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平成28年度の活動

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平成28年度の活動

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「わが村は美しく-北海道」運動 表彰式(2月21~22日)

 「わが村は美しく-北海道」運動 第8回コンクールが開催され、選考の結果、農山漁村における地域の活性化や個性的で魅力ある地域づくりの優れた活動として、当部管内では、5団体の応募の中から、優秀賞2団体の表彰が決定し、2月21~22日に表彰式が各団体所在地の役場において行われました。
  このコンクールは、自然的・社会的・歴史的に特徴のある景観を形成してきた北海道の農山漁村がより美しくあるため、地域の魅力と活力を高めようとする住民主体の活動を広く発信し、波及させていくことによって、農山漁村の振興に寄与することを目指して、平成13年から2年に一度、開催されているものです。

 表彰式では、各団体の代表者に梅沢部長が表彰状を授与し、活動の成果をたたえました。
 NPO法人厚岸ネット(厚岸町)は、特産物である牡蠣(かき)の知識を問う「牡蠣博士認定試験」や「酪農博士認定試験」を実施しており、「食と文化と歴史の町厚岸」をテーマに牡蠣(かき)をはじめとした、厚岸町の産業や観光資源、産物を全国にPRしている活動が評価されました。また認定試験の開催と併せて、町内の水産、酪農、史跡等の施設を巡るスタディーツアーや懇親会を行い、町のPRと交流を深めています。
 また、(有)渡辺体験牧場(弟子屈町)は、乳搾り体験、乳製品作り体験、牧草地の散策、芝刈り機体験などの体験牧場活動を通して、牛乳・酪農の啓蒙や普及を推進している活動が認められました。この他に、自家生産の生乳を用いた牛乳は弟子屈町の特産品として販売されているほか、牛乳は生チョコ、ジャム、お菓子など様々な商品に加工販売されています。

  • NPO法人厚岸ネットと関係者のみなさん

    NPO法人厚岸ネットと関係者のみなさん

  • (有)渡辺体験牧場と関係者のみなさん

    (有)渡辺体験牧場と関係者のみなさん

「釧路港 水深14m岸壁工事」現地見学会(2月8日)

 釧路開発建設部では、釧路港西港区第2ふ頭で、国際物流ターミナル整備事業(国際バルク戦略港湾)の中核施設である水深14m岸壁を整備中ですが、この度、釧路港で初めて実施する「ジャケット(上部工)」(桟橋の土台となる鋼管製の大型骨組み)の据付作業の開始に合わせ、2月8日に報道機関を対象とした現地見学会を開催しました。
 水深14m岸壁は、平成27年度から現地作業を開始し、岸壁の基礎となる鋼管杭を150m施工しました。今年度はさらに、鋼管杭上に「ジャケット構造」の上部工を6基製作・運搬・据付する工事を実施しています。1月末で全6基の製作が完了し、製作工場から釧路港への海上運搬を開始しており、運搬終了後、大型クレーンによる大型ジャケットの据付作業に着手するものです。

 この日の見学会は10社の報道機関が参加して行われ、釧路港西港区の工事内容について説明を行った後、据付作業の状況を公開しました。据付作業は11時から始まり、北九州市から運搬されたジャケットを作業船に搭載された大型クレーンでつり上げ、約45分ほどかけて4本の杭に設置しました。
 乳用牛の飼料となるトウモロコシは、主として北米からパナマックス船(パナマ運河を航行可能な巨大船舶)で輸入されていますが、現在穀物を取扱う釧路港第2ふ頭は水深が浅く、積載量を減らさないと入港できないため、非効率な輸送形態となっています。
 ジャケットは今年度内に6基、平成29年度に入ってから5基設置される予定ですが、水深14mの大水深の岸壁が整備されることによって、パナマックス船が満載で入港できるようになり、効率的な輸送形態を実現し、飼料原料の物流コストが低減されることが期待されています。
  • 釧路港西港区の工事内容やジャケットの据付作業の流れを報道機関に説明しました 工事概要の説明

    釧路港西港区の工事内容やジャケットの据付作業の流れを報道機関に説明しました

  • 大型クレーンでつり上げたジャケットを杭に設置する様子 ジャケットの据付作業

    大型クレーンでつり上げたジャケットを杭に設置する様子

釧路開発建設部 危機管理演習(1月11日)

 1月11日、釧路地方合同庁舎7階会議室において、大規模地震に伴う災害対応を想定した危機管理演習を実施しました。
 本演習は、災害対応における組織及び職員のさらなる危機管理能力の向上を図ることを目的として行うもので、今回は「厳冬期における初動対応と自治体支援」を訓練テーマとして、DIG方式による訓練を行いました。

 DIG方式による訓練とは災害図上訓練のことで、一定の災害状況の下で、初動対応や想定される被災への対応、開発建設部内の連携等の確認を机上で行うものです。
 この日は十勝沖でマグ二チュード7.9の地震が発生し、津波警報が発令されたとの想定の下で、約50名の職員が被災者等対応班、施設整備班、河川対策班、道路対策班などの10班に分かれて討議を行いました。討議では、厳冬期における大規模災害発生時の留意事項や、災害発生時における自治体支援等に関する対応について、各班で意見を交換し、討論結果記入シートに意見を整理していきました。そして、最後に各班の討議結果について発表を行い、災害発生時に各班が連携し、迅速で的確な対応が取れるよう、情報を共有しました。

 今後、ロールプレイング方式(自席型)により、各種防災システムの活用や関係機関との連携、リエゾン派遣、TEC-FORCE派遣・受入の訓練も実施することになっており、参加者たちは今回の一連の訓練を通じて、災害発生時の対応手順を再度確認・理解し、災害対応能力の向上を図っていくこととなります。
  • 各班で意見を出し合い、取りまとめていきました 各対策班での討議

    各班で意見を出し合い、取りまとめていきました

  • 各班の討議結果を発表し、相互に情報を共有しました 討議結果の発表

    各班の討議結果を発表し、相互に情報を共有しました

平成28年大雨災害対応に係る感謝状伝達式(12月21日)

 12月21日、釧路地方合同庁舎5階会議室において、平成28年大雨災害対応に係る北海道開発局長感謝状伝達式を執り行いました。
 平成28年8月以降、北海道に相次いで上陸した台風や停滞した前線の影響により、北海道各地で記録的な大雨となり、河川の氾濫や土砂災害が発生しました。その際、多くの団体等に、災害への応急対応、復旧作業、各種調査等のご協力をいただいたことから、感謝の意を表するため、北海道開発局長から感謝状を授与することとなったものです。
 管内でも、8月20日から降り続いた大雨の影響で、釧路川堤防の被災、国道335号羅臼町の土砂崩落などの被害が発生しましたが、今回、被災箇所の応急対策や災害対策車の稼働、大型土のうの運搬などでご協力いただいた28社、4個人が感謝状授与の対象者となりました。

 伝達式では、各企業の代表者と個人に梅沢部長が感謝状を手渡しました。梅沢部長は「釧根地域においても各地で被害が発生し、皆様には被災地における初動対応から応急復旧に至るまで多大なご貢献をいただいたところです」と感謝の言葉を述べ、「災害はいつ何時発生するかわかりません。常日頃から、当部をはじめとする防災機関、皆様方協力機関、企業等が一体となって、より一層地域防災力を充実・強化していく必要があります。今後とも皆様方のお力が必要になる場面が多々あろうかと思います」と引き続き協力を要請しました。
  • 梅沢部長から各団体と個人に感謝状が贈られました 感謝状伝達式

    梅沢部長から各団体と個人に感謝状が贈られました

  • 8月の釧路川での大型土のう設置作業 災害復旧作業

    8月の釧路川での大型土のう設置作業

放置車両等の実移動訓練(12月6日)

 12月6日、本格的な降雪期を迎えるに当たり、標津サーモンパーク駐車場において、暴風雪災害時における放置車両等の実移動訓練を行いました。
 同訓練は、災害対策基本法が平成26年11月に改正され、大規模災害時において、緊急通行車両の通行ルートを迅速に確保するため、道路管理者による放置車両対策の強化が図られたことを踏まえて、平成27年度から実施しているものです。

