 3,408
深川市 529.42 21,238
南幌町 81.36 7,686
奈井江町 88.19 5,527
上砂川町 39.98 3,126
由仁町 133.74 5,281
長沼町 168.52 11,042
栗山町 203.93 12,055
月形町 150.40 3,299
浦臼町 101.83 1,893
新十津川町 495.47 6,703
妹背牛町 48.64 3,021
秩父別町 47.18 2,437
雨竜町 191.15 2,503
北竜町 158.70 1,910
沼田町 283.35 3,153
上川総合振興局(5市町)  
富良野市 600.71 22,284
上富良野町 237.10 10,968
中富良野町 108.65 5,079
南富良野町 665.54 2,562
幌加内町 767.04 1,553
合計(37市町村) 11,710.81 2,716,341
  • 面積は、平成29年10月1日現在全国都道府県市区町村別面積調(国土地理院調べ)
  • 人口は、平成29年12月末現在住民基本台帳人口(北海道総合政策部地域主権・行政局市町村課調)

治水事業概要

石狩川は、北海道の屋根大雪山系・石狩岳に源を発し、大小70余りの支川を合わせて日本海に注ぐ、幹線流路延長268キロメートル、流域面積14,330平方キロメートルの我が国屈指の大河川です。
平成28年8月の一連の台風など、近年頻発する水害・土砂災害を踏まえ、北海道総合開発計画に基づき、強靱な国土づくりへの貢献と安全・安心な社会基盤の形成に資するためのインフラ整備や老朽化対策の推進を図るとともに、農林水産業や観光等を担う「生産空間」の保持・形成に資する治水事業を実施します。
かわたびほっかいどうロゴマーク
また、北海道と命名されて150年の節目でもある平成30年は、川からはじまる地域づくり、観光に貢献する「かわたび北海道」を推進します。
安全・安心な国土づくり

河川整備事業

河川改修
根志越遊水地(千歳市)の航空写真
根志越遊水地(千歳市)
 我が国の食糧供給基地である石狩川下流域は、大規模な農業地帯が広がっており、戦後最大規模の昭和56年8月洪水に対応できるように、河道掘削、築堤等の根幹的な河川整備を行います。
 特に、洪水常襲地帯である千歳川流域の堤防整備や遊水地群の整備のほか、札幌圏を含む石狩下流や千歳川流域にも治水効果が大きい北村遊水地の整備を推進します。また、札幌市を貫流する豊平川での河道掘削、護岸工などの整備や平成28年8月洪水で被災した空知川での空知川南富良野幾寅地区地域連携防災事業を着実に進めます。
 さらに、大規模氾濫に備えて「水防災意識社会」を再構築する取組を進めるため、関係機関と連携してタイムラインの作成などのソフト対策と減災のための危機管理ハード対策である天端保護工などを推進します。
河川維持修繕
安全・安心な河川の機能維持のため、堤防除草や河川巡視・点検を行うとともに、インフラ長寿命化計画に基づき、既存施設が機能発揮するよう、必要な河川構造物の補修・設備の更新を行うなど、地域との連携及びコスト縮減に努めつつ、適確な河川の維持管理を実施します。
河川工作物関連応急対策事業
構造物の安全性を確保するため、応急的な改善を実施します。

堰堤維持
平成28年8月出水時に金山ダム(南富良野町)の水がいっぱいに貯まってる状況の写真
平成28年8月出水による金山ダム貯留状況(南富良野町)
管理を行っている既設多目的ダムについて、施設点検・補修、設備更新を行うなど、適確な維持管理を実施します。 
 

多目的ダム建設事業

幾春別川総合開発事業
幾春別川、石狩川流域の洪水調節、河川環境の保全のために必要な流量の確保、水道用水、工業用水の供給及び発電の役割を担う幾春別川総合開発事業について、新桂沢ダムの本体工事及び付替道路等の工事を推進します。

