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施設整備がもたらす効果 <環境面>

施設整備がもたらす効果 <環境面>


胆振海岸施設整備によって、大きく分けて以下の3つの効果があげられます。
 ▶ 3.環境面 Eco

胆振海岸の環境面が向上します

胆振海岸では、自然環境の保全並びに快適な生活空間を創出するため、自然環境との調和、生活環境の改善、海岸愛護活動の啓蒙に配慮した施設整備を進めており、多様な環境保全上のニーズに配慮した海岸環境を形成しております。

これまでの問題点                           Before

住民生活環境の悪化
住民生活環境の悪化
前胆振海岸の特徴として海岸背後に住宅地が近接しているため、海岸保全施設の災害発生時に限らず、荒天時には、越波、波しぶき、振動・騒音が発生し、海岸背後住民の生活が悪化しています。
不法に投棄されるゴミ
不法に投棄されるゴミ
海岸は多くの人々が利用している反面、一部のモラルの無い利用者が、ゴミの不法投棄、車両の不法放置等を行うため、海岸景観の悪化、自然環境の悪化、利用環境の悪化等が懸念されています。
油流出事故
油流出事故
平成9年6月に発生した苫小牧港沖の油流出事故に見られるように、胆振海岸沖合では、貨物船が頻繁に航行しており、油流出事故の発生が懸念されています。
 この問題に対応するためには、事故発生時の海岸の監視体制づくり、海岸に漂着した油を除去しやすくする施設づくり等が必要とされます。
  • やじるし

整備による効果                            After

海岸背後地域の生活環境の改善
直立海岸から緩傾斜護岸へと施設改良したことにより、海岸背後地域の生活環境が改善(荒天時の越波・波しぶき発生量の低減、振動・騒音問題の改善)されています。近年は海岸背後地で住宅の新築が見受けられると共に、住民主体による植樹活動、ゴミの清掃活動が定着しています。また、不法投棄や油流出事故等に対し、迅速な対応がとれるよう、CCTVカメラにより、海岸線の状況把握も行います。
  • 海岸背後地域の生活環境の改善
水産生物の生息に好適な環境の創出
▲人工リーフ上でコンブの生育(苫小牧工区)
▲人工リーフ上でコンブの生育(苫小牧工区)
人工リーフは天然岩礁と類似する水産生物の生息環境を有しており、コンブが繁茂し、アイナメ、カジカ、クロソイ、ウニ等といった多くの水産生物が生息しています。
浸食された海浜の再生(白老工区ヨコスト)
白老町には良好な自然環境が残されているヨコスト湿原が、海浜背後に位置しています。
本海浜は、エコ・コースト事業及び海と緑の健康地域づくり(健康海岸事業)に指定されており、湿原の自然環境に配慮した海岸整備(養浜による試験工事)を行うことで、環境保全が図られています。
  • 浸食された海浜の再生

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お問合せ先

治水課

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7045

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