 この日は実際の災害時を思わせるかのように強い風と湿った雪に見舞われましたが、釧路開発建設部、中標津警察署、根室北部消防本部、日本自動車連盟(JAF)、市立釧路総合病院などから約50名が参加し、国道335号で多数の放置車両により除雪作業が停滞し、孤立集落、通院困難者等の発生による被害の危険性があるとの想定の下で、早期の除雪再開、緊急車両の通行確保のため、道路啓開を行う訓練を実施しました。
 はじめに、放置車両等の状況を確認する訓練を行いました。訓練では、移動により破損が生じることが見込まれるため、移動前の車両の状況を記録するとともに、証拠保全のため写真も撮影しました。また、運転手不在の場合を想定し、文書による車両移動の周知を行いました。
 引き続き、様々なケースを想定して、放置車両等の移動を行う訓練を行いました。車両内の傷病者を救出する訓練では、車両が雪に覆われ排気ガスが車内に入り込み、運転手が一酸化炭素中毒を起こしたと想定して、救急隊が運転手を救出し担架に乗せて、救急車でドクターヘリの発着地点まで搬送しました。
 また、車両運転者が不在で、鍵が付いていない場合を想定して、除雪ドーザやレッカー車を使って放置車両を移動する訓練を行いました。訓練では、中標津道路事務所職員が年間維持業者やJAFに車両移動の方法、移動先を指示したり、移動前後の記録・写真撮影を行ったりしました。

 中標津道路事務所管内では、近年、暴風雪による被害が多く発生していますが、参加者たちは実際の災害時にスムーズに動けるよう、災害対策基本法に基づく車両移動の流れを確認し、防災技術の向上を図っていました。
  • 路外逸脱車両から一酸化炭素中毒症状の運転手を救出し、救急車で搬送する訓練 傷病者の救出

    路外逸脱車両から一酸化炭素中毒症状の運転手を救出し、救急車で搬送する訓練

  • JAFのレッカー車で放置車両を移動する訓練 車両の移動

    JAFのレッカー車で放置車両を移動する訓練

釧路開発建設部下請企業表彰式(12月5日)

 12月5日、釧路地方合同庁舎5階会議室において、平成28年度釧路開発建設部下請企業表彰式を開催しました。
 釧路開発建設部では、公共工事の品質確保及び下請企業の技術の向上を目的とし、優良な工事において、品質の確保・向上に貢献した下請企業を表彰することとしております。
 本年度は、平成27年度に完成した工事の中から、北海道開発局優良工事等表彰において局長表彰を受賞した4件を対象に選考し、下請企業表彰予定者として、「一般国道391号 標茶町 五十石改良工事」(元請:市橋建設(株))の日特建設(株)、「釧路港新西防波堤上部その他工事」(元請:釧石工業(株))の(株)イチマルを選定しました。

 表彰式では、各企業の代表者と技術者に梅沢部長が表彰状を授与しました。梅沢部長は「元請企業と一体となった施工管理により、工事の品質及び施工精度の向上に努めるとともに、地理的な特性を考慮し、環境面にも配慮した施工を行ったもの、困難な施工条件のなか、無事故・無違反で工事を完成させたものなど、他の模範となる極めて優秀な成績を収められたものであります」と受賞各社の功績をたたえ、「今後とも他の模範として、一層の技術開発や優れた人材の育成に努めていただくとともに、北海道の良質な社会資本整備のため益々活躍されることをご期待申し上げます」と期待を寄せました。
  • 表彰状を受け取る日特建設(株)の阿部札幌支店長

    表彰状を受け取る日特建設(株)の阿部札幌支店長

  • 表彰状を受け取る(株)イチマルの石森代表取締役

    表彰状を受け取る(株)イチマルの石森代表取締役

暴風雪に対する防災教室(出前講座)(11月8日)

 11月8日、標茶中学校において、「暴風雪に対する防災教室」を開催しました。
 釧路開発建設部では、地域の皆様方に当部の事業や取組について理解を深めていただくことを目的に「出前講座」を開催していますが、当講座は、総合的な学習の一環として、いつどの場所にいたとしても「自分の命は自分で守る」という鉄則を基に、いざという時の望ましい行動について考えてもらうことを目的に実施されたもので、当日は全校生徒177名が受講しました。

 講座では、平成25年3月と平成26年12月~平成27年3月の暴風雪の実例や当部が行っている災害時の現地支援を紹介した上で、視程の低下による運転への影響や、視程障害、吹きだまり、一酸化炭素中毒の危険性など、冬道で発生する様々な暴風雪災害について解説しました。
 そして、暴風雪災害から身を守る方法として、「各種情報を収集して無理は絶対にしないこと」、「外出時は防寒装備を忘れないこと」、「車が雪にはまって動けなくなった場合は一酸化炭素中毒、低体温、遭難に注意すること」を生徒たちに呼びかけました。
 今年3月には発達した低気圧に伴う暴風雪の影響で、標茶町では国道や道道が通行止めとなり、虹別地区が一時孤立状態となったほか、小中学校では臨時休校が相次ぎました。自然災害から命を守るためには幼少期からの防災教育が重要ですが、実際に暴風雪を経験した生徒たちは、今回の防災教室を受講して、暴風雪災害の恐ろしさや日頃からの備えの重要性を改めて認識し、防災意識を高めることができたようです。
  • 生徒たちは、暴風雪災害の恐ろしさや対処方法について真剣な表情で聞き入っていました

    生徒たちは、暴風雪災害の恐ろしさや対処方法について真剣な表情で聞き入っていました

釧路・根室地域「道の駅」クリーンアップ大作戦 2016秋の陣(11月2日)

「道の駅」周辺でゴミを拾い集める参加者たち

「道の駅」周辺でゴミを拾い集める参加者たち

 11月2日、「道の駅」スワン44ねむろにおいて、『釧路・根室「道の駅」連携会議』の関係市町・運営団体の職員が清掃活動を行いました。
 当活動は、より良い環境で利用者を迎え、利用者にゴミのないクリーンな道の駅をアピールすることで、ゴミを捨てにくい環境をつくることを目的とした清掃活動で、平成20年から釧路・根室地域の5つの「道の駅」において、春と秋の年2回実施しているものです。

 この日は11月初めとしては気温がかなり低い日でしたが、釧路開発建設部、根室振興局、根室市役所などから12名が参加して、午前10時から40分ほどかけて「道の駅」周辺の清掃活動を行い、空き缶、ペットボトル、プラスチック片等、90リットルのゴミ袋が満杯になるほどのゴミを拾い集めました。「道の駅」周辺は一見するとほとんどゴミが落ちていないように見受けられましたが、少し離れた周囲の道路沿いや草地の方に行くとたくさんのゴミが落ちていました。
 近年「道の駅」では、観光客等によるゴミの処理やポイ捨て対策が運営上の課題となっておりますが、今回の清掃活動によって、「道の駅」利用者のマナーが少しずつでも向上していくことを期待したいと思います。

秋の「花咲かじいさんプロジェクト」(10月31日)

 10月31日、釧路町立遠矢小学校との協働による河川環境保全の取組として、秋の「花咲かじいさんプロジェクト」を実施しました。
 このプロジェクトは、新釧路川流域に生息する自然木から児童が種を採取し、その種から育てた苗木を植樹する活動で、地域の将来を担う次世代に治水や環境保全の重要さを伝えることを目的として、平成8年から年2回(春・秋)開催しているものです。

 この日は風が強く肌寒い日となりましたが、3~5年生の児童たちは元気よく種採取・樹木観察や苗床づくりに取り組みました。
 午前の部では、4年生36名と5年生35名が参加して、学校周辺の山に生息するミズナラやヤチダモ、ツリバナ、エゾヤマハギ、ヤマモミジの木から種を採取しました。児童たちは樹木の特徴や種の採り方について講師から説明を受けた後、種の採取に取りかかりました。
 ミズナラの木では落ちてすぐの種(ドングリ)を拾い集めますが、児童たちは枯れ葉をかき分けてドングリを探し出すと、あちこちから大きな歓声が上がりました。また、ヤチダモ、ツリバナ、エゾヤマハギ、ヤマモミジの木では、児童たちは生い茂った急斜面の足下に少し苦労しましたが、種を次々と見つけて枝から採取していきました。今年は台風の影響で種が多く落ちてしまった木もありましたが、それでもたくさんの種を集めることができました。
 午後の部には、3年生32名と4年生36名が参加して、午前中に採取した種を苗床に植える「苗床づくり」を行いました。児童たちは、講師の説明を聞きながら、保水効果のある炭を入れた後、種を均一にまき、乾燥防止用の砂利を入れて水を与え、苗床を作っていきました。
 なお、今年の4年生が5年生になる来年の春には、今回植えて成長した苗床をポットに移す「ポット苗作り」を行うことになっています。
 
