位置図
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位置図 Route231
厚田村から増毛町間の46キロメートルは永い間「幻の国道」といわれたほど難攻不落のルートでした。この間に取り残されていた雄冬地区は陸の孤島と呼ばれ、交通網は雄冬港と増毛港を結ぶ一日一便の海上航路だけでした。昭和56年11月、最も難所を極めた雄冬岬トンネルの完成で全線開通。しかし、その40日後、不幸にも山崩れが発生し、トンネルの一部損壊、再び陸上交通の不通を余儀なくされました。その2年後の昭和58年に復旧工事が完成、改めて国道231号線の全線完全開通に至り、昭和33年着工以来四半世紀をかけた難工事でした。
船でしか行けなかった陸の孤島も、道内有数の景勝地として脚光を浴び、今では札幌から稚内方面へのメインルートとなっています。
船でしか行けなかった陸の孤島も、道内有数の景勝地として脚光を浴び、今では札幌から稚内方面へのメインルートとなっています。