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その他の項目

水質の特性及び基準値

その他の項目: 人為的な汚染以外でも、流域の地質などによってしばしば高濃度に検出される項目や、特に規制基準はもうけられていないものの、一定の有害性が認められ、将来問題化する可能性のある項目です。

項    目 特          性 基準値
リン酸態リン 栄養塩として藻類に吸収利用されるため、富栄養化現象の直接的な原因物質となります。
水中のリンの負荷源は主に人為的なもので、開発による流出土壌、森林や農地に過剰散布された肥料、家庭排水、し尿、工場排水、畜産排水などがあります。
通常の下水処理ではリンは完全に除去することはできませんが、最近では、凝集沈殿法や生物処理などの高度処理により除去率を向上させています。
 
アンモニウム態窒素 水中にアンモニウム塩として含まれている窒素のことで、主としてし尿や家庭下水中の有機物の分解や工場排水に起因するもので、それらによる水質汚染の有力な指標となります。アンモニウム態窒素は、富栄養化の原因となるだけでなく、浄水処理における塩素の消費量を増大させるなどの問題点も持っているため通常の浄水処理の水源としては0.1ミリグラム/L以下が望ましいとされています。
クロロフィルa クロロフィル(葉緑素)はクロロフィルa、b、c及びバクテリオクロロフィルに分類されますが、このうちクロロフィルaは光合成細菌を除く全ての緑色植物に含まれるもので、藻類の存在量の指標となります。

お問合せ先

治水課

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7045

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