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管内の概況

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管内の概況

位置・気候

気候
 宗谷地域は、北海道の北に位置し、北端の宗谷岬は北緯45度31分22秒にあります。東にはオホーツク海、西の日本海には利尻、礼文の離島を有し、北は宗谷海峡で隔てた約43キロメートル先にサハリン(旧樺太)を望みます。
 地勢は、宗谷丘陵に代表されるように低い山が多く、平野部は広大なサロベツ湿原と猿払原野のほかに、各河川の流域などに平野が広がっています。また、利尻島は海抜1,721メートルの利尻山(成層火山)を中心とした円形の島であり、礼文島は南北に細長いなだらかな丘陵の島です。
 気候は、日本海、オホーツク海に面する海洋性の気候と山岳地帯及び河川流域の内陸性の気候に大別することができます。冬は、日本海側では対馬海流の影響もあって-10度以下になることが少なく比較的温暖ですが、風が強いのが特徴です。オホーツク海側では流氷などの影響もあって寒暖の差が大きくなっています。また、内陸部では夏の気温が海岸地帯より高い日が多く、冬は寒冷で、降水量、積雪量も多くなっています。

面積・人口

 宗谷地域の総面積は、4,626.07平方キロメートルで、北海道の総面積の約5.5%を占め、ほぼ京都府(4,612.19平方キロメートル)と同じ広さを有しています。
 人口は、66,180人(平成28年12月末現在)で、全道総人口の約1.2%となっています。

産業

産業
 管内の主要産業は、道内有数の酪農地帯となっている「農業」、沿岸漁業を中心に展開される「水産業」が大きな柱となっています。「農業」では牛乳が全道のコンビニエンスストアなどに出荷されています。また、「水産業」ではホタテがEU向けに輸出されるなど、世界に誇るブランドに成長しています。
 一方、宗谷地域は全国でも有数の風力発電の適地であり、豊富な再生可能エネルギーを活用した取組が進められています。

農業

 管内の農業は、昭和31年に集約酪農地域の指定を受けて以来、酪農専業に転換を図り、昭和40年代以降は国営農地開発事業等によって生産基盤の拡大を推進し、広大な牧草地を活かした乳牛の多頭飼育による大規模酪農専業地域として発展しています。
 離島を除く管内の農業経営体数は752経営体、耕地面積は62千ヘクタールで、経営体当たりの面積は83ヘクタールと全道平均の3.0倍に当たる規模となっています。
 また、乳用牛飼養頭数は67千頭、経営体当たりの飼養頭数は106頭、生乳生産量は320千トンで、乳用牛飼養頭数及び生乳生産量は全道の8%を占めています。
 管内の酪農は、豊富な土地資源を活かし、生産基盤の整備、TMRセンター(※1)やコントラクター(※2)の活用による自給飼料の確保、家畜ふん尿の適正還元、農作業の効率化等を図りながら、安全・安心で美味しい生乳等の生産に努めています。
  • 宗谷農業の概要

水産業

 宗谷管内の水産業は、日本海及びオホーツク海に面する恵まれた立地条件や、武蔵堆などの優良な漁場を有していることなどから沿岸漁業、沖合漁業が営まれ、水産業は管内の基幹産業となっています。オホーツク海側は、ホタテガイ、サケ・マス、日本海側は、コンブ、ウニ、ナマコが主要な魚種となっています。
 最近では、水産物の輸出が積極的に行われており、ホタテガイはEUなど、ナマコは中国などへ輸出されており、高品質であることから輸出量も増加する傾向となっています。
 平成27年はサケ・マス等で好調だったものの、台風や低気圧による被害に伴うホタテガイの減産で、漁業生産高は13.2万トン、金額では407億円となり、平成26年に比べ数量では34.7%、金額では15.2%の減少となりました。
 主な魚種の生産高は、ホタテガイ8万5千トン、金額で179億9千万円、サケ・マス1万4千トン、金額で62億4千万円、ナマコ9百トン、金額で35億5千万円、毛ガニ9百トン、金額で21億7千万円となっています。

観光

稚内港北防波堤ドーム
 管内の観光は、「利尻礼文サロベツ国立公園」、「北オホーツク道立自然公園」を中心に、宗谷岬や豊富温泉、北海道遺産に選定されている「宗谷丘陵の周氷河地形」、北海道遺産や北海道土木遺産に選定されている「稚内港北防波堤ドーム」など魅力あふれる資源を活かして、産業の重要な地位を占めています。関連する業種には、交通機関、ホテル業、飲食業のほか、地場の素材を活かした食料品の開発など、地域経済にも大きな波及効果をもたらしています。
 平成28年度上期における管内への観光入込客数は、台風などによる大雨災害の影響もあり、143万6千700人(前年比2.1%減)となりましたが、一方稚内空港に発着する国内のチャーター便の就航先が26空港に増えたことや、外国人観光客の増加傾向が続くなど、道北を訪れる観光客は増加の動きが見られます。
 平成29年度の稚内空港を発着するチャーター便は6月から9月までの間、全国26空港・350便の運航が予定されています。今年は昨年と比べて関西国際空港からの便が大幅に増便され、関西方面からの誘客が期待されます。
 宗谷を含む道北・道央地域は、広域観光周遊ルート「日本のてっぺん。きた北海道ルート。」として認定され、今後のインバウンド観光の推進が期待されています。訪日外国人の国別・地域別では、台湾・香港・中国・アメリカ・韓国が上位を占め、中でも香港、アメリカ、台湾などからの客数が大幅に増加しています。



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