厚岸の水産物:おいしさの理由(わけ)
1:自然の恵み
黒潮+親潮で おいしい魚
厚岸沖の太平洋海域で暖流の「黒潮」と寒流の「親潮」が交差する。ここは「潮目」と呼ばれ、多くのプランクトンと、それを餌とする魚が集まる好漁場。だから厚岸沖で水揚げされるサンマやサケはプランクトンをたっぷり食べて栄養満点。 “おいしい魚”なのです。
淡水+海水でおいしい貝

多様な水鳥や野鳥が生息する別寒辺牛湿原を流れています
2:ひとの力
愛情ひと味隠し味
厚岸のカキは時々引越しをします。冬の間は厚岸湖でじっくりと栄養を蓄え6月からの産卵期に備えます。産卵後漁業者がより塩分の濃い厚岸湾に移し丹精込めて育てます。大きく育ったカキは再び塩分の低い厚岸湖へ。植物性プランクトンの多い厚岸湖で栄養をたっぷり蓄え熟成します。こうしてカキは厚岸独特の甘みを持つようになります。 漁業者はいつも“おいしさ”を届けるために知恵と工夫をこらし、そして愛情をたっぷり込めているのです。
木を植えて海を守る

3:まちの活力
厚岸地域マリンビジョン

厚岸では、新鮮な魚介類を道内外に提供し、水産業を中心に活気に満ちた漁村を次世代につなげることを目標に、平成18年3月に「厚岸地域マリンビジョン」を策定。毎年継続的に点検を行い、ビジョンの実現を目指し活動を行っています。
お魚カレンダー
(↓クリックすると一部漁法が表示されます。)