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開発事業紹介 治水・海岸事業

第8回沙流川流域委員会

日時 平成14年2月12日  13:00~15:35
場所 門別町中央公民館
出席者

(委員)
新谷委員、長南委員、梶川委員、川奈野委員、郡司委員、阪元委員、中道委員、
西尾委員、松原委員、渡辺委員
(事務局)
河川計画課 宮島河川計画課課長補佐、 室蘭開発建設部 吉井次長、治水課、
米津課長 ほか

配布
資料

1.沙流川水系河川整備計画(原案)に関する意見募集公告
2.沙流川水系河川整備計画(原案)説明会
3.沙流川水系河川整備計画(原案)に係る公聴会 
4.沙流川水系河川整備計画(原案)に係る意見申出書

議事
内容
1.沙流川水系河川整備計画(原案)に対する意見について
2.その他
決定事項 事務局は、地元委員2人の意見を聞いて、「沙流川水系河川整備計画(原案)」と
「沙流川流域委員会の経緯」を修正し、次回流域委員会に提示すること。
主な意見

・内水排除対策は、地域で排水路などを実行するための組織づくりを行わなければ
 いけない。また、土地改良事業等との連携も望まれる。
・森林の洪水防止機能は、定性的に評価されているが、どれだけの保水能力があるか
 定量的には解明されていない。よって森林整備でダムが要らないことにはならない。
 両方相まって、実施することが望まれる。
・沙流川は急流河川であり、荒れた国有林など流域全体の森林整備を十分に行えば
 相当な治水効果があると思われる。しかし、沙流川沿川の住民は河川の氾濫に
 苦しんできた経緯があり、その治水対策の中の一工種として位置づけられた
 ダムを含む現計画をベストと考える。
・河川整備計画としては、森林の整備には特化しづらいが、この計画で森林整備に触れ、
 それを実施できるように道筋をつけることが望まれる。
・各町長は町民代表、他の委員も各業の代表的な立場であり委員のバランスは
 取れていると考える。
・効果的、効率的であること、地域の産業が維持でき、社会環境や自然の改変が少ない
 対策としてダムによる治水対策が望まれる。
・ダムだけではなく様々な対策も進めていくことを十分に説明することが望まれる。
・二風谷ダムができたことにより、水温や水質の変化が考えられるがシシャモに影響
 するほどではないこと、河口まで流木の流出が無くなったこと、2月3月の渇水期に
 ダムからの供給によりシシャモにとって必要な維持流量が保たれることなどが
 上げられる。
・意見の中で50年前の川に戻すとあったが、サケは50年前よりも遡上していると
 思われる。
・平取町の基幹産業が豊かで安全になるよう、平取ダムを含む河川整備の早期完成が
 望まれる。
・沙流川の特質として堤防や護岸の整備だけでは不十分であり、洪水調節や維持流量の
 確保を考慮するとダムの建設が望まれる。
・額平川の河川整備が望まれる。
・平取町はアイヌ文化伝承地として国内に唯一残された地域であり、伝統的空間の
 整備と河川の整備計画を合わせて実施することが望まれる。
・沙流川から流域外に分流していることもあり、維持流量の調整をすることができる
 施設設置が望まれる。
・沙流川流域には遺跡が90余り、チャシが門別を含めると35もある。
 これを踏まえ工事着手前に必ず調査するべきである。
・振内地区や貫気別地区の大切な農地を遊水地にするべきではない。
・河床低下により山地の崩壊、川の濁りを生じている。関係機関や地域の連携による
 対策の具体化が望まれる。
・沢からの土砂流出が早く、治山による樹木の生育基盤安定化が望まれる。
・流域の管理について地域のことが良く分かる地域住民を加えるべきである。
・二風谷ダムに土砂が入っていることは、山崩れの多さを示しているが、
 土砂の流出を防ぎ、魚の生息しやすい環境にすることが望まれる。
・意見書にはダムありきの意見が多いが、ダムありきで議論したことはない。
・河川整備計画では治水、利水、親水等を目的に計画しており、特に川に人が
 親しめる事が望まれる。
・様々な議論を経て、消去法的にダムが選ばれたと認識している。
・森林の保全を含め、委員会では環境の議論も多かったと認識している。
・埋蔵文化財調査は実施すべきである。
・アイヌ文化伝承の具体については、整備計画への盛り込み方を考えることが望まれる。
・森林の治水機能は試算できないと考えており、学会でもオーソライズされていない。
・利水計画については、流域委員会ゆえに議論しきれていないと考えられる。
・流域の現状や二風谷ダムのモニタリングの情報は行政が応えるべきである。
・流域の将来について補強する意見が出ている。内水対策等流域住民が自ら行う
 水害との共生と、本整備計画がどの様に連動しているかについて、地元自治体や
 関係機関が、地域の開発計画を示した上で一緒に説明していくことが望まれる。
・公述の中にアイヌ文化に関する意見が多く出ているが、文化を継承する条件として
 安全で豊かな地域を作る事が望まれる。

お問合せ先

治水課

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7045

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