河川総合開発事業

雨竜川ダム再生事業
既設ダムである雨竜第1ダム・第2ダムを有効活用し、新たに洪水調節機能を確保するため、関係機関と協議し、各種調査・検討を行います。
  • 雨竜第1ダム 雨竜第1ダム
  • 雨竜第2ダム 雨竜第2ダム

砂防事業

札幌市を豪雨による土砂災害から守るため、宅地化が著しく進展している南区丘陵地帯の渓流で、堰堤等の整備を推進します。

総合水系環境整備事業

 ◯自然再生
自然共生社会の形成に資するため、石狩川下流幌向地区(夕張川)において、かつての高層湿原の再生を目指し、多様な湿原植物を育む環境を再生する取組を地域と連携して推進します。

平成30年度 治水事業の概要

平成30年度 治水事業の概要
事業別 地区別等 事務所等  事業の概要
河川整備
事業
河川改修 石狩川
下流
札幌河川事務所、
岩見沢河川事務所、
江別河川事務所、
滝川河川事務所
 
堤防整備、河道掘
削、樋門、用地補
償等
北村遊水地事業
(大規模):囲ぎょ
う堤、用地補償等
豊平川 札幌河川事務所 河道掘削、護岸工
千歳川
江別河川事務所、
千歳川河川事務所
堤防整備、樋門、
用地補償等
千歳川遊水地
事業(大規模):
周囲堤、掘削、
用地補償等
河川維持修繕 石狩川
下流
札幌河川事務所、
岩見沢河川事務所、
空知川河川事務所、
江別河川事務所、
千歳川河川事務所、
滝川河川事務所
堤防、護岸等維持
管理、高水敷伐開、
排水機場等点検
整備・修繕
河川工作物
関連
応急対策事業
石狩川
下流
札幌河川事務所、
岩見沢河川事務所、
江別河川事務所、
千歳川河川事務所、
滝川河川事務所
応急的改良
堰堤維持 桂沢ダム 岩見沢河川事務所
桂沢ダム管理支所
施設点検・補修、
設備更新等
滝里ダム 空知川河川事務所
滝里ダム管理支所
金山ダム 空知川河川事務所
金山ダム管理支所
漁川ダム 千歳川河川事務所
漁川ダム管理支所
豊平峡ダム 豊平川ダム
統合管理事務所
豊平峡ダム管理支所
定山渓ダム 豊平川ダム
統合管理事務所
定山渓ダム管理支所
夕張
シューパ
ロダム
夕張川ダム
総合管理事務所
多目的ダム
建設事業
幾春別川
総合開発事業
石狩川水系
幾春別川
幾春別川ダム
建設事業所
新桂沢ダムの
本体工事及び
付替道路等
河川総合
開発事業
雨竜川ダム
再生事業
 石狩川水系
雨竜川
雨竜川ダム調査
事業所
実施計画調査
砂防事業 砂防事業 石狩川水系
(豊平川)
札幌河川事務所  堰堤等
北海道総合
流域防災
事業
総合流域防災
対策事業
石狩川
下流
河川計画課、
河川整備保全課
調査
平成30年度 都市水環境整備事業の概要
事業区分等 地区別等 事務所等 事業の概要
総合水系環境整備事業 石狩川下流幌向地区(夕張川) 江別河川事務所 自然再生

道路事業概要

食料供給基地としての持続的発展及び世界水準の観光地の形成を目指す地域社会の形成                                       ~北海道型地域構造の保持・形成に向けた定住・交流環境の維持増進~

広域分散型の地域構造を支える道路ネットワークの形成
 高規格幹線道路と一体となって、道央都市圏と他圏域(地方部の生産空間、地方部の市街地及び圏域中心都市)とのアクセス強化を図り、「人流・物流の拡大」や「地域・拠点間(空港、港湾等)の連携」を確保するため、地域高規格道路「道央圏連絡道路(泉郷道路、長沼南幌道路、中樹林道路)」の整備を推進します。
 また、高次都市機能が集積する札幌都心部と他圏域とを結ぶ幹線道路の交通円滑化を図るため、「国道230号 定山渓拡幅」「国道275号 江別北道路」などの事業を推進します。
  • 整備中の道央圏連絡道路泉郷道路の上空からの写真 整備中の道央圏連絡道路(泉郷道路)

