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鵡川・ピリカ・プロジェクト:第2回意見交換

第2回 意見

 第2回 鵡川・ピリカ・プロジェクトでは、「過去から現在の鵡川の情報」「鵡川への思い」と題して、下記のような意見が交わされました。
 また、プロジェクトに対しての意見や感想もありました。
 意見と意見に関連する位置をいかに示します。
  • 位置図 意見関連位置図
1.双珠別ダム 2.源流 3.串内 4.ニニウ 5.赤岩青巌峡 6.トマムリゾート 7.福山 8.五重の塔
9.栄、仁和 10.春日 11.富内発電所 12.中島 13.キナウス川 14.ルベシベ川 15.オピラルカ川
16.川西頭首工 17.タンポポ公園 18.むかわ町のチャシ 19.汐見 20.生田 21.イクベツ沢川
22.キリカツ沢川 23.河口部 24.豊城 25.ポロカトマム 26.穂別ダム
目次
  1.過去から現在の鵡川の情報
  ・鵡川全体について ・上流 ・中流 ・下流
 
 2.鵡川への思い
  ・鵡川全体について ・上流 ・中流 ・下流
 
 3.会議への意見や感想
 

1.過去から現在の鵡川の情報

鵡川全体について

  • ダムがない川。本流

上流

  • 洪水で道路が(全面的に)寸断される。
  • 渓流釣りの人多い。
  • 1.双珠別ダム 美しい渓流。
  • 深い渓谷。見ごたえ有り。
  • 2.源流からすぐ(数百m)清流となる。美しさは最高。
  • ミズバショウの群生が続きすばらしい景観。;3.串内
  • 平成18年8月下トマム最終処分場蓄水池オーバーフロー。汚水が鵡川に流出。
  • 平成17年に占冠村にもどったが、雨によって沢水がよくにごる気がする。
  • 昭和37年8月占冠村中央地区浸水自衛隊が災害派遣;高台の中学校に避難し、ヘリコプターによって乾パンが運ばれた記憶がある。堤防に取り残された人の写真などが自宅に保管されている。
  • 渡し舟。
  • 4.ニニウ地区までサケは上った。
  • 1.双珠別ダムの放水が遅い。降雨が続いて村内の川も増水してから放水するため危険な状態になる。
  • 占冠からちょっと下がったところに5.赤岩青巌峡。
  • ラフティングは、6.トマムリゾート4.ニニウ辺りではないか。ニニウの意味について調べておく。
  • 源流は道路のすぐ側にある。色々な説がある。

中流

  • 7.福山渓谷の美しい紅葉を大事にしたい。
  • 日本一の清流鵡川と言われているが、水の流れが濁っている。ところどころで川底が澄んで見えるような所があって欲しい。
  • 化石がある。
  • 砂金堀り。
  • 8.五重の塔がある。堰堤西にある。
    >ずい道の辺り
  • 紅葉が美しい。
  • アサツキの群生地(9.仁和大橋
    10.春日にもある。
  • 11.富内発電所
  • 9.仁和・栄の渡し舟。昔はロープをたぐって渡し船していた。
  • 流送(あば)12.中島地区あった。
  • クロム鉱があった。11.発電所の下
  • 8年前とくらべ「かわ塾」での水位低下が著しい。
    >7,8年前はかわ塾で手をつないで浮かびながら歩かせたが、今は膝の少し上くらいまでの水位。船外機付のボートもほとんど使えない状態。
    >ライフジャケットを着て、川の流れが激しいところまで行く体験をさせてもらい大人も子供も楽しんだ。
  • 13.キナウス川→キナ=草、・ウシ(ウス)=生える。
  • 14.ルベシベ川→ル=道、ベシ=沿って下る、ベ=川という意味。
  • 小学生の頃は15.オピラルカ川付近は水の量が多くとてもきれいな水質でヤマメがよくとれた。今は水の量も少なくヤマメは全然いない。
  • 平成4年8月穂別地区旧アスパラ工場付近で災害のため道路陥没。
  • 平成18年3月穂別川の結氷が流下し、鵡川の合流点に堆積した現象があった。
    16.川西頭首工に設置していた魚類遡上補助のブロックも倒れた。
  • 渡し舟があった。
    >あちこちにあったのかも知れない。
  • アオサギコロニー
    9.穂別の雑木林のところにアオサギコロニー(9.仁和)がある。
  • 7.福山大橋には以前たくさんのイワツバメがいた。

