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令和元年度 札幌開発建設部 管内事業概要

管内事業概要の表紙 新桂沢ダム・えにわシーニックナイト・新千歳空港・大区画ほ場妹背牛地区・滝野すずらん丘陵公園の写真
札幌開発建設部では、第8期北海道総合開発計画に基づき、「世界の北海道」のキャッチフレーズの下、主要施策である「人が輝く地域社会の形成」、「世界に目を向けた産業の振興」及び「強靱で持続可能な国土の形成」を推進するための社会資本整備、国際競争力の強化等を重点事項として実施します。

事業予算

                                                           
令和元年度 札幌開発建設部事業費総括表 (単位:百万円)
事項 予算額
治水 56,232
道路 42,460
空港整備 6,155
都市水環境整備 108
国営公園等 1,721
農業農村整備 18,597
合計 125,272

注釈
  1. 農業農村整備を除き、工事諸費は含まれていない。 
  2. 四捨五入の関係で計と内訳が一致しない場合がある。
  • 事業費の項目別円グラフ

管内の概況

位置・気候
札幌開発建設部は、石狩、空知地方の全域及び上川地方の一部を含む道央圏の地域を管轄しています。
管内は南北に約200キロメートル、東西に約130キロメートルの広さがあり、北は道立自然公園の朱鞠内湖から、南は支笏洞爺国立公園の支笏湖に及んでいます。また、東は道立自然公園の夕張山系から、西は日本海に面し、小樽に接しています。
管内の気候は、北海道としては比較的温暖で、降水量は平均的、日照時間は多くなっています。また、降水量は冬季に集中するため、夏季は湿度が低くさわやかです。

面積・人口
管内の面積は11,711平方キロメートルで、全国6番目の広さの秋田県とほぼ同じ面積です。
管内の人口は平成30年12月末現在で2,713,216人となっており、全道の約50%を占めています(住民基本台帳による)。
  • 左側に北海道地図に札幌開発建設部管内の総面積と全道比の図、右側に秋田県との比較した図、下に管内の道内に占める人口の割合の円グラフ
管内各市町村の面積及び人口
市区町村名 面積(平方キロメートル) 人口(人)
全道 83,423.83 5,304,892
石狩振興局(8市町村)  
札幌市 1,121.26 1,955,601
江別市 187.38 118,997
千歳市 594.50 97,068
恵庭市 294.65 69,855
北広島市 119.05 58,624
石狩市 722.42 58,347
当別町 422.86 16,061
新篠津村 78.04 3,101
空知総合振興局(24市町)  
夕張市 763.07 8,090
岩見沢市 481.02 81,782
美唄市 277.69 21,604
芦別市 865.04 13,639
赤平市 129.88 10,189
三笠市 302.52 8,564
滝川市 115.90 40,368
砂川市 78.68 17,140
歌志内市 55.95 3,275
深川市 529.42 20,805
南幌町 81.36 7,573
奈井江町 88.19 5,435
上砂川町 39.98 2,987
由仁町 133.74 5,174
長沼町 168.52 10,876
栗山町 203.93 11,826
月形町 150.40 3,217
浦臼町 101.83 1,844
新十津川町 495.47 6,611
妹背牛町 48.64 2,976
秩父別町 47.18 2,424
雨竜町 191.15 2,404
北竜町 158.70 1,868
沼田町 283.35 3,132
上川総合振興局(5市町)  
富良野市 600.71 21,921
上富良野町 237.10 10,789
中富良野町 108.65 5,025
南富良野町 665.54 2,516
幌加内町 767.04 1,508
合計(37市町村) 11,710.81 2,713,216
  • 面積は、平成30年10月1日現在全国都道府県市区町村別面積調(国土地理院調べ)
  • 人口は、平成30年12月末現在住民基本台帳人口(北海道総合政策部地域主権・行政局市町村課調)

