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道南圏のH18達成度報告書/H19業績計画書 04

道南圏のH18達成度報告書/H19業績計画書 04

道南圏高規格ネットワークの整備に関する取り組み~道央自動車道 八雲ICの供用~

1.現況と課題
 道南地域の高規格幹線道路の整備率は全国に比べ1/3と低く、相互に繋がっていないため多くの地域が函館市へ半日(片道90分)で移動できない状況でした。
2.道央自動車道八雲IC~国縫IC間の整備、供用
■平成18年11月18日(土)供用開始
 従来より早期供用を目指し整備を進めてきた道央自動車道 八雲IC~国縫IC間が、平成18年11月に供用を開始しました。
  • 高規格幹線道路の整備率
3.効果検証
■時間圏の拡大
 道南圏(渡島・檜山地方)の自治体全18市町のうち、約8割にあたる15市町、約47万人が、道央自動車道八雲IC~国縫IC間の供用によって札幌市へ平均約6分の時間短縮が図られました。
  • 高規格ネットワークの整備による効果
■道央自動車道への現道交通の転換
 道央自動車道の利用交通は供用後に約20%増加した一方、並行する国道5号では週によってバラつきはあるものの、2~10%の減少が見られるようになりました。
 このことから、八雲~国縫間の供用により、交通の分散が図られ国道5号の交通負荷が軽減しているといえます。
  • 国縫~長万部間の断面交通量の変動
■道央自動車利用者、国道5号利用者の満足度
 アンケート調査の結果、道央自動車道八雲IC~国縫IC間を利用した感想として、道央自動車道を利用した方の約60%は、「目的地までの所要時間が短縮できるようになった」、「運転が快適になった」といった理由から、満足と回答しています。
 また、この区間を利用しなかった方も、この区間と並行する国道5号の走行性について、八雲IC~国縫IC間供用前と比べ、 「この区間を速く通過できるようになった」と回答しています。特に、利用者の感覚としては約15分程度時間短縮できたように感じるとした方もいました。
  • 利用者満足度調査結果
4.得られた知見・次への反映
■お盆時期など交通混雑時の交通実態を把握
 八雲IC供用後のアンケート調査結果により、この区間を利用した感想として概ね良好な結果が得られました。しかし、八雲ICの供用が開始されたのは例年交通量が少なくなる11月であることから、引き続き、道南地域が混雑する時期における交通実態調査を実施し、当該整備による効果の把握に努めます。
■森町、函館市への延伸整備の促進
 函館~札幌間の更なるアクセスの改善、国道5号の観光時期などの交通混雑の緩和、沿道環境の改善に向け、当該路線の整備を推進します。

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