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観光 体験 びらとり すずらん観賞会

びらとり すずらん観賞会

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※これは平成24年(2012年)6月の情報です。 
 2012年6月10日(日曜日)、平取町のすずらん観賞会(今年は6月2日~10日開催)に行ってきました。
野生すずらんが自生する「芽生めむすずらん群生地」は、その広さ約15ヘクタールと日本一の規模を誇っています。
 
 しかし、一時は多くの人が足を踏み入れることによって絶滅の危機に瀕したこともあり、その後長い歳月をかけて保護管理が行われました。自然の状態が回復された現在は、花が満開となるこの時期だけ期間限定で一般公開されています。
 
 この一般公開期間中に開催されている観賞会の最終日に、可憐なすずらんを楽しんで来ました。
 
*一般公開は観賞会の時期に左右されるようですが、通常約1ヶ月間程公開(今年は5月18日~6月18日)されていて、 この期間以外は立入る ことができません。

 群生地は平取町の市街地から約34キロメートルの所にあり、方向感覚がイマイチな私がはたしてマップだけで辿り着けるのだろうか?と一抹の不安を胸に車を走らせましたが、町に入るとすぐに最初の案内看板を発見。しばらくしてまた不安になった頃に、絶妙なタイミングで現れる(正しくは設置されている)案内板に現地までちゃんと案内してもらいました。
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 日高町(日高地区)に向かう国道237号のここから右折。(振内地区からのルートもあります。)

 会場に到着。この日は小雨が降っていて、気温も低い中、たくさんのスタッフの方が交通整理や案内などのお仕事をされていました。
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 期間中の土日は10時から先着150名に根付きすずらんがプレゼントされるということで、間に合うように現地到着を目指しましたが、少々のんびり家を出たため着いた時はすでに10時30分過ぎ。。。
半ば諦めつつも、どきどきしながら入り口まで向かいます。
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 散策路の入り口。すでに観賞を終えて地域の特産品をお買い物する人も。

 入り口に入ると、根付きすずらんが入ったカゴを持っているスタッフの方を発見。
見た感じでは20本~30本くらいしか残っていないようでしたが、なんとか私もすずらんゲットです!
 土日限定で先着150名にプレゼントされた根付きすずらん。

 スタッフの方に聞いたところ、コースは3つあり、最短コースは約30分くらいで回れるとのことだったの で、このコースを回ってみることにしました。
 すでに他の草が伸び始めて、上からの観賞はちょっと難しいですが、ちゃんとその下にかわいい花がたくさん咲いていました。

 遊歩道の周りはロープが張られ、歩道以外は立ち入り禁止となっています。程なく、細い道いっぱいにしゃがみ込んでいる人たちに遭遇。どうやらここで良い写真が撮れそうです。
 上半身が半分草むらに入っている人も。良い写真はこの心意気がないと撮れないのかもしれません。

 立派なカメラでパシャパシャとシャッターを切っている人たちに並び、右手にカメラ、左手にすずらんと傘という体勢で撮った写真は案の定こんな感じ。(こんな時は雨具があると良いと思います。) 
  • 完全に草がメイン。

 お隣の人を見習ってもう少し近づいてみましたが、技術的にはこんなところでしょうか。

 他のイベントであれば、「生憎のお天気」となるところでしょうが、この観賞会に限っては「最高のすずらん日和」だったと思います。雨露に濡れてキラキラ輝くすずらんは本当に綺麗でした!「写真を撮るには今日のような雨の日が最高だよ。」と、たまたまスタッフの方たちがお話しているのを聞き、「ほんと、そう思います!」と心の中で会話に参加。太鼓判を押されたようで、とても嬉しく思いました。
  • 自然の演出でお花も葉っぱもキラキラです。


 散策路を歩いて行くと、途中「幸せの鐘」がお出迎え。近くには休憩スペースも設置されているので、お天気が良ければ、ゆったり森林浴も楽しめそうです。
  • 幸せの鐘。

    幸せの鐘。

  • 休憩スペース。

    休憩スペース。


 ちょうど30分くらいで戻ってくると、根付きすずらんが残りわずかに。まだ11時前でしたが、10本くらいになっていました。それでも観賞する人たちは続々やって来て、駐車場へ戻る途中、私が持っていたすずらんを見た何人かの人に「まだありましたか?」と声をかけられました。 
 この日は、約1時間くらいで150本の根付きすずらんがなくなったようです。

 すずらんプレゼントのほかに、土日はびらとり和牛を堪能できるバーべキューコーナーも登場。それこそ生憎のお天気だったにもかかわらず、早い時間からたくさんの人が焼き肉を楽しんでいました。
  • 午前10時過ぎの風景。早めのランチ、、、というか、豪華なブランチといった感じですね。

  • 駐車場には函館や札幌など、地方ナンバーの車が多く駐まっていました。


 バーべキューに心惹かれつつ、すずらんを早く鉢に植えるためそのまま帰ることに。
と、思ったのですが、せっかく平取町に来たからには美味しいものも食べなくては!ということで、「ニシパの恋人ランチ」をいただきました。
 
 このランチは、昨年の11月に登場した新・ご当地グルメで、特産品のびらとりトマトやびらとり和牛をはじめ、黒豚、野菜、米など、平取産の食材がふんだんに使用されたこだわりメニューです。町内の6店で提供されていて、それぞれのオリジナルメニューが楽しめます。ちなみに私は、この日を含め4回(店)目のニシパランチでした。(あと2店で全店制覇です!) 
  • この「のぼり」が目印。


 この「ニシパの恋人」というのは、全道一の出荷量を誇っている平取町産のトマトやその加工品に付けられているブランド名です。道内有数のトマトの生産地である町内には、栽培しているビニールハウスが数多く見られます。
 もちろんこの特産品も買っていこう!ということで、国道沿いにあるJA平取町の直売店に立ち寄ってみることにしました。
  • ビニールハウス群。車中からも色づいたトマトが見えました。

  • 地元の新鮮野菜や果物が並んでいました。

  • 真っ赤な「ニシパの恋人」のほかに朝採れのアスパラも購入。


 少々寄り道しましたが、無事すずらんを鉢に植えてひと安心。来年も花が咲くと嬉しいです。
  • 眺めていると幸せな気分になります。


 その後、約1週間ほどで花が終わったのですが、よく見ると枯れた花の中から何やらグリーンの球体が。
これはすずらんの実?? 詳しくは分かりませんが、花のあとにこのような実をつけることもあるようです。
希なことではないようですが、当然のことながら初めて見た私にはかなりの衝撃でした。
せっかくの実ですが、どう扱って良いのか分からないので、しばらくこのまま観賞してみることにします。
思いがけない「おまけ」付きのすずらん観賞会でした♪
  • 何か良いことが訪れるかも☆なんてつい期待してみたり。

 ~後日「すずらんの実」について教えてもらったこと~

 このグリーンの球体は、すずらんの種なのだそうです。群生地でもこの種が色づいて地面に落ち、また翌年に新たなすずらんが芽吹くというサイクルを繰り返しているということでした。
なるほど~納得。スッキリしました♪

お問合せ先

地域連携課

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7053

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