沙流川流域概要
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沙流川流域概要
沙流川は日高山脈の熊見山に源を発し、ウェンザル川、パンケヌシ 川、千呂露川などを合わせ、平取町で 額平川と合流して、日高町富川で太平洋に注ぐ長さ104km、流域面積1,350km2の川です。
沙流川流域は比較的温暖な気候と豊 かな自然を生かし、農業と林業を中心 に発展してきました。さらに、軽種馬 の産地としても全国的に有名です。
沙流川の名前の由来はいろいろあり ますが、サル・ウン・クル「芽はら・ 住む・人々」のサルがそのまま使われ たものと思われます。
また、平取町で布教活動をしていたイギリス人のジョン・バチラーは、古老から沙流川 の古い呼び名を、シシリムカと聞いたと記録しています。これは、「本当に付近がつまる」という意味で、鵡川と同じく河口がふさがりやすいことを表しています。
流れは速く、鵡川に比べると水の勢いが強いことから、たくましい「男川」と呼ばれ、 流域の人々に親しまれてきました。
沙流川流域は比較的温暖な気候と豊 かな自然を生かし、農業と林業を中心 に発展してきました。さらに、軽種馬 の産地としても全国的に有名です。
沙流川の名前の由来はいろいろあり ますが、サル・ウン・クル「芽はら・ 住む・人々」のサルがそのまま使われ たものと思われます。
また、平取町で布教活動をしていたイギリス人のジョン・バチラーは、古老から沙流川 の古い呼び名を、シシリムカと聞いたと記録しています。これは、「本当に付近がつまる」という意味で、鵡川と同じく河口がふさがりやすいことを表しています。
流れは速く、鵡川に比べると水の勢いが強いことから、たくましい「男川」と呼ばれ、 流域の人々に親しまれてきました。
- 平取町全景
発生年月日 | 雨量 | 被 害 等 |
---|---|---|
昭和37年 8月2~4日 |
189mm/24hr | 死者1名、負傷者2名、家屋全壊1戸、家屋半壊1戸 家屋流失4戸、浸水家屋304戸、氾濫面積860ha |
昭和50年 8月22~24日 |
120mm/24hr | 死者1名、家屋全壊1戸、家屋半壊1戸 浸水家屋60戸、氾濫面積68ha |
平成4年 8月7~9日 |
137mm/24hr | 家屋半壊1戸、家屋一部破損2戸、浸水家屋133戸 |
平成13年 9月11~13日 |
198mm/24hr | 浸水家屋58戸 |
平成15年 8月8~10日 |
307mm/24hr | 家屋全壊10戸、家屋半壊6戸、家屋一部破損16戸、 浸水家屋251戸 |
*雨量は、基準点である平取地点上流域での流域平均24時間雨量です。
*被害等は「北海道災害記録」による、平取町と日高町(旧門別町)の数値です。
*北海道災害記録による被害等は集計上、支川、内水被害等を含む数値です。
*日高町(旧門別町)の被害については流域外も含む数値です。
*被害等は「北海道災害記録」による、平取町と日高町(旧門別町)の数値です。
*北海道災害記録による被害等は集計上、支川、内水被害等を含む数値です。
*日高町(旧門別町)の被害については流域外も含む数値です。
- 平常時の沙流川河口
- 洪水時の沙流川河口(平成4年8月洪水)