樽前山火山砂防基本計画(素案)
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樽前山火山砂防基本計画(素案)
樽前山の噴火によって想定される土砂移動現象による災害を防止、軽減するための総合的な計画を立案することを目的に、計画の対象となる噴火規模、想定危険区域、計画地域区分等について検討を行い、基本計画をまとめました。
樽前山火山砂防基本計画の基本構成
基本計画では、降下火砕物および噴石の降下、火砕流および積雪期における火砕流に起因する融雪型火山泥流といった土砂移動現象に対する「噴火対応火山砂防計画」と、火砕流および降下火砕物堆積後に降雨に起因して発生する二次泥流に対する「降雨対応火山砂防計画」から構成されています。
また、砂防施設によって対応する「ハード対策」と、砂防工事従事者の安全確保ならびに住民の警戒避難行動を支援するため、土砂災害の監視および土砂災害に関する情報提供など行う「ソフト対策」とに分けられます。
また、砂防施設によって対応する「ハード対策」と、砂防工事従事者の安全確保ならびに住民の警戒避難行動を支援するため、土砂災害の監視および土砂災害に関する情報提供など行う「ソフト対策」とに分けられます。
樽前山火山砂防基本計画の計画規模
対象とする計画規模は、過去200年程度以内に発生した最大規模の噴火である1739年噴火(総噴出量:1.0×109m3)と同規模としています。