[ 室蘭開発建設部12 ]
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開発事業紹介 治水・海岸事業
第3回沙流川流域委員会
日時 | 平成13年6月1日 10:00~16:30 |
場所 | 門別町中央公民館~現地視察~平取町中央公民館 |
出席者 |
(委 員)
新谷委員、長南委員、梶川委員、川奈野委員、郡司委員、 阪元委員、藤間委員、中道委員、西尾委員(代理:佐々木助役)、松原委員 (事務局) 河川計画課 宮藤河川計画専門官、 室蘭開発建設部 上田次長、 治水課 米津課長 ほか |
議事 内容 |
1.各治水対策案について
・目標洪水と治水対策の考え方
・治水対策案の概要
洪水量の調節(二風谷ダム+遊水地案、二風谷ダム +本流ダム案、二風谷ダム+平取ダム案) 流下能力の拡大・確保(高水敷掘削案、放水路案、
堤防嵩上げ案、堤防引き堤案、河道掘削案) ・治水対策案の特徴の整理
・治水対策案の組み合わせと地域への負荷
・想定氾濫区域内の土地利用の変遷
・想定氾濫区域内の農地利用の変化 ・想定氾濫区域内における農業生産額の変化 2.現地視察(11:00~15:30)
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決定 事項 |
1.本流ダム案、遊水地案、放水路案は検討対象から除く。
2.地域ごとの引き堤、嵩上げ、掘削等の組み合わせについて検討する。
3.平取ダムの規模と河道改修のバランスについて検討する。
4.河道改修と町づくりとの関わりについて検討する。
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主な 意見 |
・高水敷掘削すると川の流れが変わり、河床に影響が出るとの
説明が あったが、詳細な検討を願いたい。 ・視察の結果、平取ダム案が合理的であることがはっきりした。
他の案は問題解決に時間がかかる。 ・遊水地は大量に水を貯めることができないので効果が小さい。
・限られた農地、居住地を有効に使い、更に水資源を開発する
という点で総合的に見ると、2ダムで推進すべきである。 ・遊水地案は、沿川に適地が少なく、限られた貴重な土地がなく
なる割に効果が少なく有効なものではない。 ・放水路案は、地域が分断されかつ、普段水を流さないので
あれば河口の維持が困難であり有効な案ではない。 ・平取ダム案は、貯水量等を見ても有効な案ではないかと思う。
・土地利用の変遷を見ると地域としての土地利用の方向性が 見え始めている。 ・3,700m3/sの改修は、問題が多く住民の同意は難しい。 ・本流ダム案はアセス等課題が多すぎる。
・治水対策として水位を高めることは好ましくない。
・引き提案について旧堤を生かし、遊水地と同じような土地利用
ができないか検討すべきである。 |