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平成31年2月5日局長記者会見

記者会見内容

局長
平成31年2月5日局長記者会見の内容 
  1. 平成30年北海道胆振東部地震により被災した国所管施設等への対応状況について
  2. i-Snowの取組について
  3. 国道の開通について
「E44 釧路外環状道路(釧路東IC~釧路別保IC)」及び「釧路中標津道路(一般国道272号)上別保道路」

会見日時・場所

日時: 平成31年2月5日(火曜日) 10時45分~11時08分
場所: 札幌市北区北8条西2丁目 札幌第1合同庁舎15階1・2号会議室

配布資料

話題1

平成30年北海道胆振東部地震により被災した国所管施設等への対応状況について

 今日は3点の話題について、提供させていただきます。
 1点目の話題は、「平成30年北海道胆振東部地震により被災した国所管施設等への対応状況について」です。
 明日(2月6日)でちょうど地震発生後5か月になるということもあり、本日は、現時点での対応状況や今後の見通しなどについてお話しさせていただきます。
 資料2ページ目は全体の概要を取りまとめたものです。農業、砂防については、後ほど説明いたします。
 港湾関係については、苫小牧港において係留施設の沈下・ひび割れ等が発生しましたが、3月下旬以降、復旧工事に着手し、来年度中に復旧を完了させる予定です。
 河川関係については、鵡川等において堤防の縦・横断亀裂等が発生しましたが、1月下旬以降、順次、復旧工事に着手し、8月以降の本格的な出水期に備えるため、今年7月までに本復旧を完了させる予定です。
 道路関係については、日高自動車道において路面段差や舗装のひび割れ等が発生しましたが、11月下旬から本復旧工事に着手し、年度内に完了を予定しております。
 港湾、河川、道路については以上のような状況です。
 次に被害が最も大きかった農業事業について説明します。4ページ目に主な被災状況の写真を載せています。厚真町の勇払東部地区では、パイプラインが広い範囲で破損するなど最も被害が大きく、そのほか新鵡川地区など3地区でも被害が発生しました。
 5ページ目、最も被害が大きかった勇払東部地区の状況です。前回11月の会見でお話ししたとおり、災害復旧を進めることはもちろんですが、同時に今年の営農に影響が生じないよう、暫定的な用水をできるだけ確保していくことが必要な地区です。暫定的な用水の確保については、前回会見では、「約2,800haの用水受益のうち、約2,600haで営農が可能、用水の確保が可能となる見込み」というお話をしましたが、その後の検討や精査などにより、現在は、2,800haが2,843haに、2,600haが2,747haという数字になっています。パーセントで言いますと、前回は約93%だったものが、今回は精査等により約97%という数字になっております。用水確保のための工事については、昨年11月から進めており、今年の4月下旬までに完了する予定です。なお、写真を載せていますが、右上の小さな写真の赤点線で示された管が被害に遭って使用できなくなり、この黄色の矢印のついた線、急遽この旧取水施設から旧用水路まで仮設の水路を設置し、緊急に用水を確保しようというものです。また、施設の本復旧については今年3月から順次、工事発注をしていく予定で、全体の完了は2023年度を予定しています。
 6ページ目はその他3地区の状況です。
 新鵡川地区については、今年の営農に支障が生じないよう、昨年の11月から破損した用水路の仮復旧を進めており、今年の4月末までに仮復旧を終える予定です。なお、本復旧については2019年度中に完了する予定です。
 早来地区、道央用水地区については、現在、復旧工事に向けた調査等を実施しており、来年度から本復旧を実施する予定です。完了は、早来地区が2020年度、道央用水地区が2019年度を予定しています。
 以上が農業施設への対応状況です。
 次に8ページ目、砂防事業の状況について説明します。厚真川の支川となります日高幌内川においては、大規模な河道閉塞が発生しました。チケッペ川、東和川においても、河道内に堆積した不安定土砂等の再移動による二次災害が懸念されたところです。
 これらの対応が9ページになります。北海道知事からの要請を受けまして、現在、直轄砂防災害関連緊急事業を実施しています。大規模な河道閉塞をした日高幌内川については、まず、工事を行うための前提となります工事用道路を10月末までに造成したところです。その後、倒木処理を11月末までに完了させました。11月中旬からは水路工整備のための河道閉塞部の掘削工に着手し、さらに12月上旬からは遊砂地工、法止めブロック工にも着手し、現在、平成30年度内の完成を目指して工事を進めています。
 また、チケッペ川(支川を含む)、東和川においては、合計3基の砂防堰堤の整備を予定しており、1月中旬までに倒木処理を完了させ、1月中旬より砂防堰堤整備の基礎部分の掘削工に着手し、早期の完成を目指して工事を進めています。
 なお、これら砂防事業については、事業名に緊急事業とあるとおり、あくまでも緊急的な対策であり、現在、平行して恒久的な対策を検討しているところです。恒久的な対策が決まりましたら、何らかの形でお知らせしたいと思います。
 以上が砂防事業の対応状況です。
 この話題の最後に、本日お配りした冊子「平成30年北海道胆振東部地震に係わる復旧・復興等の状況」を紹介させていただきます。前回会見でも、この冊子を配布しましたが、この度、河川等における災害復旧等の進捗状況等を追加した第2版を配布しました。この冊子は、北海道開発局ホームページに掲載し、適時内容を更新していきますので、この度の地震に係る記録の一つとして活用していただければと思っております。
 以上が1点目の話題です。引き続き、北海道開発局は被災地の早期の復旧・復興のため、できる限りのことをしていきたいと考えております。