※「花咲かじいさんプロジェクト」については、下記リンクをご参照ください。
  • エゾヤマハギの種を採取する様子 種採取

    エゾヤマハギの種を採取する様子

  • 「苗床づくり」を行う児童たち。大きく育つようにと願いながら、一粒ずつ丁寧に種を植えていきました。 苗床づくり

    「苗床づくり」を行う児童たち。大きく育つようにと願いながら、一粒ずつ丁寧に種を植えていきました。

まちとくらし・産業を考える地域見学ツアー(10月29日)

 10月29日、「まちとくらし・産業を考える地域見学ツアー」(釧路根室圏まちとくらしネットワークフォーラム 主催)が開催されました。
 同ツアーは、釧路開発建設部との共催で、地域の物流機能、産業基盤を支える「北海道横断自動車道」、「釧路外環状道路」、「釧路港西港」を見学し、その整備効果や釧根地域の魅力発信について市民と一緒に考えることを目的に平成20年度から実施されているもので、今回で9回目となります。当日は天候に恵まれて絶好の見学会日和となり、事前に応募のあった地域住民29名が参加しました。

 午前中は、ツアー一行は、港湾業務艇「たんちょう」に乗船して西港区の石油基地や飼料基地、島防波堤などを見学したり、「港資料館」で釧路港に関する資料や展示物の説明を受けたりしながら、釧路港の概要や「国際バルク戦略港湾」として整備が進む様子などについて学びました。
 午後には、今年3月に開通した道東自動車道の阿寒ICまで移動し、釧路市湯波内西改良工事の現場を見学しました。現場では、実際に重機の操作を見学しながら、山を掘削した土を利用する盛土工事の概要について説明を受けました。また、ドローン(無人航空機)を使った測量など、ICT(情報通信技術)の活用についての説明も聞きました。
 最後に、釧路東管理ステーションを訪れ、道東自動車道に設置されている監視カメラのモニターや道路管理設備について説明を受け、参加者たちは国道の管理体制や事故発生時の対応などについて熱心に耳を傾けていました。
 
 今回ツアーに参加した方々にとって、普段見ることが少ない海上からの港の様子や道路工事の現場を見学できたことは、地域の暮らしを支える道路や港の役割について理解を深め、釧路根室地域の魅力について改めて考えてみる機会となったようでした。
  • 「港資料館」で、防波堤ができるまでの工事について説明を受ける様子 港資料館見学

    「港資料館」で、防波堤ができるまでの工事について説明を受ける様子

  • 釧路市湯波内西改良工事の現場を見学する参加者たち 現場見学(釧路市湯波内西改良工事)

    釧路市湯波内西改良工事の現場を見学する参加者たち

北海道横断自動車道(道東道)工事における地域貢献活動(10月28日)

 北海道横断自動車道は平成28年3月に阿寒ICまで開通し、現在はその先線である阿寒IC~釧路西ICの工事を鋭意進めております。当区間は、今までの山間部での工事と異なり市街地及び農地付近を通過することから、地域住民の皆様と密にコミュニケーションを取りながら工事を行っています。
 今回、日頃から工事に対してご理解・ご協力をいただいている当地域に少しでも貢献できればと考え、10月28日、午前に釧路市桜田で清掃活動を、午後に釧路市阿寒町で花壇(枯れた花)の清掃を、建設会社15社と釧路道路事務所から合わせて50名が参加して行いました。
 桜田地区では小さなゴミから不法投棄されていた大型ゴミまでを、建設会社ならではの力を活かしクレーン付きの車両で、搬出重量にして2,300kg収集することができました。
 また、阿寒町地区では毎年春先にボランティアの皆さんが、約14,000株の花を国道240号沿いの花壇に植えて、美しく彩りきれいな花街道となっておりますが、10月末には枯れてしまいます。量も膨大なため、その枯れた花の清掃を今回お手伝いしました。
 今後もこのような活動を通しながら、釧路西ICまでの早期開通を目指して工事を進めていきたいと思います。
  • 桜田地区で、ゴミをトラックで回収する様子 清掃活動(桜田地区)

    桜田地区で、ゴミをトラックで回収する様子

  • 阿寒市街の国道沿いで、花壇の清掃作業に汗を流す参加者たち 花壇清掃(阿寒町地区)

    阿寒市街の国道沿いで、花壇の清掃作業に汗を流す参加者たち

エゾシカ衝突事故防止パネル展(10月28~30日)

 10月28~30日、イオンモール釧路昭和において、エゾシカ衝突事故防止に関するパネル展、エゾシカ衝突事故マップの配布などの啓発活動を実施しました。
 北海道では、エゾシカが関係する交通事故が毎年2,000件近く発生しており、日常の道路利用者だけでなく、レンタカー利用者も衝突被害に遭うなど深刻な問題となっています。特に釧路・根室地域では、エゾシカが関係する交通事故が毎年500件以上発生しており、平成27年度の件数は749件で、北海道内の約3分の1を占めています。10月から1月にかけてはエゾシカ衝突事故件数が最も多い時期であることから、毎年この時期に啓発活動を行っているものです。

 会場では、エゾシカとの衝突事故で大破した車両の写真や事故体験談、注意ポスター、当部で取り組んでいるエゾシカのロードキル対策のパネルを展示したり、道路情報カメラのエゾシカの映像を上映したりして、多くの来場者が足を止め、シカ事故に対する関心の高さが伺われました。
 また、来場者にはエゾシカとの衝突事故に関するアンケートに協力していただき、「早朝、夕方の飛び出しが多い」、「1頭だけと思わない」、「夜間の光り物に注意」などの衝突防止6原則を記載したエゾシカ衝突事故マップを配布し、注意喚起を行いました。

※エゾシカ衝突事故マップについては、下記リンクをご参照ください。
  • 来場者の関心を集めたパネル展 パネル展

    来場者の関心を集めたパネル展

  • 実物大のパネルを展示し、大きさを体感してもらいました エゾシカのパネル

    実物大のパネルを展示し、大きさを体感してもらいました

「公共建築の日」フェスティバル 2016(10月22日)

 10月22日、釧路地方合同庁舎において、「公共建築の日」フェスティバル 2016 in 釧路(「公共建築の日」及び「公共建築月間」北海道地方実行委員会、北海道開発局 主催)が開催されました。
 本イベントは、生活に密接に関わっている公共建築が果たす役割について広く一般の方々に理解と関心を持っていただくため、平成15年度に創設された「公共建築の日」にちなんで開催されているもので、当日は参加型イベントやパネル展、見学会などを通じて、地域の方々に公共建築に親しんでもらいました。

 参加型イベントでは、2階建ての建物と耐震補強材を使って地震に強い建物を作る「ぐらぐら建物チャレンジカップ」、はさみやカッターを使って立体的な建物を作る「飛び出す建物を作ろう」、建物に好きな色を塗る「塗り絵コーナー」、釧路の公共建築物の写真を加工して間違いを探す「建物まちがいさがし」が催され、会場は訪れた多くの家族連れなどで賑わっていました。「建物まちがいさがし」は特に人気だったようで、上級編は大人でもしばらく考え込むほど難しく加工されていて、大人が子供と一緒に楽しめるよう、趣向を凝らしていました。
 また、公共建築の取組や釧路の建物をパネルや模型を使って紹介する「公共建築パネル展」も開催されました。
 この他に、免震装置見学会も行われ、参加者たちは実際に庁舎地下の免震装置を見学しながら、免震建物の仕組みや、「揺れを伝えにくくし建物を支える」、「建物の位置を元に戻す」、「建物の揺れを抑える」などの免震装置の働きについて説明を受け、地震に強い建物の仕組みについて学びました。
  • 「塗り絵コーナー」で塗り絵を楽しむ子供たち 塗り絵コーナー

    「塗り絵コーナー」で塗り絵を楽しむ子供たち

  • 「建物まちがいさがし」は大勢の家族連れで賑わいました 建物まちがいさがし

    「建物まちがいさがし」は大勢の家族連れで賑わいました

中標津道路事務所 除雪出陣式(10月20日)

 10月20日、本格的な降雪期を迎えるに当たって、中標津道路事務所で除雪出陣式を行いました。この除雪出陣式は、中標津道路事務所管内の国道総延長約210キロメートルにおける冬期間の道路交通の安全確保を図るため、除雪機械を各除雪基地へ配置し除雪体制を整えることに併せて開催したもので、関係機関の連携強化を図ることを目的に平成27年度から実施しています。
 中標津道路事務所管内では、4箇所の除雪基地に計23台の除雪機械が配置され、昨年より1社多い4社の請負業者が国道5路線、延長約210キロメートルの除排雪や路面凍結対策を行います。