下流

  • これだけ大きい川だが地下水はない。
  • 町史には昭和20年代にシシャモは凶漁でほとんど水揚はないとの記述あり。
  • 鵡川は清流となっているが、ひとたび雨が降ると濁りがとれない。ギャップを感じる。
  • 海は終末処理場ではない。
  • 昭和36年頃水泳(17.タンポポ公園)。
    >私の時は鉱水のため泳げなかった。
  • アイヌ文化として18.チャシ(砦)が残っている。
  • 小学生の頃、19.珍川(汐見)で写生会をした。
  • 川底が変わった気がする。石・砂利→砂・泥
  • 17.タンポポ公園。大川の河原がなくなった。
  • 17.タンポポ公園内の川。子供の頃遊び場でした。
  • カワセミ観察。;20.生田小学校付近
  • 水神宮をお祭りしている地区がある。(20.生田地区
  • 渡舟場 21.バロ沢(イクベツ沢川)22.キリカツ沢川
  • サケ産卵(大量)
  • 木を伐採し鉄砲水となる。
  • 20.川東頭首工16.川西頭首工より1,700ha(かつては)の水田を潤して保水の点からも素晴らしい効果。
  • ししゃもが生息(産卵)できる川
  • 海岸侵食は年々目をおおうばかりでハマナスや海浜植物が減少。
  • 23.ムレトイの丘にてシシャモカムイノミを毎年行っている。
  • 中学校の時おぼれて死にそうになった。先輩がおぼれ死んだ。
  • オオワシ、オジロワシの一斉調査。今年は11羽いました。2月に河口から約10キロメートルの範囲で行った。11羽(オオワシ5羽、オジロワシ6羽)はウトナイ湖よりも多い数。
  • ヘイケボタルの確認(24.フジコ沼(豊城))。本川に入り込む小さな川にわずかながら生息。
  • 堤防に(23.ムレトイの丘)シシャモカムイノミのヌサバがあります。私たちの自慢でもあります。昔のムレトイの丘は海の中になってしまい、現在は築堤の端で行っている。
  • 干潟の消失海岸線がここ20年間で400m~500m後退した。河口部の干潟が90%失われた。これは大きなこと。
  • 前は生田小学校から家に帰る時、暑いときは橋(20.旭生橋)を渡らずに川を泳いでいた。70歳ぐらいの方の話。
  • よく泳いで遊びおぼれそうになった。70歳ぐらいの方の話。
  • 頭首工の上から落ちた(魚をとっていた。)死にそうだったが大丈夫。70歳ぐらいの方の話。30年ぐらい前。
  • H18 8月の洪水 学校の保護者(生田)の家が床下浸水。川東第2集落センターに避難。その後生田小に移動する予定であったが坂道が掘れて通れなくなり、結局、小学校には避難せず。避難所として大丈夫か。
  • アイヌの方は洪水にあわない所に家をたてている。
  • サクラソウが咲いている。どういう意味で貴重?
    >レッドデータブックの絶滅危惧II種だったか。
    >バス停のすぐ側に普通に咲いている。
  • 胆振管内では少ないカタクリが近辺にはいっぱいある。
    >胆振の他の地域ではあまりない。
  • ニホンザリガニがいっぱいいる。
  • 河川敷の草を食べているので育ちがいいと話していました。(胆振・日高地区の代表となる牛を育てている人)
  • 小学校の時、ししゃものひっかけ釣りを行った。;鉄橋の下。
  • オオウバユリがすごく多い。鹿の餌になっている。

2.鵡川への思い

鵡川全体について

  • 川は山に木がなければ美しく恵みをもたらす川にはならない。山に木を!
  • 泳げる川に。
  • 森を育てる。一定の水量の確保。
  • 自然との共存。
  • 流域住民が川に対する意識がもう少し高まる何かが有ればよいと思う。
  • 清流日本一でありつづけるよう流域住民が力を合せていく。
  • 異常気象が続くが洪水の原因を調べ、対策を打つ。
  • アイヌ伝承保存会に所属しているので、やっぱりアイヌ語を伝えていきたいと思う。川の近くにはアイヌ民族の集落が昔からあったりするので、そういった文化を川とともに伝えたいです。
  • 美しい川ということでPRを含め、地域イベントを盛んにしていければいいと思う。
  • 牛を飼っている農家も多く、排水を浄化して流す。
    >釧路湿原でも上流の負荷は100万人都市相当だった。最近は家畜の排尿をコンクリートを打った屋根付きで保管する流れ。
  • 鵡川の氾濫源の草で牛を育てている人がいるが、ミネラル分が肥沃とのこと。

