シビックコア地区整備制度には、次のような活用法が考えられます。
新たな都市づくりへ向けた地区整備
- 官公庁施設の建設計画に対して、まちづくりの観点からその位置を含めて総合的に検討を行う場合
- 土地区画整理事業、市街地再開発事業等とあわせて都市の拠点の形成を促進するために、施設整備計画を示すことが望まれる場合
- 良好な市街地景観を誘導し、一体的な地区整備のために官公庁施設の先導的な役割が期待される場合
都市が抱える課題を解決するための地区整備
- 空洞化が進む既成市街地を活性化するため、核となる官公庁施設とその機能を補完する施設等の整備を促進する場合
- 都市内の大規模な空閑地の活用を図るため、先導的なイメージの確立が望まれる場合
- 中心市街地の機能を向上するため、官公庁施設を核として新たな機能の導入を促進することにより都市のコアとなる地区の再生を進める場合
都市の抱える課題及びシビックコア地区に期待される内容に応じて、様々な地区整備のテーマが想定できます。

地域のコミュニティの形成
地域生活に係わりの深い官公庁施設をまちづくりの核として、良好な市街地環境の形成や福祉施設等の整備による生活利便性の向上を民間との連携により進める。

交流拠点の形成
官公庁施設が先導的に立地することで民間の業務機能等の集積を促進し、あわせて交流の場の中心となるシビック広場や、文化・情報機能等を整備することで魅力とにぎわいのある都市空間を形成する。

防災拠点の形成
街区としての防災性能を確保しつつ、防災活動拠点を形成する官公庁施設を集約し、あわせて市民に開かれた公共空間の整備を図ることで、平常時のにぎわいづくりや災害時の救護・支援活動に寄与する地区を整備する。
このほかにも、地域の特性や個別の課題を考慮して、総合福祉拠点、地場産業振興拠点、情報発信拠点、レクリエーション拠点等、様々な内容を持った地区整備の検討ができます。