 この日は、中標津道路事務所、釧路建設管理部、警察署、消防署、管内4町、除雪工事の請負業者から約50名が参加し、除雪機械10台が集合しました。
 出陣式に先立って、中標津道路事務所管内請負工事安全協議会による安全祈願が行われ、参加者たちは今シーズンの無事故・無災害を祈りました。
 この後、出陣式が開催され、はじめに中標津道路事務所の佐々木所長が「暴風雪の被害を最小限に抑え、各機関が連携を図り、安全第一での作業をお願いしたい」と開会の挨拶を行いました。
 来賓挨拶の後、受注者を代表して、請負工事安全協議会の徳田会長が今冬における安全作業を誓って、安全意識の向上、安全作業の徹底、健康管理の配慮など宣誓文の読み上げを行いました。
 引き続き、除雪機械の始業点検が行われ、運転手と助手が回転灯、ヘッドライトの点灯やウィンカー、警笛のチェックなどを確認し、佐々木所長の出発の号令により、除雪機械が各除雪基地に向けて出発していきました。
 近年、管内では、暴風雪による国道の通行止めが頻発しておりますが、本格的な降雪期に向けて、出陣式に参加した人たちは除雪作業の速やかな対応への決意と安全作業への意識を新たにしていました。
  • 始業点検のデモンストレーションの様子。今年も安全第一で除雪作業を行います。 始業点検

    始業点検のデモンストレーションの様子。今年も安全第一で除雪作業を行います。

  • 冬道の安全を守るために、いざ出陣です! 除雪車出陣

    冬道の安全を守るために、いざ出陣です!

釧路工業高校 現場見学会(10月18日)

 釧路開発建設部と釧路管内の建設業界 (釧根測量設計業協会、釧路建設業協会、釧路建親会)は、10月18日、釧路工業高校土木科1年生の生徒を対象にした現場見学会を開催しました。
 この見学会は、土木技術者を目指す釧路工業高校土木科の生徒に対して、工事現場や測量設計、行政の仕事を官民協働で紹介し、今後の進路参考にしていただくことを目的として平成25年から毎年実施しているものです。

 この日は、1年生34名が参加して、午前中に一般国道44号 釧路町別保西改良工事の現場や釧路東管理ステーション、北海道横断自動車道 釧路市湯波内西改良工事の現場を見学しました。
 釧路町別保西改良工事の現場では、釧路外環状道路の終点部となる掘削工事で、発破併用掘削工法を用いた施工について説明を受けました。また、実際に発破の様子を見学してもらい、現場に「ドーン」という大きな発破音が鳴り響くと生徒たちから驚きの声が上がっていました。
 また、釧路東管理ステーションでは、除雪機械を見学した後、道路情報機器室で道路の路面監視や道路情報収集の仕事について説明を受けました。
 午後には、ドローン(無人航空機)やモービルマッピングシステム(車載型移動計測システム)を見学し、これらの機器を使用した最新の測量方法について学びました。
 この後、実際に建設業界に就職した卒業生4名から、土木の仕事のやりがいや大変なところ、後輩たちへのアドバイスなどについてお話しがありました。また、意見交換会も行われ、生徒たちは仕事の内容や勤務条件などを質問して、建設業の仕事への理解と関心を高めていました。

 今、建設業では深刻な人手不足が課題となっていることから、一人でも多くの生徒にものづくりの魅力を感じ、建設業に興味を持ってもらおうと今回の現場見学会を開催しましたが、生徒たちにとって、今回、実際の工事現場を見学したり、先輩の体験談を直接聞くことができたことは将来の進路を考える上でとても貴重な体験となったようです。
  • 釧路町別保西改良工事の現場では、釧路工業高校OBの現場代理人が工事概要を説明し、生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました 現場見学(釧路町別保西改良工事)

    釧路町別保西改良工事の現場では、釧路工業高校OBの現場代理人が工事概要を説明し、生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました

  • 釧路市湯波内西改良工事の現場では、ブルドーザーの運転席で、パネルを見ながら操作方法の説明を受けました 現場見学(釧路市湯波内西改良工事)

    釧路市湯波内西改良工事の現場では、ブルドーザーの運転席で、パネルを見ながら操作方法の説明を受けました

釧路川水系油流出事故訓練(10月17日)

 10月17日、新釧路川の昭和樋門で、釧路川水系油流出事故訓練を実施しました。
 釧路開発建設部では、管内の関係機関や釧路川流域の自治体とともに「釧路川環境保全連絡協議会」を設立し、釧路川水系の水質環境保全等の活動を行っています。この協議会活動の一環として、油流出事故への対応能力向上を目的とした訓練を釧路川水系において継続して実施しており、今年度は釧路開発建設部、釧路総合振興局、流域3市町、建設業者などから91名が参加して釧路市の新釧路川で行いました。

 当日は、まず初めに、油類流出拡散防止訓練を行いました。昭和樋門周辺の排水路に大量の油類が流出したことを想定して、釧路川本川への流出を最小限にするため、オイルフェンスとオイルマットを敷設しました。その後、疑似油(もみ殻)を流下させ、ひしゃくを用いて回収しました。訓練では、オイルフェンス・マットの設置手順や安全管理上の留意点などについて説明が行われました。
 次に、流出油の回収訓練を行いました。この訓練は、水質調査の専門機関が到着するまでの間に河川に流出した油類が流れ去ってしまう恐れがあるため、担当者が自らサンプルを採取する、というものです。参加者たちはプール水面に浮かんだ油の状態を観察した後、ひしゃくを使って油を回収し、ガラス瓶に移していきました。
 最後に、油類の嗅覚訓練と簡易水質調査訓練を行いました。河川に流出した油類を特定するためには、油の色や臭いが重要な情報となります。訓練では、試験管に入っている油種を色と臭いで推測したり、簡易水質キットを使って各水質項目を計ったりして、各油種の特徴を学びました。

 河川への油類の流出による水質事故は取水停止、生態系への影響など重大な被害が発生する恐れがあることから、被害軽減のためには事故発生の初期段階において迅速に対応し、的確な対策を講じることが必要です。そのため、日頃の訓練を通じて関係機関の密接な連携を図り、事故処理技術を向上させておくことが重要となります。
  • 油類流出拡散防止訓練で、疑似油(もみ殻)を回収する参加者たち。河川内は滑りやすいので、足下に十分注意しながら作業を行います。 油類流出拡散防止訓練

    油類流出拡散防止訓練で、疑似油(もみ殻)を回収する参加者たち。河川内は滑りやすいので、足下に十分注意しながら作業を行います。

  • 流出油の回収訓練で、プール水面に浮かんだ油を回収する様子。実物の油類を使用し、回収の感触を身につけてもらいました。 流出油の回収訓練

    流出油の回収訓練で、プール水面に浮かんだ油を回収する様子。実物の油類を使用し、回収の感触を身につけてもらいました。

国道における暴風雪対応と冬道運転について(出前講座)(9月27日)

 9月27日、根室市総合文化会館で「暴風雪災害セミナー」(主催 根室振興局)が開催されました。このセミナーは近年、根室管内で暴風雪が頻発していることを踏まえ、暴風雪災害への対処と人命被害の防止を目的に開かれたもので、当日は根室管内の自治体、建設業者などから約200名が参加し、当部からも古内道路防災推進官が「国道における暴風雪対応と冬道運転について」と題して、講演(出前講座)を行いました。

 講演では、はじめに平成25年3月と平成26年12月~平成27年3月の暴風雪の実例を紹介し、緊急車両の通行支援や雪崩の復旧作業支援、通学路の運搬排雪など、当部が災害時に実施している各種の現地支援について解説しました。
 続いて、視程の低下による運転への影響や、視程障害、吹きだまり、一酸化炭素中毒の危険性など、冬道で発生する暴風雪災害について講演しました。
 そして、対処方法として、冬道運転の心得や冬道運転を支える様々な情報支援ツールなどを紹介した上で、暴風雪災害から身を守るために、「各種情報を収集して無理は絶対にしないこと」、「外出時は防寒装備を忘れないこと」、「車が雪にはまって動けなくなった場合は一酸化炭素中毒、低体温、遭難に注意すること」を訴えました。

 今回のセミナーでは、この他に釧路地方気象台による講演や根室管内1市3町の事例報告も行われました。平成25年3月に中標津町で5人が犠牲となった暴風雪災害から3年以上が経過しましたが、参加者たちは今回のセミナーを通じて、暴風雪災害の恐ろしさや日頃からの備えの重要性を改めて認識したようでした。
  • 講演を行う古内道路防災推進官