上流

  • 森を育てること。鹿の害をなくして清流鵡川を人が自慢できるよう話をしていく。
  • ときどきパトロールをして川底の砂利をとられないようにする。(休日に)
  • 25.ポロカトマム 大きい湿地 意味を伝えたい。
  • 森川海は一体。全ての保全に今後100年をかける。
  • サクラマスをもどしたい。
  • 25.ポロカトマム下流の砂防ダムに魚道ほしい。

中流

  • 26.穂別ダムのあり方
  • 河床の下がる現況を止める方策も考えるべきと思う。
  • 子供からの提言を多く取り上げる機会が欲しい。
  • 子供をつれて気軽に川と親しめる場が多くあればよい。
  • 川の自然(魚の種類の多い川にして欲しい)支流も含めてドジョウ、カジカ、カニ、フナ、ヤマメ
  • 環境にやさしい施業方法を取り入れ自然保護に努める。
  • 河川を守る為に森を守る活動を続けていく。
  • 8.福山農電ダム跡地をもっとこわして魚がのぼりやすくして欲しい。現在は半分くらい壊して魚が上がれるようにしてもらったが、水が少ないときに機能していないようだ。
  • 森林の荒廃;道路から下は木が生えているが上からの土砂が流出し、通行止めになることが多い。伐採後放置されているのもある。
    >他地区で丸坊主になっている地区がある。
    >沢水がすぐ濁るようになった。
  • 「かわ塾」でも昔のように水位が高いと、楽しいだけではなく、緊張感があり、助け合いの雰囲気も出てくるのではないか。

下流

  • 頭首工のない川に。
  • 19.珍川、汐見 意味を伝えたい。
    >珍川は汐見という意味か。汐を見る川。
  • 雨が降ると濁るのが早くなかなか元にもどらない。(以前は良かったと思う。)もどしたい。
  • 子供達に川遊びを伝えたい。
  • 河畔林を増やしたい。
  • 川をもっと身近なものに感じて欲しい(子供達に)。
  • 米価の下落と減反(制限)の為、水田が失われて来ている。未来に必ず後悔する時が来る。今から対策を
  • 柳葉魚が生息する川でありつづけるよう皆で力を合わる。
  • 流木等、再生産のできる川
  • 2.7haの人工干潟を育てたい!!23.河口部に2.7haの人工干潟を再生したが、干潟が干潟として機能するために地道に維持管理をしたい。
  • 近くの川でたくさん子供達が遊べる場所があるといいな。安全に。
    >親や管理者の意識として川は危ないという意識がある。
    >責任問題に直結してしまうためと考えられる。
  • 貴重な自然は、やはりきちんと残したい。(サクラソウもニホンザリガニも…)
  • 子供達に“貴重”であることを知らせていきたい。
  • 交通事故で車両から燃料が流出した場合、危険処理を依頼されるので、この時なるべく回収するようにしたい。消防署として処理をする際、中和剤を撒いて水で流す方法ではなく極力回収するようにしたい。

3.会議への意見や感想

  • 委員の意見は、鵡川をどうやってきれいにし、昔の状態に戻すか。それぞれの立場で何ができるのかを詰めていくと見えてきそうだ。
  • 他委員が各地区のことを詳しく知っているのに驚いた。仕事を通じての知識はあったが穂別の良い所、悪い所、自分の知らない所を沢山教えていただいた。今後とも勉強したい。 
  • 知らない事がずいぶん多かった。自分は鵡川の生まれではないが、この10年鵡川の自然に関わりながら自分の意見に反応してくれた人も沢山いた。これからも色々なことを発信し、また共有したい。
  • 時間があればもっと深い議論もできるが、この会議は5年間続くので一回一回結論を出す必要はない。今求めている鵡川は昔の姿の鵡川である。一級河川鵡川を発信するのはどんなやり方が良いのか提言できる様な会にしていきたいと思う。
  • 委員の方々の意識として「昔の川に戻したい」、「環境に感心がある」と感じた。防災に関する要求が少なかったことが印象でもある。線としての河川を見るだけではなく、流域の山も含めて面として鵡川の川づくりに取り組んでいきたい。

お問合せ先

治水課

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7045

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