室蘭開発建設部
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平成17年度 埋蔵文化財試掘調査結果について
平成17年度は、8月9日から11日にかけて、(6)、(7)、(11)、(12)の4区域で試掘調査が行われました。 計48箇所の試掘の結果、(7)区域で1箇所の試掘孔から遺物が発見されました。
(6)区域と事前協議で新たに追加された(11)と(12)の区域では、遺物が発見されませんでした。
この発見によって、(7)区域の一部が周知の埋蔵文化財包蔵地(町有牧野第11牧区上段遺跡K-02-77)の上に位置していることもあり、事前に発掘調査(※埋蔵文化財の記録保存のために行う調査)を行うよう北海道教育委員会から回答がありました。
また、(6)区域は遺物が発見されませんでしたが、周知の埋蔵文化財包蔵地(町有牧野第7牧区上段遺跡K-02-76)の縁に位置していることから、遺構や遺物が発見される可能性を否定することができないため慎重工事(※工事を慎重に行い、遺構・遺物が発見された場合、平取町教育委員会へ届け出る)で対応するよう回答がありました。
当建設部では、今後も北海道教育委員会と協議を継続しながら、計画的に調査を行っていきます。
図-1 試掘調査の必要があるとされた13区域(平成17年6月現在)
図-2 試掘調査(3)区域図
図-3 試掘調査(3)区域図
※図中の●は試掘調査した場所です。文字をクリックするとそれぞれの地点で発見された遺物がご覧になれます。