    講演を行う古内道路防災推進官

  • 暴風雪の実例を紹介し、暴風雪の基礎知識や冬道運転の心得などについて講演を行いました

    暴風雪の実例を紹介し、暴風雪の基礎知識や冬道運転の心得などについて講演を行いました

釧路空港模型・歴史パネル展(9月25日)

「釧路空港の立体模型」を見学する来場者

「釧路空港の立体模型」を見学する来場者

 9月25日、釧路空港で行われた「そらフェスin釧路空港」において、「釧路空港模型・歴史パネル展」を開催しました。
 「そらフェスin釧路空港」は、釧路空港「空の日・空の旬間」実行委員会により、航空に対する関心と理解を高めてもらうことを目的に開催される空の日イベントで、当部でも毎年参加し、釧路空港の整備の変遷や機能を模型やパネルで紹介しているものです。
 当日は、「写真で見る釧路空港の変遷」、「釧路空港の機能」、「釧路空港のいろいろな施設」等の歴史パネルを展示したり、「釧路空港の立体模型」で空港施設の紹介を行い、道行く来場者たちは足を止めてパネルや模型を熱心に眺めていました。

釧路川の減災を考える学習(9月23日)

 9月23日、標茶小学校において、6年生を対象に「釧路川の減災を考える学習」を開催しました。
 当部では釧路川の洪水に備える「水防災意識社会」の再構築に取り組んでいますが、その一環として自然災害から命を守るためには幼少期からの防災教育が重要と考え、学校教育現場における防災教育の支援を行っているものです。

 8月21~22日の大雨の影響により、釧路川では標茶水位観測所で戦後最大の昭和35年3月洪水に次ぐ2番目の水位を記録しましたが、当日は、今回の増水を経験した6年生56名が参加し、釧路川の減災を考える防災教育を受講しました。
 はじめに、当部職員から、今年8月の大雨の状況や、堤防や樋門の役割、釧路湿原が持つ保水機能、洪水調節機能などについて説明を受けました。
 引き続いて、「8月の大雨の時、どんな行動をしたか」を振り返るとともに、「今後、大雨が降ったときにとるべき行動」について班ごとに意見を出し合いました。話し合いでは、8月の大雨の経験を踏まえて、「なるべく多くの情報を集める」、「今いるところが安全か確かめる」、「もしものために予め準備する」などの多くの意見が出されました。

 今年8月の大雨では、一部の住民に避難勧告が出されるなど、標茶町内に様々な被害が発生しましたが、実際に災害を経験した子供たちにとって、今回行った防災教育は日常からの備えや災害発生時の行動について理解を深め、防災意識を高める有意義な学習機会となったようです。
  • 「大雨が降ったときにとるべき行動」について意見を交わす子供たち 各班での討議

    「大雨が降ったときにとるべき行動」について意見を交わす子供たち

  • 班ごとに話し合いの結果を発表し、自然災害から命を守る行動の大切さを学びました 討議結果の発表

    班ごとに話し合いの結果を発表し、自然災害から命を守る行動の大切さを学びました

標茶町産業まつりで事業PR(9月11日)

出水速報パネル展示の様子

出水速報パネル展示の様子

 9月11日に標茶町開発センター特設会場で開催された第43回標茶町産業まつりで、釧路川治水事業のPRを行いました。
 8月20日からの台風11号による釧路川水系の出水についてパネル展示した他、釧路湿原自然再生事業の模型や寒地土木研究所のアイスジャム模型の実演で治水事業の広報を行うとともに、釧路河川事務所で育成したハルニレ、カラコギカエデなどの在来種の苗の無料配布を行い、多くの住民の方と交流を深めることができました。

排水路整備で「カワユエンレイソウ」移植(9月8日)

 9月8日、国営農業農村整備事業による排水路整備を進めている弟子屈町美留和地区で、周辺に生育する希少植物「カワユエンレイソウ」の移植を行いました。
 「カワユエンレイソウ」は1996年に弟子屈町川湯温泉で発見されました。ユリ科エンレイソウ属の植物で、花が横向きに咲く、花弁が幅広く丸みがあるなどの特徴を持ち、環境省の絶滅危惧ⅠB類に選定されています。
 美留和地区では、泥炭土に起因する地盤沈下の進行により湛水・過湿被害が生じているため、排水路整備を行っています。一方で、この地域には地域固有種の希少植物である「カワユエンレイソウ」が生育しており、排水路整備事業により個体消失が想定されることから、平成26年に移植試験を実施し、保全回復を図っているものです。
 
 当日は、釧路農業事務所、弟子屈町、摩周湖農協の関係者や地元農家など約20名が参加し、46株を移植しました。参加者たちは、根を傷つけないように注意しながら、スコップで周辺の土ごと掘り起こして袋に入れ、500メートルほど離れた場所に移し替えました。
 今回移し替えた株の生育状況を観察し、その結果を踏まえた上で、残りの40株余りも移植する予定となっており、今後とも周辺の希少植物に十分に配慮しながら、排水路整備事業を進めていくこととなります。
  • 排水路整備予定地の周辺に自生する希少植物「カワユエンレイソウ」 カワユエンレイソウ

    排水路整備予定地の周辺に自生する希少植物「カワユエンレイソウ」

  • 一株ずつ丁寧に株を移植する参加者たち 移植作業

    一株ずつ丁寧に株を移植する参加者たち

「道路功労者表彰」伝達式(9月8日)

 9月8日、「道路ふれあい月間」(毎年8月1日~8月31日)の行事の一環として、標茶町役場において、平成28年度「道路功労者表彰」(公益社団法人 日本道路協会長表彰)伝達式を開催しました。
 道路功労者表彰(日本道路協会長表彰)は、公益社団法人日本道路協会長が、道路の整備、道路環境の美化保全、災害復旧及び防災活動に尽力され、その功績が顕著な団体又は個人に対して感謝状を贈り表彰するものです。今年度は、当部管内では標茶町の2団体が受賞しました。

 伝達式では、各団体の代表者に梅沢部長が表彰状を授与し、道路の清掃・美化活動の功績をたたえました。
 両団体は平成15年度から、「ボランティア・サポート・プログラム」の実施団体として活動を行っており、「花街道391を推進する会」は、標茶町開運町から常盤町までの約2.2キロメートル区間において、植樹帯への花植や除草などの美化活動を行っており、一般国道391号沿いに花と緑のある景観の美しさと安らぎを提供することで、道路の清掃・美化に大きく貢献を続けている功績が評価されました。
 また、「標茶町磯分内町内会」は、標茶町磯分内市街地を中心とした約1キロメートル区間において、植樹帯への花植や除草などの美化活動を行っており、一般国道391号沿いに花と緑のある景観の美しさと安らぎを提供することで、道路の清掃・美化に大きく貢献を続けている功績が認められました。
  • 「花街道391を推進する会」のみなさん

    「花街道391を推進する会」のみなさん

  • 「標茶町磯分内町内会」のみなさん

    「標茶町磯分内町内会」のみなさん

釧路港「みなと見学会」(9月4日)

 9月4日、釧路港西港区島防波堤で進めている「エコポートモデル事業」への理解を深めてもらうことを目的に、「第21回釧路oh!!さかなまつり」会場において、島防波堤周辺に生息する水生生物の展示を行う「ミニ水族館」、パネル展及び港湾業務艇「たんちょう」で島防波堤等を見学する「みなと見学会」を開催しました。
 「エコポートモデル事業」とは島防波堤の背後に浅いマウンドを作り、コンブなどを着生させることで、海藻やウニ、魚などの多様な水生生物の生息環境を作ることを目的とした事業です。現在は釧路市漁業協同組合により島防波堤を利用した「ウニ養殖試験事業」が行われており、今後更なる活用が期待されています。
 
 当日は、島防波堤周辺で実際に生息する水生生物を水槽で展示したり、「エコポートモデル事業」を説明したパネルや島防波堤の模型の展示を行ったりしました。特に水生生物の展示は子供たちに好評で、実際に魚を手に取ったり、魚の名前を質問したりしながら、普段は見ることがほとんどない水生生物を身近に感じてもらいました。
 また、港湾業務艇「たんちょう」に乗船し、釧路港内の見学を行う「みなと見学会」も行いました。1便に16名ずつ、合計で64名の乗客たちが船内で港や防波堤の役割などについて説明を受けたり、デッキに出て「エコポートモデル事業」として整備が進む西港区島防波堤などの様子を見学し、約25分ほどかけて釧路港内を回りました。

