【エゾカンゾウ】のお話
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【エゾカンゾウ】のお話
エゾカンゾウ(蝦夷萱草) ユリ科 ワスレグサ属 |
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別名 | エゾゼンテイカ(蝦夷禅庭花) |
学名 | Hemerocallismiddendorffii |
属名 | ヘメロカリス属 |
- エゾカンゾウは多年草で6月中旬~8月上旬に草丈50~70センチメートルの茎花を伸ばし橙色で先が反り返った直径7~8センチメートルのユリ形の花を3~10個咲かせます。
名前の由来
エゾカンゾウの花は午前中に咲いて夕方に閉じる一日花で、属名のHemerocallisはラテン語のhemelos(日)とkallos(美しい)からなり、「一日の美しさ」を意味おり、花が一日でしぼんでしまうことに由来しています。
和名の「萱草(カンゾウ)」は「忘れる草」と言う意味で、花言葉は「憂いを忘れる草」
和名の「萱草(カンゾウ)」は「忘れる草」と言う意味で、花言葉は「憂いを忘れる草」
生息エリア
本州北部から北海道に広く分布していますが、特に北海道での群生は見事と言われています。本州で見られるものは「ニッコウキスゲ(日光黄萱)」と呼ばれ、微妙な違いはあるものの同じ種とされています。
また、よく似た花で「エゾキスゲ」と間違われやすいようですが、花の色と咲いて(開花して)いる時間で区別がつきます。
また、よく似た花で「エゾキスゲ」と間違われやすいようですが、花の色と咲いて(開花して)いる時間で区別がつきます。
その他の情報
若葉やつぼみ、花びらは山菜として食用となります。
癖が無く甘みがありシャキッとした食感で、「おひたし」や「天ぷら」「酢味噌和え」などが代表的な調理例ですが、「花びらの酢漬け」は栄養豊富な保存食として重宝されています。
栄養的には鉄分、ビタミンA・B・Cが豊富に含まれています。
ただ、和名が「萱草」というためか、一説には花を食べ過ぎると「みょうが」と同様”物忘れ”をするとも言われています。
癖が無く甘みがありシャキッとした食感で、「おひたし」や「天ぷら」「酢味噌和え」などが代表的な調理例ですが、「花びらの酢漬け」は栄養豊富な保存食として重宝されています。
栄養的には鉄分、ビタミンA・B・Cが豊富に含まれています。
ただ、和名が「萱草」というためか、一説には花を食べ過ぎると「みょうが」と同様”物忘れ”をするとも言われています。