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けんせつの現場から(建設産業に携わる方々の活躍 夏井さん)

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夏井さん(令和4年2月14日掲載)

夏井さんの写真
・氏名                 :夏井 竜太(豊浦建設工業株式会社 [豊浦町])
・主な担当業務  :現場代理人、監理技術者
・業界歴              :約25年
・紹介コメント  :業界歴25年の夏井さんは今年度、一般国道230号洞爺湖町三豊法面補修工事に従事し、現場代理人及び監理技術者として工事の統括に携わっています。
 大型バイクを所有し、夏場は職場のメンバーとツーリングをするとのこと。
 優しい笑顔が印象的な夏井さんに話を伺ってきました。

1 建設業界に入った(目指した)きっかけは何ですか。

 室蘭工業高等学校の土木科に進み、高校1年生の時に専門教科の授業で「土木は地域の役に立つ仕事」だと先生が話していて、「自分もできるだろうか?やってみたい!」と建設業に興味を持ち、地元の建設会社に就職しました。
 (豊浦建設工業には2000年(平成12年)入社とのことです)

2 仕事に「やりがい」を感じるのはどんな時ですか。

インタビューに答える夏井さんの写真

インタビューに答える夏井さん

 上司から現場の責任者として一つの仕事を任せられて、「工事施工計画、発注者の監督員と打合せや検査など」を繰り返し、目的を達成したときにやりがいを感じます。
 特に、一般車両や歩行者が往来する現道沿いや、悪天候時に周辺環境が急変する河川など、厳しい作業環境の現場を「無事故・無違反」で完成させたときです。
 初めて現場の責任者として工事を担当したのは、入社年の2000年(平成12年)です。

3 普段の仕事で、苦労している(した)点はありますか。

 現場では様々な年齢の人や近年では外国人も入場することがあるので、現場巡回の際には、積極的に仕事以外の雑談も含めて話しかけるように心がけています。
 工事監督をしていますので、私の思いが伝わらないと出来映えに影響します。外国人ではベトナムの方が多かったのですが、日本語を理解している方が多く、私の思いが伝わり仕事がスムーズに行われて助かりました。

4 仕事をする上で、普段心がけていることはありますか。

 一番は安全です。
 自分の仕事は、品質管理・施工監理等を通じて工事目的物を完成させることです。
 でも、それ以上に「工事に携わる全員を、怪我無く無事に現場から帰宅できるようにするため、安全をおろそかにしないこと」だと思っているので、日々安全に作業ができる環境づくりを心がけています。
 毎日の朝礼の際には、1人1人に声かけをして体調も把握しています。

 

5 建設業界を目指している方へのアドバイスがあれば、お願いします。

パソコンで作業中の夏井さんの写真

パソコンで作業中の夏井さん

 私は以前、建設業以外の業種も勤務経験があります。
 他業種と比較すると、建設業は工場内等で作業するのと違い、主に屋外が中心で、天候に左右されることもあり、より思考力や判断力が必要な仕事だと思います。
 そんな中でも建設業の魅力は、計画から多くの人の力や知恵を借りて、工事目的物をチーム一丸で造る仕事で、完成した時に他にはない達成感を味わえる仕事だと思います。
 建設業に興味のある方には、この達成感を是非味わってほしいです。

6 最後に一言

 近年、「50年に一度の…」という言葉を新聞やニュースでよく目にします。
 身近になりつつある大雨や大雪が起因する災害、火山噴火や地震の際、インフラの復旧に当たり、地域の生活基盤を守るのも建設業だと思っています。
 機会があれば、建設業に興味を持つ若い人たちに、「地域に貢献できる仕事の魅力」を積極的に伝え、また育成していければと思います。
 
 

  • 現場の状況を確認する夏井さん

    現場の状況を確認する夏井さん

  • 一般国道230号 洞爺湖町 三豊法面補修工事の現場①

    一般国道230号 洞爺湖町 三豊法面補修工事の現場①

  • 一般国道230号 洞爺湖町 三豊法面補修工事の現場②

    一般国道230号 洞爺湖町 三豊法面補修工事の現場②

【インタビューした感想】
 夏井さんの建設業界の魅力について熱く語る姿がとても印象的でした。
 話の中では、毎年、社員の採用活動をしており、若い社員に向けて会社として働きやすい環境づくりに努めているとのことでした。また、工事を監督する立場としては、工事目的物の完成の達成はもちろんのこと、工期内は常に緊張感があるので、監督員から「お疲れ様でした」と言ってもらった時の解放感が大きいとも教えていただきました。
 災害対応時には、建設業の方が最前線で対応していただいており、本当にありがとうございます。当部も建設業界をしっかり支えていく技術者を目指す若者がもっと増えていくように、建設業界の魅力を発信していきたいと思います。
 最後に、夏井さんが建設業界で益々ご活躍されることを祈念いたします。

お問合せ先

広報官

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7051

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