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けんせつの現場から(災害対応 久保田さん)

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久保田さん(平成27年1月20日掲載)

久保田 哲也 さんの写真
・氏名 : 久保田 哲也(池田建設株式会社[様似町])
・主な担当業務 : 道路維持(1級土木施工管理技士)
・業界歴 : 約21年(道路維持には通算7年間従事)
・紹介コメント : 国道336号黄金道路を含む日高東部地域(様似、えりも)で道路維持を担当。この地域は、通行規制区間と特殊通行規制区間合わせて3カ所設定されており、規制回数(通行止め)が特に多い地域。また地震、台風も多く、夏、冬1年通して気の休まることがない地域です。
この道路維持にとって過酷な地域で、作業の指揮を行っている池田建設株式会社の久保田さんからお話を伺いました。
                                                

1 この業界に入った(目指した)きっかけは何ですか。

 重機を操作したかったことがきっかけ。19才の時に、作業員として池田建設に入社し、バックホウやクレーンなど重機のオペレーターをやっていました。平成16年に1級土木施工管理技士の資格を取得し、現在は現場代理人として道路維持を担当しています。

2 普段の仕事で、苦労している(した)点はありますか。

 この業務に従事してから晩酌はやめました。旅行の記憶は、ほぼ日帰りしかありません(笑)。帯広や苫小牧に出かけても、何かあると戻ってこなければなりません。妻は「どうせ~なんだから」というのが口癖になりましたが、理解はしてもらっています。

 夏は雨や波、冬は除雪と、いつでも出動できるように、休み中も知らず知らずに体制をとっている感じで、気持ち的にオフの意識はありません。

 一般の方からも、直接携帯に電話がきて、「雨量はどうだ」「通行止めになりそうか」など、問合せの電話がくるようになり、始めはちょっとビックリしましたが、これも安全に道路を使っていただくためであり、地域とのお付き合いと考えています(笑)。

3 仕事に「やりがい」を感じるのはどんな時ですか。

 きちんと維持管理した安全な道路を、車が無事に走っている姿を見たときは、よかったなと思います。

4 仕事をする上で、普段心がけていることはありますか。

 雨や雪の日でも、いつでも「普通に普段どおりに道路を使えるように」ということを心がけています。 大変でも、誰かがやらなければならない仕事という意識をもって行っています。

5 この業界を目指している若者へのアドバイスがあれば、お願いします。

 やってみるとおもしろい仕事です。 維持作業は、ほかの土木と違い“形”ができる仕事ではないですが、1年間、無事に地域の足を、生活を守ったと自負心が生まれる、やりがいのある仕事です。

6 最後、に一言

 黄金道路は熟知しています。誰にも負けません(笑)。
  • 吹溜りの除雪作業の写真 H22年1月、暴風雪による立ち往生・吹溜りの除雪作業(えりも町大和)

    (左側の方が久保田さん)

  • 倒木・土砂崩れでの復旧作業の写真 H21年10月、雨強風による様似町幌満トンネル坑口斜面、倒木・土砂崩れでの復旧作業

    (久保田さんは左側奥で指揮)

【インタビューした感想】
 336号黄金道路では、波が高い時に「海砂利」と呼ばれる石が道路に上がってくる場合があるとのこと。そのため、出勤前に黄金道路までパトロールする毎日とのことです。 こういう地道な日々の努力があって、安全な道路が維持されているんだと改めて感じました。本当に頭の下がる思いです。

お問合せ先

広報官

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7051

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