留萌川の激特事業
留萌川の激特事業
激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)は、昭和51年に発足した制度です。この激特事業とは、特に大きな水害の発生した区間について再度の災害発生を防ぐため、緊急に整備することを目的として工事を進めるもので留萌は昭和63年11月に建設省に認可されました。掘削工事で川の断面を拡げ、洪水流を流れやすくし、護岸工事により水の流れで川岸が崩れないようにする工事を実施しました。昭和63年度はまず掘削工事に着手し、流下能力を大幅にアップし、平成元年6月には第2弾として護岸工事に着手。平成4年度まで5カ年をかけて実施、総事業費80億円が投入されました。
低水路護岸
河川利用や景観等に配慮したブロックが使用されました。また、護岸の一部に留萌になじみのある版画や絵のパネルが設置され、リバープロムナードとして、市民の散策の場となっています。
高水護岸(アーマー・レビー)
通常、堤防は土を材料としてつくられていますが、この土の堤防の表面にそれを保護するための工事を行った堤防をアーマー・レビー(「よろいをかぶった堤防」の意味)と呼んでいます。
この工事を行うと、堤防が崩れる危険性が普通の土の堤防に比べて大変少なくなります。激特区間における留萌川の堤防では、北海道では初めてこの「アーマー・レビー工法」が行われました。
この工事を行うと、堤防が崩れる危険性が普通の土の堤防に比べて大変少なくなります。激特区間における留萌川の堤防では、北海道では初めてこの「アーマー・レビー工法」が行われました。
留萌川の移り変わり
- 《《《 明治31年
- 《《《 大正8年
- 《《《 昭和6年
- 《《《 昭和30年
- 《《《 平成4年