治水事業概要

石狩川は、北海道の屋根大雪山系・石狩岳に源を発し、大小70余りの支川を合わせて日本海に注ぐ、幹線流路延長268キロメートル、流域面積14,330平方キロメートルの我が国屈指の大河川です。
近年頻発する水害・土砂災害を踏まえ、北海道総合開発計画に基づき、強靱な国土づくりへの貢献と安全・安心な社会基盤の形成に資するためのインフラ整備や老朽化対策の推進を図るとともに、農林水産業や観光等を担う「生産空間」の保持・形成に資する治水事業を実施します。
また、平成30年7月豪雨、北海道胆振東部地震等最近の災害に鑑み実施された総点検結果を踏まえ、甚大な人命被害等が生じるおそれのある河川の堤防の強化対策、樹木伐採や掘削等の対策や、土砂・洪水氾濫により被災する危険性の高い箇所を保全する砂防堰堤等の整備の対策を実施するとともに、迅速な避難につながる河川情報の提供などのソフト対策を推進します。
かわたびほっかいどうロゴマーク
さらに、北海道総合開発計画のもと、川の自然環境や景観、水辺の活動、サイクリング環境等、川に関する情報を効果的に発信するとともに、地域と連携して、魅力的な水辺空間の創出、水辺利活用を促進し、北海道らしい地域づくり・観光振興に貢献する「かわだび北海道」プロジェクトを推進します。
安全・安心な国土づくり

河川整備事業

河川改修
北島遊水地(恵庭市)、東の里遊水地(北広島市)の航空写真
北島遊水地(恵庭市)、東の里遊水地(北広島市)
我が国の食糧供給基地である石狩川下流域は、大規模な農業地帯が広がっており、戦後最大規模の昭和56年8月洪水に対応できるように、河道掘削、築堤等の根幹的な河川整備を行います。
特に、洪水常襲地帯である千歳川流域での堤防整備や遊水地群の整備のほか、札幌圏を含む石狩下流や千歳川流域にも治水効果が大きい北村遊水地の整備を推進します。また、札幌市を貫流する豊平川での河道掘削、護岸工などの整備や平成28年8月洪水で被災した空知川での空知川南富良野町幾寅地区地域連携防災事業や平成30年7月豪雨の災害復旧等を着実に進めます。
さらに、大規模氾濫に備えて「水防災意識社会」を再構築する取組を進めるため、関係機関と連携してタイムラインの作成などのソフト対策と減災のための危機管理ハード対策である天端保護工などを推進します。
河川維持修繕
安全・安心な河川の機能維持のため、堤防除草や河川巡視・点検を行うとともに、インフラ長寿命化計画に基づき、既存施設が機能発揮するよう、必要な河川構造物の補修・設備の更新を行うなど、地域との連携及びコスト縮減に努めつつ、適確な河川の維持管理を実施します。
河川工作物関連応急対策
構造物の安全性を確保するため、応急的な改善を実施します。

堰堤維持
管理を行っている既設多目的ダムについて、施設点検・補修、設備更新を行うなど、適確な維持管理を実施します。 
 

多目的ダム建設事業

幾春別川総合開発事業
幾春別川、石狩川流域の洪水調節、河川環境の保全のために必要な流量の確保、水道用水、工業用水の供給及び発電の役割を担う幾春別川総合開発事業について、本体工事及び付替道路工事等を推進します。

河川総合開発事業

雨竜川ダム再生事業
既設ダムである雨竜第一ダム・第二ダムを有効活用し、新たに洪水調節機能を確保するため、関係機関と協議し、各種調査・検討を行います。
  • 雨竜第一ダムの航空写真 雨竜第一ダム
  • 雨竜第二ダムの航空写真 雨竜第二ダム

砂防事業

札幌市を豪雨による土砂災害から守るため、宅地化が著しく進展している南区丘陵地帯の渓流で、砂防堰堤等の整備を推進します。

総合水系環境整備事業

 ◯自然再生
自然共生社会の形成に資するため、石狩川下流幌向地区(夕張川)において、かつての高層湿原の再生を目指し、多様な湿原植物を育む環境を再生する取組を地域と連携して推進します。