    (平成31年度開通予定)

  • 整備中の国道275号江別北道路(新石狩大橋)の上からの写真 整備中の国道275号江別北道路

    (新石狩大橋)

「生産空間」の生活を支える「道の駅」の活用・充実
 広域に分散している「生産空間」を維持するため、地方創生の核となる取組を行う「道の駅」について、取組の実現に向け、関係機関からなる会議等を通じ、企画推進に有益な情報の提供や相談に対する助言など支援します。

  • 北欧の風 道の駅とうべつの写真 北欧の風 道の駅とうべつ

    (平成29年9月23日開業)

  • 石狩「あいろーど厚田」の写真 石狩「あいろーど厚田」

    (平成30年4月27日開業)

『観光先進国』実現をリードする世界水準の観光地の形成

外国人ドライブ観光の推進
 外国人旅行者の急増、個人旅行化に対応するとともに、レンタカー利用によるドライブ観光を推進・支援するため、「道路案内標識の英語表記の改善」、「著名な観光地名への交差点名標識の改善」、「高速道路ナンバリング標識の整備」や「道路情報板を活用した英語による道路情報の提供」など、外国人旅行者がストレスなく快適に観光を満喫できる環境整備を推進します。
  • 観光地名に変更した交差点標識の写真 交差点名標識の改善例
  • 道路情報板による空港混雑状況の英語表示の写真 道路情報板による空港混雑状況の英語表示
北海道におけるサイクルツーリズムの推進
 世界水準のサイクリング環境を構築してサイクルツーリズムを推進するため、モデルルートにおける試行を開始しました。石狩・空知地域では、「石狩川流域圏ルート」をモデルルートとし、路面表示や案内表示等の安全で快適な自転車走行環境を創出するとともに、道の駅へのサイクルラック設置やWEBサイトへの情報発信等の受入環境の整備・改善、地域のサイクルイベント等を活用したアンケート実施によるニーズ把握などを行い、世界水準のサイクリング環境構築に向けた取組を推進します。
  • 関係者による石狩川流域圏ルートの試走の写真 関係者による石狩川流域圏ルートの試走
  • 道の駅に設置したサイクルラックの写真 サイクルラックの設置
  • 案内表示の写真 案内表示の設置
シーニックバイウェイ北海道の推進
 ドライブ観光の推進を図るため、美しい景観づくり、活力ある地域づくり、魅力ある観光空間づくりをめざし、「支笏洞爺ニセコルート」と「札幌シーニックバイウェイ藻岩山麓・定山渓ルート」の活動団体と協働した取組を推進します。
  • えにわシーニックナイトのアイスキャンドルの写真 えにわシーニックナイト

    (支笏洞爺ニセコルート)

  • 札幌市南区の地域の魅力再発見バスツアーの写真 地域の魅力再発見バスツアー

    (札幌シーニックバイウェイ藻岩山麓・定山渓ルート)

強靱な国土づくりと安全・安心な社会基盤の形成                                                  ~激甚化、多様化する災害への対応と安全、安心な社会基盤の形成~

道路の防災対策・震災対策
 救急救命活動や復旧支援活動を支えるため、国道231号等において道路斜面等の防災対策、国道337号等において緊急輸送道路上の橋梁等の耐震化を推進します。

道路の老朽化対策
 各種道路施設が有する機能を長期にわたって適切に確保するため、各施設に応じた点検及び計画的・効率的な維持管理を図り、適切な老朽化対策を推進するとともに、地方公共団体における老朽化対策への技術支援等を実施します。
交通安全対策等の推進
 事故データ、ビッグデータを活用した分析等により、事故の危険性が高い区間等を抽出して重点的な対策を実施する事故ゼロプラン(事故危険区間重点解消作戦)や混雑緩和の取組(主要渋滞箇所の簡易対策)を推進します。
  • 国道274号長沼町の交差点改良前の写真 交差点改良前