 「エコポートモデル事業」には『多様な生態系の形成』だけでなく、防波堤の背後にマウンドを作ることにより、ケーソンを小さくできる『コスト削減』や、浚渫土砂を再利用し、マウンドに活用する『資源リサイクル』の効果も期待されています。乗客のみなさんは今回、島防波堤の整備の様子を実際に見学しながら、このように環境に配慮した「エコポートモデル事業」への理解を深めたようでした。
  • たくさんの子供たちが訪れ、にぎわいを見せた水生生物の展示 ミニ水族館

    たくさんの子供たちが訪れ、にぎわいを見せた水生生物の展示

  • 今年も子供から大人まで大勢の市民が乗船し、大好評だった「みなと見学会」 みなと見学会

    今年も子供から大人まで大勢の市民が乗船し、大好評だった「みなと見学会」

釧路川水生生物による水質調査(8月10日)

 8月10日、弟子屈町仁多の釧路川において、弟子屈中学校の生徒3名が参加して、水生生物による水質調査を実施しました。
 この調査は、昭和59年度から日本の主要な河川で実施している全国水生生物調査の一環で、水生生物の種類や数を調べることによって、川の水質状況を把握するとともに、地域の方々に川に親しみ、川の環境などについて関心を高めてもらうことを目的としているものです。

 当日は、生徒たちは最初に調査員から調査方法について説明を受けた後、川の中に入り、目視で川幅、水深、流速を計測したり、透視度計で水の透視度を調べたりしました。
 次に、川から水のサンプルを取り、試薬を使って水素イオン濃度、化学的酸素要求量、アンモニウム態窒素などの項目を計測し、水質環境の状況を調査しました。その結果、釧路川の水は魚類等の生息環境として良好で、きれいな水質であることを確認しました。
 その後、川底や岩陰に生息している水生生物を採取し、きれいな水かどうかを判定する目安となる「指標生物」のヒラタカゲロウ類などの生息を確認しました。
 また、投網で魚やエビなどを捕獲し、どのような魚類等が生息しているのかを調べたところ、環境省の「水質環境基準」できれいな水域に生息できる魚の目安となるヤマメが多く生息していることがわかりました。

 今回の調査の結果、釧路川の水質は4段階で最も上位の「きれいな水」と判定されました。普段、川と触れ合う機会の少ない生徒たちにとって、今回の調査は身近な川の自然の豊かさや河川愛護の重要性を実感できる貴重な体験となったようです。
  • 調査員の説明を受けながら、試薬を使って水質を調査しています 簡易水質調査

    調査員の説明を受けながら、試薬を使って水質を調査しています

  • 川底の石をひっくり返し、水生生物を採取しています 水生生物調査

    川底の石をひっくり返し、水生生物を採取しています

「道路ふれあい月間」街頭清掃活動(8月3日)

公園周辺の清掃活動に汗を流す参加者たち

公園周辺の清掃活動に汗を流す参加者たち

 国土交通省では、毎年8月を「道路ふれあい月間」として、道路愛護思想の普及及び道路の正しい利用の啓発を図り、道路を常に広く美しく、安全に利用する気運を高める取組を実施しております。
 その取組の一つとして、釧路開発建設部では、釧路総合振興局、釧路市、各地元団体とともに、釧路市北大通を中心とした道路清掃活動を行いました。
 当日は気温が高く、蒸し暑い中での清掃となりましたが、総勢で150名ほどの参加者たちによって、空き缶、プラスチック片、木くず等、2トントラックで1台分のゴミが拾い集められ、道路や商店街がきれいになりました。今回の清掃活動が住民の道路美化意識を向上させ、釧路市の観光都市としてのイメージアップにつながることを期待したいと思います。

釧路開発建設部優良工事等表彰式(7月27日)

 7月27日、釧路地方合同庁舎5階会議室において、平成28年度釧路開発建設部優良工事等表彰式を開催しました。

 釧路開発建設部では、例年工事等に係る技術の向上を図ることなどを目的として、前年度に完成した工事及び完了した業務を対象とした中から、優秀な成果を収めた企業及び技術者を表彰することとしています。
 本年度は、平成27年度に完成した工事176件及び完了した業務222件を対象に選考し、優良工事等表彰予定者として工事9件(11社)、業務8件(8社)を選定しました。
 表彰式では、各企業の代表者と技術者に梅沢部長が表彰状を授与し、功績をたたえました。梅沢部長は「他の模範となる極めて優秀な成績を収められ、住民生活の安全・安心の確保や当部管内の社会経済の発展を支える質の高い社会資本の整備に寄与されました」と受賞各社に敬意を表し、「釧路開発建設部としましても、皆様と一層の技術力の向上に努めるとともに、様々な課題を意見交換できるフラットな関係性を築き上げていきたいと考えております」と述べました。
  • 優良工事等表彰者(工事・部長表彰)

    優良工事等表彰者(工事・部長表彰)

  • 優良工事等表彰者(業務・部長表彰)

    優良工事等表彰者(業務・部長表彰)

「幌呂地区湿原再生」現地見学会(7月25日)

 7月25日、鶴居村字幌呂下幌呂で「幌呂地区湿原再生」現地見学会を開催しました。
 当部では、過去に損なわれた釧路湿原の自然を取り戻すための「自然再生事業」を行っており、その事業の一つとして、鶴居村では未利用の土地を湿原に戻す取組を行っています。この見学会は、地域の方々に湿原環境の保全・再生について理解を深めてもらおうと、平成25年度から毎年開催しているものです。

 当日は、事前に申し込みのあった19名が参加し、湿原再生現場の見学と湿原の代表植物であるヨシの移植体験、外来種防除体験を行いました。
 はじめに、参加者たちは「幌呂地区湿原再生」の事業概要について説明を受けた後、幌呂地区に生育するヌマハリイ、ミゾソバ、ツルアブラガヤなどの湿原性の植物を観察したり、湿原再生のため今まで植えてきたヨシの生育状況を確認したりしました。
 その後、参加者たちは湿原を代表する植物であるヨシの移植体験を行いました。釧路湿原では外来種の侵入により、ヨシやスゲ等の湿原植生の減少が確認されており、湿原植生になるべく早く戻す取組が必要になります。そのため、今回は定着率が高く、比較的容易にできる植栽方法として、地上茎を用いた移植を行いました。参加者たちはぬかるむ足下に悪戦苦闘しながらも、ヨシの苗を1本ずつ丁寧に植えていきました。
 最後に、外来種のオオアワダチソウの駆除を体験しました。幌呂地区では、一部の土地にオオアワダチソウの侵入が確認されていますが、外来種が繁茂し続ければ在来の植物が被圧される恐れがあるため、確実に除去することが必要です。当日は、防除効果の高い、地中の根を含む引き抜きにより駆除しましたが、参加者たちは根を抜く作業に大変苦労し、外来種の防除が手間のかかる重労働であることを体感したようでした。
  • 幌呂地区の植物について説明を受ける参加者たち。講師に植物の名前や特徴を質問しながら、湿原環境についての知見を深めました。 湿原再生現場見学

    幌呂地区の植物について説明を受ける参加者たち。講師に植物の名前や特徴を質問しながら、湿原環境についての知見を深めました。

  • シャベルで穴を掘り、ヨシの苗を植える様子。足下の湿地帯に足を取られながらも、小さい苗を丁寧に移植していきました。 ヨシの移植

    シャベルで穴を掘り、ヨシの苗を植える様子。足下の湿地帯に足を取られながらも、小さい苗を丁寧に移植していきました。

災害対策用機械操作訓練(7月21日)

 7月21日、標茶町の釧路川下オソベツ樋門で、災害対策用機械(排水ポンプ車及び照明車)の操作訓練を実施しました。
 この訓練は、災害発生時において災害対策用機械を迅速かつ的確に運用するため、機械出動の協定締結会社を対象に運転操作技術や災害現場における機械配置及び据付技術等の習熟を目的として、毎年行われているものです。

 当日は協定締結会社3社(三ッ輪建設工業(株)、開成建設工業(株)、日通機工(株))から18名が参加し、訓練が行われました。 訓練では、河川の増水により樋門内の水位が上昇したとの想定の下で、市街地や農地等への逆流を防止するため、水門を閉じて排水ポンプを稼働し、河川側に排水を行いました。参加者は、排水管の敷設、水中ポンプの投入、発電機の始動、排水作業の一連の操作手順を確認しました。
 また、災害は夜間に発生する恐れもあることから、夜間作業時を想定して照明車による投光訓練も行い、機械の操作方法や注意点を確認しました。
 この訓練に合わせて、周辺自治体の防災担当者や災害応急対策業務協定を締結している釧路建設業協会会員を対象にした見学会も開催しました。参加者は災害対策用機械の機能・性能や操作方法について説明を受けたり、稼働状況を見学したりして、災害時の対応について理解を深めました。