 ◯かわまちづくり
河川空間を活用した地域活性化のため、砂川遊水地及び漁川(道と川の駅 花ロードえにわ隣接地)において、地元自治体と連携して「かわまちづくり」を推進します。

令和元年度 治水事業の概要

令和元年度 治水事業の概要
事業別 地区別等 事務所等  事業の概要
河川整備
事業
河川改修 石狩川下流
(石狩本川、
豊平川、
夕張川、
空知川、
千歳川等)
札幌河川事務所
岩見沢河川事務所
空知川河川事務所
江別河川事務所
千歳川河川事務所
滝川河川事務所
 
堤防整備、河道掘
削、樹木伐採、護岸、天端保護、法尻補強、樋門、用地補償等
石狩川下流
(北村遊水地)
岩見沢河川事務所 囲ぎょう堤、周囲堤、用地補償等
石狩川下流
(千歳川遊水地群)
江別河川事務所
千歳川河川事務所
周囲堤、越流堤、管理施設等
河川維持修繕 石狩川下流 札幌河川事務所
岩見沢河川事務所
空知川河川事務所
江別河川事務所
千歳川河川事務所
滝川河川事務所
堤防、護岸等維持
管理、高水敷伐開、排水機場等点検
整備・修繕
河川工作物
関連
応急対策
石狩川下流 札幌河川事務所
滝川河川事務所
応急的改良
堰堤維持 桂沢ダム 岩見沢河川事務所
桂沢ダム管理支所
施設点検・補修、
設備更新等
滝里ダム 空知川河川事務所
滝里ダム管理支所
金山ダム 空知川河川事務所
金山ダム管理支所
漁川ダム 千歳川河川事務所
漁川ダム管理支所
豊平峡ダム 豊平川ダム
統合管理事務所
豊平峡ダム管理支所
定山渓ダム 豊平川ダム
統合管理事務所
定山渓ダム管理支所
夕張
シューパ
ロダム
夕張川ダム
総合管理事務所
多目的ダム
建設事業
幾春別川
総合開発事業
石狩川水系
幾春別川
幾春別川ダム
建設事業所
本体工事及び
付替道路工事等
河川総合
開発事業
雨竜川ダム
再生事業
石狩川水系
雨竜川
雨竜川ダム調査
事業所
実施計画調査
砂防事業 砂防事業 石狩川水系
(豊平川)
札幌河川事務所  砂防堰堤等
令和元年度 都市水環境整備事業の概要
事業区分等 地区別等 事務所等 事業の概要
総合水系環境整備事業 石狩川下流幌向地区(夕張川) 江別河川事務所 自然再生
砂川地区かわまちづくり 滝川河川事務所 かわまちづくり
恵庭かわまちづくり 千歳川河川事務所 かわまちづくり

道路事業概要

食料供給基地としての持続的発展及び世界水準の観光地の形成を目指す地域社会の形成                                       ~北海道型地域構造の保持・形成に向けた定住・交流環境の維持増進~

広域分散型の地域構造を支える道路ネットワークの形成
高規格幹線道路と一体となって、道央都市圏と他圏域(地方部の生産空間、地方部の市街地及び圏域中心都市)とのアクセス強化を図り、「人流・物流の拡大」や「地域・拠点間(空港、港湾等)の連携」を確保するため、地域高規格道路「道央圏連絡道路」の整備を推進します。
また、高次都市機能が集積する札幌都心部と他圏域とを結ぶ幹線道路の交通円滑化を図るため、「国道230号 定山渓拡幅」「国道275号 江別北道路」などの事業を推進します。
  • 整備中の道央圏連絡道路泉郷道路の上空からの写真 整備中の道央圏連絡道路(泉郷道路)

    (令和元年度開通予定)

  • 整備中の国道275号江別北道路(新石狩大橋)の上空からの写真 整備中の国道275号江別北道路

    (新石狩大橋)