    (国道274号長沼町)

  • 国道274号長沼町の交差点改良後の写真 交差点改良後

    (国道274号長沼町)

【主な事業】(※は平成30年度新規事業化)
  国道5号    手稲駅前交差点改良(※)
  国道5号    追分通交差点改良(※)
  国道12号    内園交差点改良(※)
  国道36号    千歳錦町事故対策
  国道453号    支笏湖温泉歩道整備(※)
無電柱化の推進
 近年、我が国でも、多くの電柱が倒壊した阪神・淡路大震災の経験や、電柱により通行が阻害される歩行空間や通学路等の状況が、改善すべき課題として認識されており、平成28年12月には「無電柱化の推進に関する法律」が公布・施行され、今後はこの法律に基づき無電柱化を推進します。
 地域における中心市街地の取組等とも連携しながら、道路の防災性の向上、安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興の効果が期待される無電柱化(電線共同溝)を推進します。
  • 無電柱化整備前の電柱がある国道36号札幌市豊平区の写真 整備前(国道36号 札幌市豊平区)
  • 無電柱化整備後の、電線と電柱が無くなりすっきりとした国道36号札幌市豊平区の写真 整備後(国道36号 札幌市豊平区)
【電線共同溝実施箇所】
  国道12号    札幌市 (北一条東地区、白石本通地区)
           江別市 (野幌町地区)
           砂川市
  国道36号    千歳市 (錦町地区)
  国道230号    札幌市 (定山渓地区)
  国道233号    深川市
冬期交通の安全確保
 年間を通じた安全で円滑な道路交通の確保のため、特に冬期は気象状況や交通状況等を踏まえた、適切なタイミングで除排雪作業を実施します。

空港整備事業概要

 管内には、航空ネットワークの拠点である新千歳空港と主に道内の空港とを結ぶ札幌飛行場(丘珠空港)があります。
 平成30年度は、新千歳空港において、近年の東アジアを中心とする国際線旅客数の急激な増加に対応するため、構内道路のアンダーパス化を図り、南側誘導路新設するとともに、国際線エプロン拡張による駐機スポット数拡大によって空港の処理能力を向上させ、訪日外国人旅行者受入機能の強化を図ります。
 また、地震発生時の緊急輸送拠点機能の確保と航空ネットワークの維持、北海道内における経済活動の継続性確保に必要となる空港施設の耐震性の向上を図るとともに、航空機の安全かつ安定した運行を確保するため、老朽化した滑走路や誘導路舗装の更新を計画的に推進します。
  • 新千歳空港の混雑している現況(出発ロビーや国際線エプロン)と解決に向けての空港全体の整備イメージの図
  • 空港施設の地下の耐震対策を行う作業員の写真 空港施設の耐震対策(新千歳空港共同溝)
  • 夜の滑走路でライトを照らしながら作業する作業車の様子 空港施設の老朽化対策(新千歳空港A滑走路)

平成30年度 空港整備事業の概要

平成30年度 空港整備事業の概要
空港種別 空港名 事業所 事業の概要
拠点空港
(国管理空港)
(国際航空輸送網又は
国内航空輸送網の拠点
となる空港)
新千歳空港 千歳空港建設
事業所
空港の機能強化(南側誘導路新設、
国際線エプロン拡張)
空港施設の耐震対策(共同溝耐震補強)
空港施設の老朽化対策(A滑走路)

国営公園等事業概要

国立民族共生公園

 新たな北海道総合開発計画に基づき、人が輝く地域社会の形成に資するため、アイヌ文化の復興等に関するナショナルセンターとして白老町に整備される「民族共生象徴空間」(平成26年6月13日閣議決定)については、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に先立ち、平成32年4月に一般公開することから、年間100万人の来場者実現に向けて、国立民族共生公園の整備を進めます。
  • 白老ポロト湖畔の国立民族共生公園の整備概要ポンチ絵 国立民族共生公園の概要