 災害対策用機械は、平成26年度に大雨に伴う風水害の発生により、標茶町から3回出動要請を受けており、日頃の訓練を通じて操作技術を向上し、実際の災害時に迅速に稼働できる体制を整えておくことが重要となります。
  • ポンプ車による排水の状況。25mプールを約12分で排水できる能力を持っています。 排水作業

    ポンプ車による排水の状況。25mプールを約12分で排水できる能力を持っています。

  • 照明車の機能・性能等を説明する様子。400m離れた場所でも新聞を読めるほどの明るさがあります。 投光訓練

    照明車の機能・性能等を説明する様子。400m離れた場所でも新聞を読めるほどの明るさがあります。

TEC-FORCE 広域実働訓練(7月13日)

 7月13日、北海道開発局、網走開発建設部、帯広開発建設部と連携して、TEC-FORCE 広域実働訓練を実施しました。
 この訓練は、大規模災害時における緊急災害対策支援活動の能力向上を目的として、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を被災想定箇所に派遣・受入するもので、平成26年度から実施されています。

 今年度は、釧路開発建設部管内で台風による大雨で河川が増水し、河川施設・道路施設が被災したとの想定の下で、隣接する網走開建と帯広開建からTEC-FORCEが派遣され、現地調査や報告書作成、合同会議開催などの訓練を行いました。
 午前中に各開建を出発したTEC-FORCEは拠点基地のある釧路開建に到着し、午後から被災状況に関する打合せを実施しました。その後、河川班(網走開建)・道路班(帯広開建)が各被災箇所(新釧路川・国道44号)へ出発し、現地調査を行いました。今回の訓練では、より実践的な訓練となるように、実際に熊本地震でTEC-FORCEとして派遣された釧路開建の職員が随行し、現地の計測方法、写真撮影等のアドバイスを行いました。
 この後、釧路開建に戻って被災状況の取りまとめ、報告書作成を行い、最後にTV会議システムを活用して、開発局、釧路・網走・帯広開建の対策本部を結んだ合同会議を実施し、今回行った訓練の総括を行いました。

 TEC-FORCEでは、大規模自然災害が突然発生した場合に被災自治体へ迅速に支援が行えるように、日頃から人員や資機材を整え、訓練を積み重ねることが重要であり、今回の訓練での経験や反省点などを今後の支援活動に生かしていくこととなります。
  • 網走開建 新釧路川の現地調査 現地調査

    網走開建 新釧路川の現地調査

  • 開発局、釧路・網走・帯広開建による合同会議 合同会議

    開発局、釧路・網走・帯広開建による合同会議

釧路港「港内見学会」(7月12日)

 7月12日、釧路市内の小学生を対象とした釧路港「港内見学会」を開催しました。
 この見学会は、国土交通省が毎年7月を「海の月間」と定めたことに合わせ、海や船舶、港の仕事に関心と理解を深めてもらうことを目的に、釧路開発建設部、釧路運輸支局などが毎年実施しているものです。

 当日は、釧路市立中央小学校の生徒33名を招いて、港湾業務艇「たんちょう」に乗船し、釧路港西港区の見学を行いました。生徒たちは、最初に船内で釧路港湾事務所の職員から港や防波堤の役割について説明を受けた後、デッキに出て釧路港西港区の様子を見学しました。当日の天候は快晴で船上からの景色がよく見え、生徒たちは普段見ることのできない港の施設や船の様子を海上から見学し、歓声を上げていました。
 また、生徒たちは「港資料館」や「マリン・トポスくしろ」を見学しました。「港資料館」では、歴史的な写真パネルや現在の港の役割や特色が分かるパネル、建設工事で使用していた工具や調査器具の実物など、釧路港に関する数多くの資料が展示されており、当部職員から資料についての説明を受けたり、展示物に実際に触れたりしながら、釧路港の歴史や地域に果たす役割を学びました。
 また、「マリン・トポスくしろ」では、実際に使われていた漁具やジオラマ、鯨のパネルなどを見学し、日本有数の水産基地である釧路市の水産業の歴史についても学習しました。
  • 港湾業務艇「たんちょう」に乗って、青い海と白い波、船上からの景色を大いに楽しみました 港内見学

    港湾業務艇「たんちょう」に乗って、青い海と白い波、船上からの景色を大いに楽しみました

  • 「港資料館」で、熱心にメモを取りながら、防波堤ができるまでの工事の様子を学ぶ生徒たち 港資料館見学

    「港資料館」で、熱心にメモを取りながら、防波堤ができるまでの工事の様子を学ぶ生徒たち

別海中央小学校と協働した「生きもの調査」(7月7日)

 7月7日、別海地区第三清丸別排水路及び遊水池周辺で、別海中央小学校との協働による「生きもの調査」を実施しました。
 この取組は農業農村整備事業や地域の自然環境の保全について次世代の子供たちに関心を持ってもらうことを目的として、平成17年から毎年実施しているものです。

 当日は、別海中央小学校の5年生59名が参加し、国営環境保全型かんがい排水事業で整備した別海地区第三清丸別排水路及び遊水池周辺で、魚類調査や水質調査、カエル調査を行いました。
 魚類調査では、児童たちが排水路の中にいる魚類等を足で追い込んで網で捕ったり、捕らえた魚類等を水槽で観察したりしました。今回見つかった魚類はフナやヤチウグイ、ドジョウ、アメマスなど9種類で、調査を始めた平成17年からほとんど変わっておらず、魚類の生息環境が保全されていることを確認しました。
 また水質調査では、ペットボトルで作った簡易透視度計で遊水池の水の透視度(透き通り度合)を計測しました。児童たちは遊水池できれいになった水の透視度が高いことにとても驚いたようで、遊水池が土砂や肥料の河川への流出を防ぎ、魚類の生息しやすい環境作りに役立っていることを学びました。
 児童たちは今回の調査を通じて、牧草地周辺のきれいな水の中でいろいろな種類の生きものが生息していることを知り、別海町の豊かな自然環境を守っていくことの大切さを実感したようでした。
  • 水槽の中の魚を興味津々で観察する児童たち。狭い排水路に大きな魚がいたことにびっくり。 魚類観察

    水槽の中の魚を興味津々で観察する児童たち。狭い排水路に大きな魚がいたことにびっくり。

  • 簡易透視度計をのぞきこんで、遊水池の水の透視度を測る様子 水質調査

    簡易透視度計をのぞきこんで、遊水池の水の透視度を測る様子

地域の暮らしと産業を支える釧路港(出前講座)(6月27日)

 釧路開発建設部では、地域の皆様方に当部の事業や取組について理解を深めていただくことを目的に、「出前講座」を開催しています。

 6月27日、釧路港で「地域の暮らしと産業を支える釧路港」を開催しました。
 当講座は港湾業務艇「たんちょう」に乗船して、釧路港内を見学しながら、釧路港と地域の暮らしや産業、環境との関わりなどを紹介するもので、当日は晴天に恵まれ、波も穏やかで、12名の参加者が1時間のクルージングを楽しみました。
 当講座では、最初に西港区の石油基地や飼料基地、外貿コンテナヤードなどを見学し、釧路港湾事務所の職員から、釧路港が釧路の基幹産業である製紙業や、東北海道地域の酪農業、エネルギー供給を支えていることについて説明を受けました。
 その後、東港区に移動し、エネルギーの輸送拠点や漁業基地として発展した歴史の説明を受けたり、耐震旅客船ターミナルやウォーターフロントの商業施設などを見学し、市民の交流の場として整備が進む様子を学びました。
 参加者のみなさんは、普段は見ることのできない海上からの港の様子を見られたことに満足し、釧路港が地域に果たす役割や機能への理解を大いに深めた様子でした。
  • 西港区を興味深く見学する参加者たち 西港区見学

    西港区を興味深く見学する参加者たち

  • 釧路の港や街並みを海上から見学する人気の講座です 東港区見学

    釧路の港や街並みを海上から見学する人気の講座です

春の「花咲かじいさんプロジェクト」(6月15日)

 6月15日、釧路町立遠矢小学校との協働による河川環境保全の取組として、春の「花咲かじいさんプロジェクト」を開催しました。
 新釧路川流域に生息する自然木から児童が種を採取し、その種から育てた苗木を植樹する活動で、地域の将来を担う次世代に治水や環境保全の重要さを伝えることを目的としています。