「生産空間」の生活を支える「道の駅」の活用・充実
北欧の風道の駅とうべつの子育て支援施設の整備状況の写真
子育て支援施設の整備

(北欧の風道の駅とうべつ)

広域に分散している「生産空間」を維持するため、「道の駅」を地域の拠点として活用した取組を推進します。
また、少子高齢化社会を迎えた我が国において、子育て世代を応援する施設を推進していくため、「道の駅」における子育て応援施設の整備を実施します。

『観光先進国』実現をリードする世界水準の観光地の形成

外国人ドライブ観光の推進
外国人旅行者の急増、個人旅行化、地域間の旅行需要の偏在に対し、鉄道やバス等の公共交通機関とともに重要な2次交通手段であるレンタカーを利用するドライブ観光を推進するため、「道路情報板における英語による道路情報発信」や「高速道路ナンバリング標識の整備」など、外国人旅行者がストレスなく快適に観光を満喫できる環境整備を推進します。
  • 道路情報板による道路状況の英語表示の写真 道路情報板による道路状況の英語表示
  • 高速道路ナンバリング看板の写真 高速道路ナンバリング
北海道におけるサイクルツーリズムの推進
平成30年に実施した石狩川流域圏ルート走行会での参加者集合写真
石狩川流域圏ルート走行会

(平成30年7月21日)

北海道開発局及び北海道では、サイクルツーリズムを推進するため、石狩・空知・上川地域の全長約430キロメートルに及ぶ「石狩川流域圏ルート」において、案内看板や路面表示の設置等の安全で快適な自転車走行環境を創出、道の駅へのサイクルラック設置等の受入れ環境の整備・改善に取り組んでいます。引き続き、自転車利用環境の充実を図るとともに、官民連携による持続的な取組体制の構築を図るなど、世界水準のサイクリング環境の構築に向けた取組を推進します。
「シーニックバイウェイ北海道」の推進
平成30年11月に空知シーニックバイウェイ-体感未来道-が候補ルート登録された際の関係者の写真
空知シーニックバイウェイ-体感未来道-

(平成30年11月5日候補ルート登録)

地域資源を最大限に活用した美しい景観づくり・活力ある地域づくり・魅力ある観光空間づくりを目指し、「支笏洞爺ニセコルート」「札幌シーニックバイウェイ藻岩山麓・定山渓ルート」「空知シーニックバイウェイ-体感未来道-」の活動団体と協働した取組を推進します。
また、「世界水準」の観光地形成に向け、地域と道路管理者との協働で、地域の魅力ある道路景観の重点的保全を行う取組であるシーニックバイウェイ「秀逸な道」を推進します。
  • 秀逸な道(国道230号定山渓)の写真 秀逸な道試行区間

    国道230号札幌市南区定山渓 L=5キロメートル

  • 秀逸な道(国道453号支笏湖)の写真 秀逸な道の試行区間

    国道453号千歳市幌美内 L=7キロメートル

強靱な国土づくりと安全・安心な社会基盤の形成                                                  ~激甚化、多様化する災害への対応と安全、安心な社会基盤の形成~

道路の防災・減災対策
平成30年9月台風21号により被災した国道453号等の早期復旧を図ります。また、重要インフラ点検の緊急点検結果を踏まえ、「国民経済・生活を支える重要インフラ等の機能維持」の観点から、特に緊急に実施すべきハード・ソフト対策について、令和2年度までの3年間で集中的に実施します。
  • 道路斜面の被災状況と土砂防護柵の設置事例の写真 道路斜面対策

    (被災状況と土砂防護柵設置事例)

  • 越波状況と防波柵設置事例の写真 越波対策

    (越波状況と防波柵設置事例)

