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常呂川流域懇談会NEWS【第2号】(平成13年10月17日)

常呂川流域懇談会NEWS 第2号

【第2号】 発行者:懇談会座長 佐渡 公明

流域住民の意見を河川整備計画に

常呂川流域懇談会は10月17日に第2回(現地見学会)を開催いたしました。

事務局から

第2回 常呂川流域懇談会(現地見学会)が、以下のとおり開催されました。
 当日は、22人中18人の委員(代理出席含む)が出席したほか、網走開発建設部、網走土木現業所、北見市建設部土木課、常呂漁業協同組合も参加、報道関係4社の取材もありました。 各地点を見学しながら事務局から現状、9月の洪水の状況等についての説明があり、各委員からいろいろな意見・質問等をいただきました。

現地見学会での主な意見・質問から

常呂町役場裏において
常呂川流域懇談会
  • 平成4年洪水と今回洪水の比較。<佐渡座長>
  • 河口を広げることによる海への土砂流失。<羽根石委員>
  • 水位の上昇範囲。<佐渡座長>
常呂川河口部において
  • 緊急掘削箇所の流出状況について。<早川委員>
忠志橋地点において
  • 周辺は崖地が多く表土が薄く感じ、出水が早いのではないか。<羽根石委員>
  • この当たりは、屯田兵の給与地で堤外地に多くの民有地がある。無堤地区に築堤等を行いたいが、農家の経営を考えると農地をつぶせない。中州には木が生えていて、洪水時に流出し下流に迷惑がかかる。環境の話はあるが、この木を切らなければならない。環境も大切だが、実態として川をどう守るか考えてほしい。<田中委員>
  • 高水敷は畑が多いので、洪水時に多くの土砂が流出する。<川口委員>
北見浄化センターにおいて
  • 雨水、汚水の分流方式について。<佐渡座長>
  • 若松橋でのBOD値が忠志橋で上がり、下流に行くと下がるが浄化センターの影響があるのではないか。<佐渡座長>
  • 窒素、リンはどのくらい除去できるのか。<佐渡座長>
北見河川事務所
  • CCDカメラの遠隔操作について<鈴木委員>
  • 将来的にインターネット等で見られるようにしてほしい。<羽根石委員>
  • 河口部の洪水継続時間が長く危険度が増すのではないか。<早川委員>

常呂川第二頭首工
  • 第二頭首工完成後の河床低下について<表委員>
  • 頭首工の管理主体について<羽根石委員>
  • 可動堰になってから中の島の土砂流出が多くなっていると思うが、因果関係はあるのか。<表委員>
  • 第二頭首工が出来たため、洪水時の流速が増し、中の島地区の河床の低下、浸食が進んできたのではないか。<表委員>
  • 鹿ノ子ダムが完成したときの約束を守ってくれていない。漁業で新規利水を申請しても認めてくれないのに、農業の取水は簡単に了解している。<川口委員>
中の島公園において
中の島公園において
  • サケが産卵しているのは、無加川からの伏流水があり、整備においても伏流水を妨げないようにしてほしい。<羽根石委員> 常呂川
  • 子供の頃は自然のプールとして泳いでいた。将来は川をきれいにして子供達が遊べるようにしてほしい。<川口委員>
  • 96年には10m程河畔林があったが今はない。北見河川事務所で旧工法により大きなドロヤナギを守ってもらっているのはありがたい。河岸が回復されれば伏流水にも良いし、サケ産卵床の保護にもなる。<表委員>
常呂川第一頭首工において
  • クリーン作戦において、主にどんなゴミが回収されるのか。<羽根石委員>
  • 平成11年に畜産排泄物の利用促進法が制定されたが現在の進捗状況はどうか。<長澤委員>
  • 酪農経営が厳しい中で新たな投資ができないでいる。国や道からの助成等がなければ進まない。<佐渡座長>
ケトナイ川合流点において
  • アンモニア性窒素の負荷量が大きいがその原因を調査しているのか。<開建>
  • 家畜糞尿が原因と推測している。流域は16農家あり、乳牛は約1,100頭。<訓子府町>
  • 融雪期に窒素・リンが多いのは融雪で流出が多いためである。<佐渡座長>
無加川において
無加川において
  • 今回の洪水では、温根湯から上流は無堤のため、越水して畑に水が流入した。平成4年、9年も水がついた。<土現>
  • 見学個所は完成断面で550m3/s、下流は1,000m3/sである。<土現>
  • 落差工があるが、生物に対する影響をどの様に考えているのか。<羽根石委員>
鹿ノ子ダムにおいて
  • 今回の洪水では、洪水調節容量はどのくらい残っていたのか。<表委員>
  • 河川で水位が8~12センチメートル下がったが、効果が出ていないのでないか。<表委員>
  • 上水道用水の供給市町村を確認したい。<羽根石委員>


 このNEWSは、『常呂川流域懇談会』の様子を流域のみなさんに広くお知らせするため、懇談会座長名で発行するものです。

お問合せ先

治水課

  • 住所:北海道網走市新町2丁目6番1号
  • 電話番号:0152-44-6468, 0152-44-6470, 0152-44-6471, 0157-23-6118

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