災害に備えて 緊急速報メールを活用した洪水情報のプッシュ型配信
緊急速報メールを活用した洪水情報のプッシュ型配信
概要
近年、記録的な豪雨により、全国的に大規模な水害や土砂災害が頻発しています。また、気候変動の影響により、今後はますます洪水の発生頻度が高まることが予想されています。そのため、社会全体で常に洪水に備える「水防災意識社会」の再構築をめざして、流域自治体、北海道、国が連携・協力してハード対策とソフト対策を一体的、計画的に推進しています。
今回この取組の1つとして、大規模な洪水が留萌川や天塩川で発生した場合には、浸水する危険性の高い地域の皆様の携帯電話やスマートフォンに対して緊急速報メール※1を活用した洪水情報※2の配信を留萌市、天塩町、豊富町、幌延町及び中川町全域で開始します。
従来のTVやラジオ、防災無線等からの情報のほか、この洪水情報を活用していただくことにより、住民の皆様が自ら水害の危険性を察知し、自主的な避難に役立てていただけると考えております。
※1 緊急速報メールとは、緊急地震速報に加えて国や自治体が発信する「災害・避難情報や「津波警報」
などを携帯電話へ発信するサービスの名称です。
※2 洪水情報とは、指定河川洪水情報の氾濫危険情報(レベル4)及び氾濫発生情報(レベル5)の発表を
契機として、流域住民の主体的な避難を促進するために配信する情報です。
今回この取組の1つとして、大規模な洪水が留萌川や天塩川で発生した場合には、浸水する危険性の高い地域の皆様の携帯電話やスマートフォンに対して緊急速報メール※1を活用した洪水情報※2の配信を留萌市、天塩町、豊富町、幌延町及び中川町全域で開始します。
従来のTVやラジオ、防災無線等からの情報のほか、この洪水情報を活用していただくことにより、住民の皆様が自ら水害の危険性を察知し、自主的な避難に役立てていただけると考えております。
※1 緊急速報メールとは、緊急地震速報に加えて国や自治体が発信する「災害・避難情報や「津波警報」
などを携帯電話へ発信するサービスの名称です。
※2 洪水情報とは、指定河川洪水情報の氾濫危険情報(レベル4)及び氾濫発生情報(レベル5)の発表を
契機として、流域住民の主体的な避難を促進するために配信する情報です。
配信の内容
配信の開始日
平成29年5月1日(月)
配信エリア
留萌市、天塩町、豊富町、幌延町及び中川町全域
配信する情報
留萌川又は天塩川において河川氾濫のおそれがある(氾濫危険水位に到達した)情報及び氾濫が発生し
た情報を配信
た情報を配信
対象の水位観測所
留萌川 : 幌糠水位観測所(留萌市幌糠町)
受持区間 左岸 : 留萌市峠下から留萌市街
右岸 : 留萌市峠下から留萌市街
天塩川下流 : 天塩大橋水位観測所(天塩郡幌延町字幌延)
受持区間 左岸 : 天塩町川口から同町辰根牛
右岸 : 幌延町浜里から天塩町下国根府
受持区間 左岸 : 留萌市峠下から留萌市街
右岸 : 留萌市峠下から留萌市街
天塩川下流 : 天塩大橋水位観測所(天塩郡幌延町字幌延)
受持区間 左岸 : 天塩町川口から同町辰根牛
右岸 : 幌延町浜里から天塩町下国根府
配信内容(例)
【件名(例)】河川氾濫のおそれ
【本文(例)】留萌川の幌糠(留萌市)付近で水位が上昇し、避難勧告等の目安となる「氾濫
危険水位」に到達しました。堤防が壊れるなどにより浸水のおそれがあります。
防災無線、テレビ等で自治体の情報を確認し、各自安全確保を図るなど適切な
防災行動をとってください。
本通知は、北海道開発局留萌開発建設部より浸水のおそれのある市町村に配
信しており、対象地域周辺においても受信する場合があります。
【本文(例)】留萌川の幌糠(留萌市)付近で水位が上昇し、避難勧告等の目安となる「氾濫
危険水位」に到達しました。堤防が壊れるなどにより浸水のおそれがあります。
防災無線、テレビ等で自治体の情報を確認し、各自安全確保を図るなど適切な
防災行動をとってください。
本通知は、北海道開発局留萌開発建設部より浸水のおそれのある市町村に配
信しており、対象地域周辺においても受信する場合があります。
留意事項
・携帯電話等の基地局の関係により、配信エリア近郊の方にも届くことがあります。
・携帯電話の電源が入っていない場合や、通信サービスの圏外、電波状況の悪い場所、機内モード時、
通話中、パケット通信中の場合は受信することができません。
・ご利用の機種により、緊急速報メールに対応していない場合があります。
・携帯電話の電源が入っていない場合や、通信サービスの圏外、電波状況の悪い場所、機内モード時、
通話中、パケット通信中の場合は受信することができません。
・ご利用の機種により、緊急速報メールに対応していない場合があります。
資料
リンク
洪水情報の緊急速報メール配信訓練について
概要
「水防災意識社会再構築ビジョン」に基づく『逃げ遅れゼロ』を目指す取組として、北海道内で初となる緊急速報メールを活用したプッシュ型洪水情報の配信訓練を平成29年9月24日に実施しました。
「留萌川減災対策協議会」の一員である気象台と連携して洪水警報を発表後、緊急速報メールを留萌市全域に配信しました。また、当日は市内大和田地区の自治会、町内会による避難訓練が実施されました。
避難所では、防災に関する講演と併せて、浸水想定区域図や昭和63年洪水の各種記録を展示して水防災意識の啓発を図りました。
「留萌川減災対策協議会」の一員である気象台と連携して洪水警報を発表後、緊急速報メールを留萌市全域に配信しました。また、当日は市内大和田地区の自治会、町内会による避難訓練が実施されました。
避難所では、防災に関する講演と併せて、浸水想定区域図や昭和63年洪水の各種記録を展示して水防災意識の啓発を図りました。