国営滝野すずらん丘陵公園

 国営滝野すずらん丘陵公園は、札幌市中心部から南へ約20キロメートル、車で30分程度の札幌市南区滝野地区に位置しています。当公園は豊かな自然と都市部から至近の利便性を活かし、道央圏を中心とする広域的なレクリエーション利用に供するため、昭和53年度から計画面積395.7ヘクタールの整備を行い、平成22年5月に全園開園しました。
 公園は「渓流ゾーン」「中心ゾーン」及び「滝野の森ゾーン」から形成され、年間約60万人の方に来園いただいてます。
 「自然と人・人と人のふれあい」を基本テーマとし、多様なニーズに対応して四季を通じた利用促進を図るため、花フェスタ(チューリップすずらん等)、滝野スノーフェスティバルなど様々な野外レクリエーション活動を展開するとともに、外国人観光客でも快適・円滑に公園を楽しむための受入環境整備を推進しています。
  • 滝野公園内で色とりどりのチューリップが咲いている写真 チューリップすずらんフェスタ
  • 滝野公園内でソリなどで遊ぶ人たちの様子 スノーフェスティバル

平成30年度 国営公園事業の概要

平成30年度 国営公園事業の概要
公園名 事務所 事業の概要
国営公園等事業 国立民族共生公園
 
国営滝野すずらん
丘陵公園事務所
公園の整備
国営滝野すずらん
丘陵公園
公園の運営維持管理
● 夏季開園
   4月20日から11月10日
● 冬季開園
   12月23日から3月31日

農業農村整備事業概要

 農業農村整備事業は、農業生産の基盤と農村の生活環境の整備を通じて「農業の持続的発展」「農村の振興」「食料の安定供給」「多面的機能の発揮」の実現を図るための施策です。
 特に「食料の安定供給」には、農地・農業用水の確保、担い手の確保・育成、農業技術水準の向上が不可欠で、そのためには農業生産基盤の整備が重要です。
 北海道総合開発計画に基づき、「農林水産業・食関連産業」を戦略的産業として育成していくため、札幌開発建設部では、農業用用排水施設の整備やほ場の大区画化などの農業生産基盤の整備を行っています。
  • 恵庭北島地区の排水路の写真 恵庭北島地区 排水路

管内のお米作り

 北海道は、わが国有数の米作地帯であり、なかでも札幌開発建設部管内のお米(水稲)の収穫量は30.1万トン(平成29年産)と、全道の収穫量の約52パーセントを占め、全国シェアは約4パーセントになります。
 また、管内の作付面積の約9割を占める「ななつぼし」「ゆめぴりか」「きらら397」「ふっくりんこ」は、いずれも食味ランク「A」から「特A」を連続して獲得しているおいしいお米で、これら主要4銘柄の普及にともなって、平成8年に37パーセントであった北海道産米の道内食率は、平成29年には86パーセントと大きく向上しました。

  • 北海道米の品種別作付割合のグラフ(平成28年産)

農業用水施設の整備

 北海道でお米(水稲)の収量・品質を確保するためには、深水かんがい等の冷害防止対策が不可欠です。
 深水かんがいは、気温より温度が高い農業用水でお米(水稲)の幼穂を保温する営農技術で、未熟米を減らすとともに、お米のおいしさを損なうたんぱく質の含有率を低減させるための重要な要因ですが、より多くの農業用水を必要とします。
 農業用水施設の整備は、深水かんがいに 必要な農業用水を安定的に供給することで、主要4銘柄(「ななつぼし」「ゆめぴりか」「きらら397」「ふっくりんこ」)の高位食味ランク(「A」から「特A」)の獲得と北海道産米の道内食率の向上(地産地消)に貢献しています。