 当日は午前に、6年生が新釧路川岩保木水門周辺で樹木の成長観察や湿原観察、川の学習を行った後、ハルニレ、ヤチダモなどの苗木290本の植樹活動を行いました。この苗木は、6年生が4年生だった当時に自然木から採取した種から育てたものです。
 また、午後には、5年生が遠矢小学校で、昨年植えて成長した苗床をポットに移す「ポット苗作り」を行いました。
 釧路湿原では急激な湿原環境の変化が生じていますが、学年を経て継続して行うこれら一連の活動を通じて、児童たちに湿原や河川の自然環境の大切さを学んでほしいと思います。
  • 湿原植物の特徴を学ぶ様子 湿原観察

    湿原植物の特徴を学ぶ様子

  • ポット苗を植樹する児童たち 苗木の植樹

    ポット苗を植樹する児童たち

在札幌米国総領事館員が釧路港を視察(6月13日)

 6月13日、在札幌米国総領事館のジャスティン・トール領事ほか、総領事館の関係者が釧路を訪れ、「国際バルク戦略港湾」に指定された釧路港を視察しました。

 はじめに、釧路市港湾庁舎において、釧路市水産港湾空港部と釧路港湾事務所から、釧路港は北米からの穀物の輸送期間が関東圏より1日短くなるため、輸送コストを削減できることや、大型船舶の入港に対応するため、水深14m岸壁の整備を進めていることなどについて説明を受けました。
 その後、領事らは釧路港西港区第2埠頭に移動して工事現場や釧路サイロ(株)を視察し、国際物流ターミナルの整備状況について説明を受けました。釧路港では乳牛等の飼料原料となる穀物を北米から大量に輸入していますが、トール領事は、港湾整備に伴って、釧路港が将来、穀物輸入の拠点港となることを期待していました。
  • 釧路港西港区の工事現場を視察するジャスティン・トール領事(写真:左から2人目)

    釧路港西港区の工事現場を視察するジャスティン・トール領事(写真:左から2人目)

釧路湿原川レンジャー認証式(5月30日)

認証式に出席された川レンジャーのみなさん

認証式に出席された川レンジャーのみなさん

 5月30日、平成28年度釧路湿原川レンジャー認証式が釧路地方合同庁舎で行われ、出席者27名に認定証が手渡されました。
 川レンジャーの主な活動は、日常生活で釧路湿原や釧路川に出かけた際に状況を観察し、異常や気づいたことを事務局に報告することや、釧路湿原や河川環境などについてより理解を深める学習会や体験活動を行うことで、今年度は113名の方々にご登録いただきました。
 また、多年にわたり釧路湿原川レンジャーとして活動し、特に環境保全に貢献された方2名を対象に、感謝状の贈呈を行いました。

特殊車両の取締りを行いました(5月26日)

車両の重量を測定している様子

車両の重量を測定している様子

 道路法では、道路構造の保全と交通の危険防止のため、特殊車両(法令で定める重量・寸法を超える大型車両)の通行を原則禁止しており、通行する場合は道路管理者の許可が必要となります。
 釧路開発建設部では、道路を違法に利用している車両を排除し適正な利用を促進するため、今年度1回目の特殊車両の取締りを行いました。今回は3台計測しましたが、いずれも許可条件を遵守しており、違反はありませんでした。
 なお、今後も特殊車両の取締りを実施していく予定です。

TEC-FORCE報告会(5月23日)

 5月23日、平成28年熊本地震の応急対策を支援するため派遣したTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の報告会を釧路地方合同庁舎で開催しました。

 はじめに、佐藤防災対策専門官がTEC-FORCE活動の概要について説明し、現地では通信環境が十分ではないため、情報・データの受送信に苦労したこと、作業効率の向上のため、タブレット端末の活用が必要ではないかという声があったことなどを報告しました。
 続いて、河川班長の梅木治水課長補佐が甲佐町内の被災状況調査についての説明を行い、調査対象の河川数が多く、山間地域主体の調査であったため、体力勝負の任務であったこと、調査した14河川中、6河川で河道付近の法崩れ5ヶ所などの被災が確認されたことなどを報告しました。
 また、道路班長の小林釧路道路事務所第3工務課長は菊池市で行った市道橋梁の被災状況調査について説明し、54橋の橋梁を調査し、そのうち1橋で被災が確認されたことなどを報告しました。
  • 河川班 打越川の現地調査

    河川班 打越川の現地調査

  • 道路班 藤田あゆみ橋の現地調査

    道路班 藤田あゆみ橋の現地調査

TEC-FORCE派遣(4月29日~5月6日)

 釧路開発建設部では、平成28年熊本地震による被災地の応急対策を支援するため、「平成28年熊本地震 災害応援対策本部」を設置し、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を派遣しました。

 4月28日に出発式を行い、4月29日に被災状況調査班(河川)4名が、5月1日に被災状況調査班(道路)5名が1週間の予定で熊本県宇城市に派遣されました。
 出発式で梅沢信敏部長が「持っている技術や経験を十分に発揮し、被災地の復旧に役立ってください」と激励し、派遣隊を代表して、河川班長の梅木幸治治水課長補佐が「早期復旧を目指して一生懸命頑張ります」と決意を述べました。

※TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)
大規模自然災害が発生し、又は発生するおそれがある場合に、円滑かつ迅速に災害対応の支援を行うことを目的に、被災した地方公共団体等に国土交通省のエキスパート職員を派遣するものです。
  • 派遣命令書を交付される隊員 出発式

    派遣命令書を交付される隊員

  • 河川班 長山川の現地調査 現地調査

    河川班 長山川の現地調査

知床横断道路が開通しました(4月26日)

湯ノ沢ゲートを出発する観光客らの車

湯ノ沢ゲートを出発する観光客らの車

 昨年11月8日から冬期通行止となっていた国道334号知床横断道路が、4月26日(火曜日)より通行可能となりました。
 釧路開発建設部では、春の観光シーズン前の開通を目指して羅臼町側から知床峠頂上まで(13.4キロメートル)の除雪作業を本年3月10日から開始しました。
 今年は天候に恵まれ、暴風雪等による除雪作業の中止期間がほとんどなく、除雪作業が順調に進んだことから、2011年以来、5年ぶりに大型連休前の開通となりました。
 当日は、頂上付近に雪が舞うあいにくの空模様でしたが、午前10時にゲートが開かれると、開通を待ち望んだ観光客らの車が知床峠を目指して出発しました。

釧路・根室地域「道の駅」クリーンアップ大作戦 2016春の陣(4月22~27日)

 本格的な観光シーズンを前に、より良い環境で利用者を迎え、利用者にゴミのないクリーンな道の駅をアピールすることで、ゴミを捨てにくい環境をつくるため、『釧路・根室「道の駅」連携会議』の関係市町・運営団体の職員が一斉に清掃活動を行いました。
 当活動は、平成20年から釧路・根室地域の5つの「道の駅」において、開催時期を合わせ、清掃活動を春と秋の年2回実施しているものです。
  • スワン44ねむろでの清掃の様子

    スワン44ねむろでの清掃の様子

  • 厚岸グルメパーク周辺でのゴミ拾い

    厚岸グルメパーク周辺でのゴミ拾い

道の駅ブース&パネル展(4月10日)

 『釧路・根室地域「道の駅」連携会議』の主催により、知床雪壁ウォーク2016イベント会場の「道の駅」ブースにおいて、釧路・根室地域の7つの「道の駅」の特産品の展示とパネル展を行いました。
 当日は天候に恵まれ、多くの参加者が雪壁の間から国後島の絶景を眺めながら、開通直前の知床横断道路(国道334号)を10キロメートル歩きました。

※『釧路・根室地域「道の駅」連携会議』について
関係市町・運営団体等で構成されており、「道の駅」相互のさらなる連携強化と各「道の駅」の情報を広く知ってもらうため、パンフレットの配布や清掃活動を行っています。
  • 特産品とパネル展を見学する参加者

    特産品とパネル展を見学する参加者

  • 「道の駅」しらぬか恋問の特産品

    「道の駅」しらぬか恋問の特産品

河川施設の安全利用点検(4月6日)

河川施設の安全利用点検

土留囲いの損壊箇所を赤テープで表示

 釧路川の親水施設を地域の皆さまに安心して利用していただけるよう、ゴールデンウィークを前に釧路市、弟子屈町、標茶町の低水護岸などの施設(30箇所)の安全利用点検を行いました。
 点検の結果、釧路町内の土留囲いの一部損壊、弟子屈町内の一部穴ぼこ及び遊歩道柵のチェーンが外れていることが見つかり、応急的に赤テープで注意喚起の表示を行ったり、土のうで対応したりしました。

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