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開発事業紹介 治水・海岸事業

第5回沙流川流域委員会

日時 平成13年10月4日  10:00~12:10
場所 平取町中央公民館
出席者

(委 員)
新谷委員、梶川委員、川奈野委員、郡司委員、阪元委員、中道委員、
西尾委員、松原委員、矢野委員、渡辺委員
(事務局)
河川計画課 宮島河川計画課長補佐、室蘭開発建設部 吉井次長、
治水課 米津課長 ほか

配布
資料

1.説明会における意見
2.町づくりと治水対策案について

議事
内容
1.流域説明会における意見
2.町づくりと治水対策案について
  ・土地利用の変遷と氾濫実績
  ・各治水対策案と町づくりの整合
  ・長期計画との整合
  ・河川整備計画(原案)について~整備事例紹介
決定
事項
1.委員会意見としては二ダム+掘削案となるが、
  地域の合意として外部へ説明の出来る整理の仕方が必要
  である。
2.委員会の合意の中には堤防嵩上げや堤防引き堤も含むが、
  実施するには地域の合意等長い時間がかかるため、現時点
  ではダム案と同じ扱いにならない。
3.次回の委員会では、委員会での議論や地域の意見を取り込
  んだ整備計画のたたき台を示すこと。
主な
意見

議題.1流域説明会における意見について
・災害に対応するためには、町づくりや農業、森林地域も含め
 た議論になるが、河川の計画に全てを盛り込むことは難しい
 と思われる。
・環境を優先して、治水、利水対策を共生させた河川整備を
 進めるべきである。
・森林保全と河川整備の連携には、流域住民の意見を取り込み
 ながら進めるべきである。
・ダムからの土砂排出時の汚濁対策等には十分配慮すべき
 である。
・河川行政にはメンテナンス(管理)に欠ける面 があるため、
 日頃から洪水対策を念頭においた施策を望みたい。
・森林の適正な管理により洪水調節機能を高めるなど、
 洪水対策は多様な手段で対処すべきである。
・ダムの操作や効果については、地域住民に対し充分な説明を
 するべきである。

議題2.町づくりと治水対策案について
・外水について1/40の整備を行っても超過洪水は起こりうる
 し、内水被害も生じる。
・次期計画時の手戻り等を考えると、2ダム案が有意と
 思われる。
・農業経営に施設野菜が増加し、野菜のみでなく施設も被害を
 受ける。
・1/40の経済性では、河道掘削であるが、河道に手をつけたく
 ない。これを除くと事業費に大きな差が無くなり、各町の
 土地利用計画との整合性が決め手と思われる。
・町としては、現状の土地利用をベースに考えており、
 その中で最も効果がある2ダム案が望ましい。
・門別町の人口の半分が住む富川地区での嵩上げ案や引き堤案
 は、多くの移転が必要となり、事業の完了まで長時間を
 要する。
・2ダム案後の河道掘削は、シシャモ関連の検討を二風谷ダム
 完成後から進めており、可能であると考えられる。
・森林の治水機能を発揮させるには、人工林(カラ松)では
 なく天然林が必要であり、これを整備するにはダムをつくる
 より時間と費用がかかる。
・人工林を天然林にするのは、国土保全の観点から全国的に
 展開すべきであり、沙流川についてはダムを先に建設する
 べきである。
・内水対策は国だけでなく、町も責任を持って取り組む。
・1/40以上の洪水には、洪水氾濫マップを作成して、住民に
 配布し、土地利用計画などに利用する。
・最近洪水の回数が増えている。平取町の基幹産業は農業なの
 で洪水被害の軽減を望みたい。
・短い工事期間で水害に対応できる平取ダムの建設に地域も
 行政も賛成である。
・1/40を超える場合についても、内水被害に配慮した安全な
 町づくりに取り組む。
・平取町は「緑豊かな環境保全条例」を制定しており、緑の
 保水力を高める森林整備に河川整備計画と合わせて取り組む
・内水災害に強い町づくりを治水対策のみで行うことは限界が
 あるため、整備可能な対策を越える洪水は、人の側で自衛策
 を講じるべきである。
・河道掘削を極力避けると共に、河道内の樹木伐採も少なく
 することが望まれる。
・平取ダムと環境に配慮した対策が望まれる。
・小沢の保全や治山関係との連携を持つべきである。
・河道を掘削すると河床が低下し、沢に魚が上りづらくなる
 ため、極力避けるべきである。
・未来に対するコンセプトを作り議論することは地域の財産
 である。各委員の生産域、生活域での議論が望まれる。

お問合せ先

治水課

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7045

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