けんせつの現場から(建設産業に携わる方々の活躍 下山さん)
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下山さん(令和4年2月14日掲載)
・氏名 :下山 陽介(新和測量株式会社 [新ひだか町])
・主な担当業務 :測量調査業務(用地測量・実測線調査)
・業界歴 :約24年
・紹介コメント :業界歴24年の下山さんは今年度、一般国道235号新冠町新冠西法面測量外一連業務に主任技術者として携わっています。仕事でも林や山の中、ダムなどで調査をしていますが、山登り、渓流釣りなど休日も体を動かすことが大好きという下山さんに話を伺ってきました。
・主な担当業務 :測量調査業務(用地測量・実測線調査)
・業界歴 :約24年
・紹介コメント :業界歴24年の下山さんは今年度、一般国道235号新冠町新冠西法面測量外一連業務に主任技術者として携わっています。仕事でも林や山の中、ダムなどで調査をしていますが、山登り、渓流釣りなど休日も体を動かすことが大好きという下山さんに話を伺ってきました。
1 建設業界に入った(目指した)きっかけは何ですか。
高校生の時、兄が測量会社に勤めていましたので、測量の仕事内容について聞く機会がありました。その時に測量の仕事とは「自然に携わること、特にどの現場においても測量技師が一番最初に現地を訪れること」などの話に興味を抱き、是非チャレンジしてみようと思ったのがきっかけです。
2 仕事に「やりがい」を感じるのはどんな時ですか。
測量は、決められている作業の規程をよく理解し、計画・立案からの現地作業、データの解析を行った後、高精度な成果が得られたときの達成感があります。
そして、その測量成果を関係機関に説明した際、測量技術について理解して頂いた時や測量でしか行くことのできない船舶を使用して行うダムでの深浅測量の際にやりがいを感じます。
余談ですが、現場では四季折々の山菜を偶然に発見したときは感動します。(天然のマイタケを発見したこともあったそうです)
そして、その測量成果を関係機関に説明した際、測量技術について理解して頂いた時や測量でしか行くことのできない船舶を使用して行うダムでの深浅測量の際にやりがいを感じます。
余談ですが、現場では四季折々の山菜を偶然に発見したときは感動します。(天然のマイタケを発見したこともあったそうです)
3 普段の仕事で、苦労している(した)点はありますか。
私が入社した時(24年前)は、測量の全盛期と言っても過言ではないくらいに忙しかったです(2か月で地元に帰ってきたのは2日など)。
また、先輩技術者には厳しく指導していただきました。その時は、図面や工程写真に記載する字の書き方から道具の整理なども教えていただきました。
測量の基本の基を叩きこまれ、身についたからこそ、その経験が色々な場面で役に立ち、先輩には大変感謝しています。今は自分が若い人の人間づくりをしていく立場だと思っています。
今では、苦労の後の解放感(納品、検定終了後の)がたまりません。
また、先輩技術者には厳しく指導していただきました。その時は、図面や工程写真に記載する字の書き方から道具の整理なども教えていただきました。
測量の基本の基を叩きこまれ、身についたからこそ、その経験が色々な場面で役に立ち、先輩には大変感謝しています。今は自分が若い人の人間づくりをしていく立場だと思っています。
今では、苦労の後の解放感(納品、検定終了後の)がたまりません。
4 仕事をする上で、普段心がけていることはありますか。
測量の仕事は、人の財産(土地)を扱う重要な仕事です。
そのため、どの様な成り立ちで土地が出来たのか、また、所有者はどの様に権利を得たのか(売買、相続など)を慎重に調査し、所有者の立場を理解して、測量の仕事を説明することを心がけています。
5 建設業界を目指している方へのアドバイスがあれば、お願いします。
建設業界だけではありませんが、自分自身を理解しどんな人間になるのか、将来のビジョンをしっかりと考えることが大切ですね(5年後、10年後…)。
測量は全てにおいて、調査前に結果が出ていると言っても過言ではないと思います。
その結果をどの様に証明していくかです。それは、人間の人生にもよく似ていて、例えば「10年後の自分は〇〇みたいになっている」とビジョンを持ち、それに向かって資料を模索し、努力を行い、達成することに似ているからです(達成感ですね)。
測量は全てにおいて、調査前に結果が出ていると言っても過言ではないと思います。
その結果をどの様に証明していくかです。それは、人間の人生にもよく似ていて、例えば「10年後の自分は〇〇みたいになっている」とビジョンを持ち、それに向かって資料を模索し、努力を行い、達成することに似ているからです(達成感ですね)。
6 最後に一言
測量という仕事は、人によって考え方や、やり方が違います。
紳士的であり、理論的でなければならない、意外にやってみると面白い職業です。
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横断測量をしている下山さん
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ダムでの深浅測量中の下山さん
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会社として地域貢献に参加
【インタビューした感想】
下山さんの測量に対して熱く語る姿がとても印象的でした。
話の中では、「測量は基本が大事」、基本が分かっているからこそ、次に求められることにも対応できるし、新たな提案も可能となると教えていただき、測量に対して真摯に取り組まれていることを肌で感じ取りました。
また、仕事の辛さ、大変さよりも、それを乗り越えた達成感があるため、困難な案件も苦に思わない、基本を叩き込んだ経験が生きているとも話してくれました。
測量についても、まだまだ可能性があるので、「何ができるのか」「何をするべきなのか」、会社としても個人としても考えていく必要があるとの考えをお持ちで、5年10年その先を見据えて考えられていることを実感しました。
下山さんが建設業界で益々ご活躍されることを祈念いたします。
下山さんの測量に対して熱く語る姿がとても印象的でした。
話の中では、「測量は基本が大事」、基本が分かっているからこそ、次に求められることにも対応できるし、新たな提案も可能となると教えていただき、測量に対して真摯に取り組まれていることを肌で感じ取りました。
また、仕事の辛さ、大変さよりも、それを乗り越えた達成感があるため、困難な案件も苦に思わない、基本を叩き込んだ経験が生きているとも話してくれました。
測量についても、まだまだ可能性があるので、「何ができるのか」「何をするべきなのか」、会社としても個人としても考えていく必要があるとの考えをお持ちで、5年10年その先を見据えて考えられていることを実感しました。
下山さんが建設業界で益々ご活躍されることを祈念いたします。