  • 深水かんがいによる日にちごとの生育の図

イノベーションによる生産性の向上

 効率的な営農を行い、低コストでお米(水稲)の収量及び品質を確保するとともに、担い手を中心とする生産構造を確立するため、ほ場区画の大型化や均質化等のほ場整備を行っています。
 また、末端用水施設のパイプライン化や地下水位制御システムの導入等による水管理の省力化やお米(水稲)の直播栽培及び水田の汎用化(畑地利用)等、イノベーションによる生産性の向上を進めています。

  • 集中管理孔を利用した地下かんがいの手引きの図

平成30年度 農業農村整備事業の概要

1 実施地区
事業種別 地区名 事務所 関係市
町村名
受益面積
(ヘクタール)
事業の概要
国営
かんがい
排水事業
 
 
 
 
 
道央用水
(三期)
地区
札幌南農業
事務所
江別市
千歳市
恵庭市
北広島市
夕張市
岩見沢市
南幌町
由仁町
長沼町
栗山町
安平町
 29,010 頭首工(4箇所)・
揚水機(6箇所)・
用水路
(6条11km)・
頭首工付帯施設
(注水工31km) 
北海地区 岩見沢農業
事務所 
新篠津村
岩見沢市
美唄市
赤平市
三笠市
砂川市
南幌町
奈井江町 
  27,002  頭首工(1箇所)・
用水路
(2条36km)
恵庭北島
地区
札幌南農業
事務所 
恵庭市  1,635 排水機(1箇所)・
排水路
(4条6km)
幌加内
地区
深川農業
事務所
幌加内町 1,433 貯水池(1箇所)・
頭首工(1箇所)・
用水路
(1条8km)
江別南幌
地区
札幌北農業
事務所 
江別市
南幌町
 3,100 排水機(1箇所)・
排水路
(2条6km)
幌向川
二期
地区
岩見沢農業
事務所 
岩見沢市 2,059 貯水池(1箇所)・
頭首工(2箇所)・
用水路
(4条11km)
国営施設
応急対策
事業
長沼地区 札幌南農業
事務所 
由仁町
長沼町 
 4,317 揚水機(1箇所)・
用水路
(1条2km) 
新雨竜
二期地区 
深川農業
事務所 
雨竜町
新十津川町 
2,763  貯水池(1箇所)・
頭首工(1箇所)・
排水機(2箇所)・
用水路
(2条4km)・
排水路
(1条1km)
篠津青山
地区
札幌北農業
事務所
当別町 3,169 貯水池(1箇所)
国営農地
再編整備
事業 
 
妹背牛
地区 
深川農業
事務所 
妹背牛町   1,002   区画整理
(997ha)・
農地造成
(5ha)・
排水路
(2条2km)
道路
(1条3km) 
南長沼
地区 
札幌南農業
事務所 
長沼町   1,550 区画整理
(1,545ha)・
農地造成
(5ha)・
用水路
(3条8km) 
美唄
茶志内
地区 
岩見沢農業
事務所 
美唄市   1,378 区画整理
(1,372ha)・
農地造成
(6ha) 
国営緊急
農地再編
整備事業 
美唄地区  岩見沢農業
事務所 
美唄市   1,682 区画整理
(1,682ha) 
雨竜暑寒
地区
深川農業
事務所
雨竜町   801  区画整理
(801ha) 
国営総合
農地防災
事業
雨竜川
下流地区
深川農業
事務所
妹背牛町
秩父別町
829 頭首工(1箇所)・
揚水機(1箇所)・
導水路
(1条3km)
国営造成
施設管理
事業
 
大夕張
地区
夕張川ダム
総合管理
事務所 
江別市
千歳市
恵庭市
夕張市
岩見沢市
南幌町
由仁町
長沼町
栗山町
安平町 
 24,088 夕張
シューパロダム、
川端ダムの
直轄管理 
篠津地区 札幌北農業
事務所 
江別市
当別町
新篠津村
月形町 
 8,472 石狩川頭首工、
篠津幹線用排水路
(篠津運河)の
直轄管理