道路の老朽化対策
道路施設が有する機能を長期にわたって確保するため、各施設に応じた点検及び計画的、効率的な維持管理を図り、適切な老朽化対策を推進するとともに、地方自治体における老朽化対策への技術支援等を実施します。
無電柱化の推進
道路の防災性の向上、安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興の観点から、無電柱化推進計画(平成30年4月6日決定)に基づき、無電柱化の取組を推進します。
これに加え、「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」として、電柱倒壊の危険性の高い市街地の緊急輸送道路の区間において、無電柱化を実施します。
  • 国道36号札幌市豊平区での無電柱化整備前と整備後の比較写真
交通安全対策等の推進
事故データ、地域の声やビッグデータを活用した分析により、事故の危険性が高い区間等を抽出して重点的な対策を実施する事故ゼロプラン(事故危険区間重点解消作戦)を推進します。
  • 国道12号岩見沢市幌向での事故対策前と後の比較写真
冬期交通の安全確保
安全で円滑な冬期道路交通確保を図るため、気象状況や交通状況等を踏まえて、適切なタイミングで除排雪作業を実施します。

令和元年度 道路事業の概要

令和元年度 道路事業の概要
 国道名         事務所 主要事業
5号 札幌道路事務所 手稲駅前通交差点改良、◎発寒第12号交差点改良
12号 札幌道路事務所 ◎北1条東10丁目交差点改良、◎北1条東12丁目交差点改良、
◎道道江別長沼線交差点改良、北一条東電線共同溝、
〇菊水電線共同溝、〇白石中央電線共同溝、
白石本通電線共同溝、〇白石本通第二電線共同溝、
〇厚別中央電線共同溝、江別野幌町電線共同溝、
〇江別野幌町第二電線共同溝
岩見沢道路事務所 峰延道路、岩見沢幌向地区交差点改良
滝川道路事務所 ◎国道38号交差点改良、北滝の川事故対策、砂川電線共同溝
深川道路事務所 内園交差点改良
36号  札幌道路事務所 美園地区交差点改良
千歳道路事務所 ◎戸磯542番地交差点改良、◎市道東8線交差点改良、
千歳錦町事故対策
38号 滝川道路事務所 ◎市道東2号交差点改良
230号 札幌道路事務所 定山渓拡幅、◎石山交差点改良、豊平峡交差点改良
233号 深川道路事務所 ◎深川5線通交差点改良、深川電線共同溝
234号 岩見沢道路事務所 由仁交差点改良
274号 札幌道路事務所 ◎市道13号幹道線交差点改良、◎共栄通交差点改良
275号  札幌道路事務所 江別北道路
深川道路事務所 五ヶ山橋架替
337号  札幌道路事務所 中樹林道路、新川南通交差点改良
千歳道路事務所 泉郷道路(令和元年度開通予定)、長沼南道路、南幌事故対策
452号 岩見沢道路事務所 桂沢ダム関連、◎清水沢交差点改良
滝川道路事務所 盤の沢道路
453号 千歳道路事務所 幌美内事故対策、支笏湖温泉歩道整備

〇は平成30年度補正予算新規事業化
◎は令和元年度新規事業化

空港整備事業概要

管内には、航空ネットワークの拠点である新千歳空港と主に道内の空港とを結ぶ札幌飛行場があります。
令和元年度は、新千歳空港において、近年の東アジアを中心とする国際線旅客数の急激な増加に対応するため、平成30年12月20日に暫定供用した国際線エプロン(3スポット)に引き続き、南側誘導路新設により空港の処理能力を向上させ、訪日外国人旅行者受入機能の強化を図ります。
また、地震発生時の緊急輸送拠点機能の確保と航空ネットワークの維持、北海道内における経済活動の継続性確保に必要となる空港施設の耐震性の向上を図るとともに、航空機の安全かつ安定した運航を確保するため、老朽化した滑走路や誘導路舗装の更新を計画的に推進します。
  • 新千歳空港の混雑している現況(出発ロビー)と解決に向けての空港全体の整備イメージの図
  • 空港施設の地下の耐震対策を行う作業員の写真 空港施設の耐震対策(新千歳空港共同溝)
  • 夜の滑走路でライトを照らしながら作業する作業車の様子 空港施設の老朽化対策(新千歳空港A滑走路)

