国際線ターミナル地域再編事業
新千歳空港の国際線ターミナル地域再編事業について
- 新千歳空港の離着陸回数は平成27年に14万回(対前年比101%)を記録し、過去最高となりました。内、国際線については、平成26年以降20%の伸び率を記録しており、国際線エプロン、国際線ターミナルビルにおいて混雑が発生し、空港全体の容量不足が懸念されています。
- 特に利便性の高い時間帯(9時~16時)においては新規路線の就航や、チャーター便の就航が非常に難しい状況となっており、平成24年10月には、IATAからレベル2の混雑度指定を受けました。(我が国空港におけるレベル2指定は、関西国際、中部国際、福岡に次いで4番目)
- 新千歳空港の混雑度の増加要因としては、国内線における航空機材の多頻度小型化、国際線の増加、LCCの新規就航などが考えられますが、新千歳空港の利用要請に円滑に対応していくためにも、混雑度の緩和、解消に向けた対応策の検討等を進める必要があります。
- 以上より、国際線需要の増加による混雑解消及び、今後も増加が見込まれる国際線需要へ対応するため、国際線エプロンの拡張、誘導路新設等の必要な整備を行っていきます。