国土交通省北海道開発局 室蘭開発建設部

（委　員）
新谷委員、長南委員、梶川委員、川奈野委員、郡司委員、阪元委員、
藤間委員、中道委員、西尾委員、松原委員、渡辺委員
（事務局）
河川計画課　宮島河川計画課長補佐、室蘭開発建設部　吉井次長、 治水課　米津課長　ほか

1．沙流川における治水対策案について
　・目標洪水と治水対策の考え方
　・町づくりと治水事業
　・治水対策案の概要
　・ダムと河道のバランス
　　　3,700m3／s河道、3,200m3／s河道、
　・参考資料編
　　（貴重種一覧表～植物・哺乳類・鳥類・魚類
　　　 昆虫類・両生類・爬虫類）

1．河道掘削案の2案を比較すると平取ダム併用案となる。
2．流域の未来づくりに手戻りのない現実的な対策を立てる。
3．1／40の治水対策が町づくりの起爆剤になるかどうか
　　検討する。
4．治水対策の結果、二風谷ダムから河口までの河川変化や
　　河道掘削に代わる嵩上げが、地域にとって望まれるもの
　　となっているか検討する。
5．平取ダムによる河道の落差が、未来の人たちに非難され
　　ないような議論が必要である。
6．町づくりと関連する機関との連携が必要である。
7．ダム操作等技術的な説明をすること。

・河道が単調にならないような河道掘削や樹木の伐採が
　望まれる。
・二風谷ダムの利水を平取ダムに振り替えることの治水上の
　意味について、詳しい説明を望みたい。
・1／40が最終目標ではなく1／100に対して手戻りの
　ないことが望まれる。
・治水、利水、河川に手を入れ過ぎないという点で2ダム案が
　望まれる。
・2ダム案の詳細（運用など）な説明を望みたい。
・山が荒れていて沢から土砂が出ているので、魚が沢に上り
　ずらくなっている。河川だけでなく山も一体とした対策が
　望まれる。
・近年河床が下がり、流れも急になっている。河道掘削は極力
　しない平取ダムの2ダム併用案が望まれる。
・貫気別地区や二風谷ダム下流の洪水被害も軽減できる
　平取ダムの早期実現が望まれる。
・下流の改修をする上で、農地がつぶれる引き堤案よりは
　嵩上げ案が望まれる。
・急流、幅の狭い沙流川では2ダム方式の洪水調整の早期実施
　が望まれる。
・二風谷ダムができてから渇水が改善されている。
・地域として引き堤嵩上げ案は、地域構想、経済性、施工の
　長期化から実現がない。
・河川公園の水没など3～5年間隔で被害が発生しているので
　、洪水調節幅のある2ダムの早期完成が望まれる。
・自然の改変を最小限にするのは2ダム案が望ましい。
・河道負担を最小限にする案として、富川市街部より上流部
　では引き堤や嵩上げの検討が望まれる。
・まちづくりと治水事業について、各町の都市計画と治水対策
　関係を委員会として発信すべきである。