現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 広報官
  3. むろけんRUN
  4. 現場から
  5. けんせつの現場から
  6. けんせつの現場から(建設産業に携わる方々の活躍 西さん)

けんせつの現場から(建設産業に携わる方々の活躍 西さん)

MENU

西さん(平成27年1月20日掲載)

西 洋美 さんの写真
・氏名 : 西 洋美(株式会社タナカコンサルタント[苫小牧市])
・主な担当業務 : 土木設計(1級土木施工管理技士)
・業界歴 : 約8年
・紹介コメント : 主に道路の設計業務を担当。設計ではCADを使った内業が多いとのことですが、現地での測量や、最近では目視やハンマーを使って橋梁点検調査も行っているとのことです。
 
この業界に入ったきっかけは、公園の設計をやってみたかったからとのこと。しかし、まだ希望は叶わず。今は道路の交差点だとか橋ばかりが目につくと笑う株式会社タナカコンサルタントの西さんにお話を伺ってきました。

1 この業界に入った(目指した)きっかけは何ですか。

 もともと図工や絵が好きで、数学、理科が得意科目でした。中学を卒業するときに苫小牧高専の入学案内パンフで、公園の設計などを行うようなことが書いてあったので、やってみたいなと思ったことから入学を決めました。学科も「環境都市工学科」というかっこいい名前でしたしね(笑)。

 しかし、実際に入って見ると測量だとか構造力学だとかで、いつ公園関係の勉強をするのだろうかと(笑)。高専5年間、その後専攻科に2年間進み、現在の会社に入社しました。

 今考えると、この業界に入ったきっかけは、苫高専のパンフのつくりがよかったということでしょうか(笑)

2 普段の仕事で、苦労している(した)点はありますか。

 自分のキャリアを生かしながら、どのように発注者の期待に応えて設計を行うのか、性能やコストを比較しながら最良なものを作り上げていく。このことに難しさを感じます。

 あと、現場で苦労するのは、やはりトイレですね。コンビニの場所を押さえておくことは必須です(笑)。

 苦労ではないですが、例えば、札幌に友達と遊びに行った時など、交差点で珍しい縁石や構造を見ると気になります。友達には、なぜそんなところが気になるのかと不思議がられています。橋梁点検を行うようになってからは、橋が気になりますね(笑)。

3 仕事に「やりがい」を感じるのはどんな時ですか。

 設計を基に工事され、イメージどおりの形になったときはうれしいですね。表には出ていない地中の排水管だとか、埋設されている電線類などを考えながら、「あそこが苦労したんだよな」とか、つい考えてしまいます。

4 仕事をする上で、普段心がけていることはありますか。

 ミスをしないことです。道路構造令や設計要領などにきちん合致しているか、チェックは、自分だけではなく何度もします。設計段階でのミスは許されません。

5 この業界を目指している女性へのアドバイスがあれば、お願いします。

 大変だけど、やりがいのある仕事です。工事が終わり、設計どおりの形になった時、発注者の期待に応えられた時は「やった!」、「あ~よかった!」と思います(笑)。まだまだ男性社会ですが、きちんと努力すれば「技師」として活躍できる業界です。
  • 点検を行う西さんの写真 ハンマーで橋梁点検を行う西さん
  • パソコンで道路設計をする西 洋美の写真 パソコンで道路設計図を作成
【インタビューした感想】
 この業界に入ったきっかけや、仕事のやりがいなど、インタビュー中ずっと笑顔で話していただきました。その場で撮影した自分の写真を見ても「おもしろい」と笑っていましたが、照れ笑いなのか、本当におもしろかったのか(そんな訳ないか)。早く希望の公園設計に携われればと祈っています。

お問合せ先

広報官

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7051

現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 広報官
  3. むろけんRUN
  4. 現場から
  5. けんせつの現場から
  6. けんせつの現場から(建設産業に携わる方々の活躍 西さん)