2 調査計画地区
事業種別  地区名  関係市町村名   受益面積
(ヘクタール)
国営地区調査  岩見沢北村地区  岩見沢市 1,400
 岩見沢大願地区  岩見沢市  1,150
原因究明等調査
(国営施設応急
対策事業)
お茶の水地区 江別市、
岩見沢市
2,854


防災に関する地域支援

札幌開発建設部は、「強靱で持続可能な国土の形成」を目指した防災と安全・安心な社会基盤の形成を図るため、地方公共団体等と連携して地域の防災強化に向けた様々な取組を行っています。

防災体制の強化

  • 重要水防箇所の周知や合同河川巡視などを実施し、水害の防止や流域住民の安全確保を図ります。
  • 関係者が情報を共有し共通認識に基づいて総合的な地域防災対策を実施します。
  • 防災訓練の相互参加や札幌開発建設部の訓練への参加などを通じて様々な種類の防災訓練の支援を行います。
  • 講習会等を通じて、地域の防災に関する情報について、職員が持つ知見を交えて説明・紹介を行います。
  • 防災意識向上の取り組み支援として、東日本大震災、熊本地震に関するパネル、映像等をお貸しします。

防災情報の提供

 北海道開発局の河川・道路管理用光ファイバと防災関係機関が保有する光ファイバを相互接続した広域防災情報ネットワーク「防災情報共有WAN」を構築しています。札幌開発建設部管内で接続している地方公共団体は22市町村、関係機関は5機関となっています。(平成30年4月1日現在)
  • 防災情報共有WAN画面の写真

TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)

リエゾン(現地情報連絡員)
派遣先で関係機関と打ち合わせをするリエゾンの写真
リエゾン活動状況(石狩市)
 重大な災害が発生し、又は発生のおそれがある場合に地方公共団体等に派遣し、(1)災害情報や開発局への支援要望等の情報収集、(2)災害情報の提供、(3)災害対策用機械など、支援物資に関する連絡調整を行います。
 平成28年度は8月、平成29年度は9月の大雨、2月の大雪により8地方公共団体等に延べ61名を派遣しました。
被災状況調査等
 大規模な自然災害に際して被災状況の把握や被災地の早期復旧のための技術的支援など、被災地方自治体の支援を迅速に実施します。
 平成28年度は、熊本地震の応急対策支援のため、熊本県宇城市等にTEC-FORCEを派遣しました。また、8月の大雨災害では被災状況調査のため、南富良野町、清水町及び芽室町等にTEC-FORCEを派遣しました。
  • 熊本地震でTEC-FORCEで派遣された職員が道路が崩れている状況を調査している写真 熊本地震被災状況調査(熊本県宇城市)
  • TEC-FORCEで派遣された職員が大雨等により大幅に路肩が崩れた町道を調査する写真 町道の被災状況調査(清水町)
  • 小型無人ヘリコプターの飛行している模様と操作状況の写真 小型無人ヘリコプターによる被災状況調査(芽室町)
災害対策用機械
 災害時の緊急対応や情報通信の確保のための各種機材を配備し、災害時には速やかに出動しています。
 災害対策用機械は、地方公共団体等の要請に基づき貸与することも可能で、平成28年8月の大雨災害では、北海道内の各地方公共団体に支援を行いました。平成29年7月22日の梅雨前線に伴う大雨では、秋田県大仙市に応急対策支援のため,市道の路面清掃を実施しました。
  • 砂川市で排水ポンプ車で排水作業している写真 排水ポンプ車(砂川市)
  • 深川市で夜間照明車で明るく照らしながら災害対応している写真 照明車(深川市)
  • 秋田県大仙市で市道に散水し路面清掃している散水車 散水車(秋田県大仙市)

管内事業概要(PDF版)

  • 平成30年度札幌開発建設部管内事業概要の表紙写真
管内事業概要(概要面)

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