話題2

i-Snowの取組について

 2点目の話題は、「i-Snowの取組について」です。
 3月に知床峠で「除雪省力化実証実験」を行うこととしましたので、本日の話題とさせていただきました。
 まず11ページ目、『i-Snow』とは何かということですが、除雪現場の省力化による生産性・安全性の向上を目指した産学官民連携プラットフォームの通称です。平成29年3月から昨年3月までの間に計3回会議を開催し、この度、第4回目にあたる会議を今月15日に開催します。この会議では、3月から知床峠で実施する「除雪省力化実証実験」について詳細を説明するほか、参加メンバーそれぞれから最新の取組について情報提供していただく予定です。
 次に12ページ目、知床峠で行う実証実験の概要です。実証実験は3月下旬から4月下旬まで行いますが、3月19日には現地で記者レクを行う予定です。日程等の詳細は改めてお知らせします。実験内容はこの後動画で詳しく説明しますが、今年度は、将来の自動運転を見据え、準天頂衛星「みちびき」や高精度3Dマップデータを活用した運転支援ガイダンスシステムや、投雪作業の自動化システムについて実験する予定です。
 次に13ページ目、開発中のロータリ除雪車の概要です。準天頂衛星「みちびき」に対応した受信機、運転支援ガイダンスシステム、除雪装置の自動制御装置を搭載しています。イメージ図は実証実験に使う新しいロータリ除雪車の完成CGですが、開発局の除雪機械の色であります「フレッシュグリーン」をベースにしており、現在札幌市内で製作中です。
 では、『i-Snow』の取組や知床峠での実験内容について、よりご理解いただけるように短い動画を作成しましたので、ご覧ください。
(動画上映)
 今後の展開ですが、知床峠でのロータリ除雪車の実験は来年も継続し、より高度な投雪制御システムの開発のほか、新たに安全対策の実験も併せて行っていく予定です。これらの実験で得た知見をもとに、ロータリ除雪車のオペレータ、現在2人体制ですが、これを1人体制にすることを目指し、そして2年後の平成32年度冬期には一般道にも試験導入していきたいと考えております。     
 以上が2点目の話題です。

話題3

国道の開通について

 「E44 釧路外環状道路(釧路東IC~釧路別保IC)」及び「釧路中標津道路(一般国道272号)上別保道路」 

 3点目の話題は「国道の開通について」です。
 「釧路外環状道路(釧路東IC~釧路別保IC)」及び「釧路中標津道路上別保道路」については、これまで鋭意工事を進めてきましたが、来る平成31年3月9日(土)に開通することとなりました。
 釧路外環状道路は、平成7年度の事業化以降、道路の新設工事を進めており、平成28年3月には「釧路西IC~釧路東IC」が開通しております。上別保道路については、平成19年度の事業化以降、現道交通を切り回しつつ、道路の改良工事を進めているところです。
 本開通により期待される効果は、資料の18ページ以降に載せていますが、昨年11月に完成した国際バルク戦略港湾「釧路港」と連携して、釧路・根室地域の酪農産業の発展に寄与するとともに、地域の水産物等の安全な輸送、救急搬送の確実性向上、観光活性化、災害時の迅速な避難及び確実な救援活動への支援が期待されます。
 なお、式典については3月9日の開催を予定していますが、詳細については、本日午後、釧路開発建設部から報道発表する予定です。
 以上、開通日時が決まりましたので、3点目の話題とさせていただきました。

 本日の話題提供は、以上です

質疑応答

(記者)
 先日開会された国会で、2019年度予算案と補正予算案が上程されたところですが、かなりの規模の予算になりますので、発注の円滑化に向けた考えがあれば、お聞かせください。
(局長)
 平成31年度予算の政府案については、ご承知のとおり、防災・減災・強靱化を進めるための「臨時・特別の措置」が加わると、当初予算比で1.15倍の規模となります。そのほか補正予算や災害復旧事業費もあるので、かなりの規模になると思っております。確実に強靱化等を進めるためには、不調不落が起こらないようにすることが大事であると考えております。発注は各開発建設部で行いますが、我々としては不調不落がなるべく出ないように、一括審査方式やチャレンジ型の活用、そして我々側の話になるかもしれませんが概数発注など、柔軟に発注方式を工夫して不調不落が出ないようにしていきたいと考えており、その旨、各開発建設部を指導しているところです。

以上

※この文章については、読みやすいよう、重複した質疑内容や言葉づかい、明かな言い直しなどを整理した上、作成しています。(文責 開発監理部広報室)

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