国土交通省北海道開発局 網走開発建設部

身近にあるみなとには、私たちの生活を支えるためのとても大切な役割（やくわり）があります。そのみなとの種類には、大きく分けて3つの種類があります。

みなとは、物流・交通の要所となると海の玄関口（げんかん）です。
現在の身の回りの物の多くはこのみなとを通して私たちのもとへ運ばれており、ふだんの生活になくてはならない存在（そんざい）です。

例えば、地域（ちいき）の主な産業である製糖（せいとう）や製紙工場（せいしこうじょう）用の燃料（ねんりょう）として使用される石炭は、ほとんどが海外から船によって運ばれてきます。また、地域で生産された小麦は、船によって本州の製粉工場（せいふんこうじょう）へ運ばれ、うどんやパンなどの原料（げんりょう）になります。地域の産業にとってなくてはならない存在です。

●国際拠点港湾
外国との貿易（ぼうえき）など国際海上輸送網（こくさいかいじょうゆそうもう）の拠点（きょてん）となっている特に重要な港湾。全国に18港が指定されています。

●重要港湾
重要港湾（じゅうようこうわん）は、「海上輸送網の拠点となる、または国の利害に重大な港」と定義されています。

●地方港湾
地方港湾（ちほうこうわん）は、「重要港湾以外の港湾」。