道南圏のH18達成度報告書/H19業績計画書 07
道南圏のH18達成度報告書/H19業績計画書 07
占用事業者と連携した路上工事抑制の取り組み~路上工事抑制カレンダー~
1.現況と課題、対策方針の立案
道南地方では、交通量の季節変動や曜日変動があり、GW、お盆時期や3連休などでは、主に一般国道5号で交通量の増加による渋滞が発生していました。
このため平成17年度に引き続き、過去の交通量の変動などを検証し、交通量の増加が予想される日を対象にカレンダー方式による路上工事抑制の取り組みを行う事としました。
このため平成17年度に引き続き、過去の交通量の変動などを検証し、交通量の増加が予想される日を対象にカレンダー方式による路上工事抑制の取り組みを行う事としました。
2.具体的な対策
■地域特性を考慮した路上工事抑制カレンダーの作成・公表
道路利用者の快適な通行を阻害しないよう、交通量の増加が見込まれる日を対象に、路上工事の抑制を行うことを決め、「路上工事抑制カレンダー」を作成し、周知を図ることとしました。
平成18年度は、道南地域を交通特性の異なる5つの地域(函館都市圏、渡島東部地域、渡島西部地域、渡島中部・北部地域、檜山地域)に分割し、地域ごとの観光イベントなども考慮した年間路上工事抑制カレンダーを作成・公表しました。
道路利用者の快適な通行を阻害しないよう、交通量の増加が見込まれる日を対象に、路上工事の抑制を行うことを決め、「路上工事抑制カレンダー」を作成し、周知を図ることとしました。
平成18年度は、道南地域を交通特性の異なる5つの地域(函館都市圏、渡島東部地域、渡島西部地域、渡島中部・北部地域、檜山地域)に分割し、地域ごとの観光イベントなども考慮した年間路上工事抑制カレンダーを作成・公表しました。

カレンダー方式による路上工事抑制について、平成18年度「函館地方道路工事等調整連絡協議会」に提案し、各占用事業者から賛同を得られたことから、連携を図りながら取り組みを推進しました。
3.効果検証
■路上工事日数の推移
平成18年度の路上工事に伴う規制日数は、全体で4,780日であり、一昨年から約900日減少しました。
特に通信、電力等の占用事業者との連携により、占用工事にいたっては年間約5割以上の削減となりました。
■道路利用者による評価
道南地域の道路をよく利用する物流事業者、救急搬送隊を対象としてアンケート調査を実施した結果、路上工事抑制の取り組みについて約9割の人が「知らなかった」と回答したものの、「言われてみればその効果を感じるのでこれからも(この取り組みを)続けるべき」としており、道路利用者からは一定の評価を受ける結果となりました。
■路上工事抑制による旅行速度の改善事例
国道5号赤井川付近は、舗装補修工事により片側1車線から片側交互通 行に規制していましたが、お盆期間に予想される交通 混雑による平均旅行速度の低下を防ぐため、路上工事抑制を実施し両側通 行を確保しました。
その結果、路上工事抑制(片側交互通行を解除)により、約2割(8km/h)の旅行速度向上が確認できました。
平成18年度の路上工事に伴う規制日数は、全体で4,780日であり、一昨年から約900日減少しました。
特に通信、電力等の占用事業者との連携により、占用工事にいたっては年間約5割以上の削減となりました。
■道路利用者による評価
道南地域の道路をよく利用する物流事業者、救急搬送隊を対象としてアンケート調査を実施した結果、路上工事抑制の取り組みについて約9割の人が「知らなかった」と回答したものの、「言われてみればその効果を感じるのでこれからも(この取り組みを)続けるべき」としており、道路利用者からは一定の評価を受ける結果となりました。
■路上工事抑制による旅行速度の改善事例
国道5号赤井川付近は、舗装補修工事により片側1車線から片側交互通 行に規制していましたが、お盆期間に予想される交通 混雑による平均旅行速度の低下を防ぐため、路上工事抑制を実施し両側通 行を確保しました。
その結果、路上工事抑制(片側交互通行を解除)により、約2割(8km/h)の旅行速度向上が確認できました。
4.得られた知見・次への反映
■路上工事抑制取り組みの広報
アンケート結果から、路上工事抑制の認知度は非常に低いことが分かりました。特に、路上工事抑制を「知っていた」とした回答者は「人から聞いた」、あるいは「なんとなく気がついた」としており、HPによる公表ではその効果が存分に発揮されている状況ではないことが分かりました。さらに、「公表の仕方をもっとわかりやすくして(この取り組みを)続けるべき」との指摘もあることから、今後はこの取り組みについて効果的な紹介方法を検討します。
■路上工事抑制日の適正設定
アンケート結果から、特にGWやお盆時期など毎年交通量が増える時期の路上工事抑制については期待されている状況であるため、今後とも道路利用者が少しでも快適に移動できるよう、適正な日に路上工事を抑制するよう取り組んでいきます。
アンケート結果から、路上工事抑制の認知度は非常に低いことが分かりました。特に、路上工事抑制を「知っていた」とした回答者は「人から聞いた」、あるいは「なんとなく気がついた」としており、HPによる公表ではその効果が存分に発揮されている状況ではないことが分かりました。さらに、「公表の仕方をもっとわかりやすくして(この取り組みを)続けるべき」との指摘もあることから、今後はこの取り組みについて効果的な紹介方法を検討します。
■路上工事抑制日の適正設定
アンケート結果から、特にGWやお盆時期など毎年交通量が増える時期の路上工事抑制については期待されている状況であるため、今後とも道路利用者が少しでも快適に移動できるよう、適正な日に路上工事を抑制するよう取り組んでいきます。