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平成27年8月3日局長記者会見

記者会見内容

平成27年8月3日局長記者会見の内容
  1. 岡部和憲 前北海道開発局長からのあいさつ
  2. 本田幸一 北海道開発局長からのあいさつ

会見日時・場所

日時: 平成27年8月3日(月曜日) 11時00分~11時12分
場所: 札幌市北区北8条西2丁目札幌第1合同庁舎17F 北海道開発記者クラブ

配布資料

配付資料はありません

話題1

岡部和憲 前北海道開発局長からのあいさつ

岡部和憲
 7月31日付けで国土交通省北海道局長へ異動となりました。北海道開発局長に就任したのが昨年7月8日でした。1年という少し短い期間でしたが、皆様方には大変お世話になりました。とりわけ北海道開発局の様々な取組を報道していただき、道民・国民の皆様に北海道開発局の取組について広くお知らせすることができたことに対して、あらためて心からお礼申し上げます。
 今後は、北海道局長として、今まで同様に北海道開発政策に携わることになりますが、これまで北海道で経験したことを踏まえ、特に、「食」、「観光」、「環境・エネルギー」といった北海道が持っているポテンシャルを北海道の活性化や、あるいは日本全国に貢献する北海道を作っていく上で、別の立場からですが、どのような連携によって北海道の活力に結びつけていくかということに引き続き取り組んでまいります。どうも1年間ありがとうございました。

話題2

本田幸一 北海道開発局長からのあいさつ

本田幸一
 7月31日付けで岡部前局長の後を受けまして、北海道開発局長を拝命いたしました本田でございます。この責任の重大さに身が引き締まる思いでございます。前任の建設部長の時代から皆様にはお世話になりましたが、引き続きよろしくお願いいたします。
 北海道開発局が担っている社会資本の整備は、国民の安全、安心や人流、物流ネットワークの基本として大変重要なものと考えております。現在、「国土強靱化」、「防災・減災対策」さらに「インフラの長寿命化」などの施策課題への対応に取り組んでいますが、そういった責務を引き続き果たしてまいります。岡部前局長からも話がありましたが、北海道は食料供給や観光といった面で日本を代表する主要な拠点の地域でもあり、これらが、今後、日本の発展に大きく寄与するものと考えております。こういった北海道の強みを活かすべく食料生産力の増強やインバウンド観光の振興に向けて、北海道開発事業を更に着実に進めてまいります。
 また、事業を進めるに当たりましては、道内の市町村長をはじめとします地域の皆様とよく相談して、ご意見を聴きながら、北海道開発局が持っています総合力、現場力を十分に発揮し、北海道、そして日本の発展のために貢献できるよう微力ながら努力してまいりたいと考えておりますので、皆様のご指導とご鞭撻、ご協力をよろしくお願いいたします。

質疑応答

 (記者)
 本田新局長に今後の抱負をお伺いします。1点目はインフラ整備をはじめ、ソフト対策も含めて開発施策の中でどのような分野に注力していきたいか具体的なイメージがあれば教えていただきたい。2点目は、道内の道路、トンネル、橋梁等の社会資本がこれから一斉に更新期に入ってきて、老朽化対策が課題になってくるかと思いますが、そのあたりにどのように対応していくのかご意見をお聞きしたい。

(本田新局長)
 1点目の事業のイメージですが、国が策定している第7期総合開発計画の中で、食、観光、環境エネルギーなど北海道の各地域の特性を踏まえて、具体化できるように、私たちが行っている河川、道路、港湾、農業、漁港等の各事業の総合力を発揮して、インフラのストック効果を目に見えて発揮できるような事業の組み立てを行っていきたい。2点目の老朽化対策について、北海道はなかなか難しい面があるかと思います。道路でお話をすると、開発局は6千数百キロ直轄国道を管理しています。これは全国の直轄国道の4分の1くらいであり、厳しい予算の中できちっと維持管理するためには、特に橋梁などがそうですが、定期的に点検し、診断し、補修するというメンテナンスサイクルにしっかり取り組んでいくことが基本かと思います。そして、このような施策を道、市町村と連携して合理的な維持・更新の計画を形にしていきたいと考えています。

(記者)
 今の関係で、先ほど、食料、観光などで北海道の強みを生かしたいとのお話がありましたが、具体的にはどのようなことでしょうか。

(本田新局長)
 例えば、ご存じのとおり、インバウンド観光、国内の観光も含めて観光客が増えておりますので、北海道に来た方々が時間的なストレスを感じなくなるように、高速道路の整備を進めたり、また、新千歳空港の整備もあわせて必要と思っています。食についても、北海道でいろいろいいもの作って、本州に出していますが、最近、輸送に関するいろいろな制約が大きくなってきているので、道路の整備、空港の整備、漁港の整備等を総合的に組み合わせることで、物流コストを下げていくとか、そういったことを通して、北海道の食の一層の競争力、魅力の向上などができると考えていますので、そのような観点から私たちが進めている事業を着実に実施していくことが必要と考えています。

(記者)
 岡部前局長から本田新局長へアドバイスなどがあればお聞きしたい。

(岡部前局長)
 本田新局長が所信で述べられたことをしっかりやっていただきたいということが、アドバイスというよりは私の気持ちです。それに際して、新局長もお話されましたが、道内の広い分野の方々から様々な意見をよく聞きながら進めるということが非常に重要かと思います。今、話題になった食、観光についても、開発局ができる部分はどちらかというと基盤整備など下支えの部分ですから、実際に食、観光を本当に北海道の力に生かしていくためには、他の官庁、道庁、農協、漁協、民間企業などいろいろな分野の方々と連携しながら進めないと、なかなか本当の力になっていかないと思いますので、広い範囲の方々といろいろな意見交換をしながら、私たちの仕事の方向性を定めていくことが重要と考えています。そのようなところに、一段と心していただければと思います。

(話題及び質疑応答は要旨です。)

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