釧路空港の整備
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釧路空港の整備
釧路港湾事務所における、釧路空港の整備についてまとめます。
カテゴリーⅢbの運用
釧路空港では夏場に濃霧が発生する釧路地方独特の気候のため、視界不良による航空機の欠航が数多く発生していました。
そこで、指向性のある電波により着陸を誘導するシステムを一般的なカテゴリーⅠ運用からカテゴリーⅢa運用に格上げして、濃霧の中でも航空機が安全に着陸できるようにする「計器着陸システム(ILS)の性能向上事業」が平成3年度から平成7年度まで実施されました。併せて航空灯火についても、滑走路中心線灯、接地帯灯は2倍の数が設置され、他の灯火についても数を増やしたり明るくすることにより、視程が低くても運航できるように改良されました。その後、平成18年より性能が高いカテゴリーⅢbで運用を行っております。
これにより、高カテゴリー化前(平成6年)より大幅に欠航率が改善しております。
そこで、指向性のある電波により着陸を誘導するシステムを一般的なカテゴリーⅠ運用からカテゴリーⅢa運用に格上げして、濃霧の中でも航空機が安全に着陸できるようにする「計器着陸システム(ILS)の性能向上事業」が平成3年度から平成7年度まで実施されました。併せて航空灯火についても、滑走路中心線灯、接地帯灯は2倍の数が設置され、他の灯火についても数を増やしたり明るくすることにより、視程が低くても運航できるように改良されました。その後、平成18年より性能が高いカテゴリーⅢbで運用を行っております。
これにより、高カテゴリー化前(平成6年)より大幅に欠航率が改善しております。
高盛土の整備
釧路空港は、丘陵地にあり滑走路の延長方向がいずれも傾斜地になっている地形的条件から高盛土工による用地造成が必須条件であり、滑走路長2,100mから2,300mへの延伸では北側高盛土、計器着陸装置(ILS)の高カテゴリー化整備では17側高盛土、滑走路長2,300mから2,500mへの延伸では35側高盛土を整備しております。