令和元年度 空港整備事業の概要

令和元年度 空港整備事業の概要
空港種別 空港名 事業所 事業の概要
拠点空港
(国管理空港)
(国際航空輸送網又は
国内航空輸送網の拠点
となる空港)
新千歳空港 千歳空港建設
事業所
空港の機能強化(南側誘導路新設)
空港施設の耐震対策(共同溝耐震補強)
空港施設の老朽化対策(A滑走路、
D1誘導路)

国営公園等事業概要

国立民族共生公園

新たな北海道総合開発計画に基づき、人が輝く地域社会の形成に資するため、アイヌ文化の復興等に関するナショナルセンターとして白老町に整備される「民族共生象徴空間(愛称:ウポポイ)」(平成29年6月27日閣議決定一部変更)については、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に先立ち、2020年4月に一般公開することから、年間100万人の来場者実現に向けて、国立民族共生公園の整備を進めます。
  • 白老ポロト湖畔の国立民族共生公園の整備概要ポンチ絵 国立民族共生公園の概要

国営滝野すずらん丘陵公園

国営滝野すずらん丘陵公園は、札幌市中心部から南へ約20キロメートル、車で30分程度の札幌市南区滝野地区に位置しています。当公園は豊かな自然と都市部から至近の利便性を活かし、道央圏を中心とする広域的なレクリエーション利用に供するため、昭和53年度から計画面積395.7ヘクタールの整備を行い、平成22年5月に全園開園しました。公園は「渓流ゾーン」「中心ゾーン」及び「滝野の森ゾーン」から形成され、年間約60万人の方に来園いただいてます。
「自然と人・人と人のふれあい」を基本テーマとし、多様なニーズに対応して四季を通じた利用促進を図るため、花フェスタ(チューリップ・すずらん等)、滝野スノーフェスティバル、森の中で音楽やソリ遊びを楽しむ森フェス等様々な野外レクリエーション活動を展開するとともに、外国人観光客でも快適・円滑に公園を楽しむための受入環境整備を推進しています。
  • 滝野公園内で色とりどりのチューリップが咲いている写真 チューリップ・すずらんフェスタ
  • スノーフェスティバルの模様の写真 スノーフェスティバル

令和元年度 国営公園事業の概要

令和元年度 国営公園事業の概要
公園名 事務所 事業の概要
国営公園等事業 国営滝野すずらん
丘陵公園 
国営滝野すずらん
丘陵公園事務所
公園の運営維持管理
● 夏季開園
   4月20日から11月10日
● 冬季開園
   12月22日から3月31日
国立民族共生公園
 
公園の整備

農業農村整備事業概要

整備された大区画ほ場の写真
整備された大区画ほ場
農業農村整備事業は、農業生産の基盤と農村の生活環境の整備を通じて「農業の持続的発展」「農村の振興」「食料の安定供給」「多面的機能の発揮」の実現を図るための施策です。
特に「食料の安定供給」には、農地・農業用水の確保、担い手の確保・育成、農業技術水準の向上が不可欠で、そのためには農業生産基盤の整備が重要です。
北海道総合開発計画に基づき、「農林水産業・食関連産業」を戦略的産業として育成していくため、札幌開発建設部では、農業用用排水施設の整備やほ場の大区画化などの農業生産基盤の整備を行っています。

管内のお米作り

北海道は、わが国有数の米作地帯であり、なかでも札幌開発建設部管内のお米(水稲)の収穫量は26.1万トン(平成30年産)と、全道の収穫量の約51パーセントを占め、全国シェアは約3パーセントになります。
また、管内の作付面積の約9割を占める「ななつぼし」「ゆめぴりか」「きらら397」「ふっくりんこ」は、いずれも食味ランク「A」から「特A」を連続して獲得しているおいしいお米で、これら主要4銘柄の普及にともなって、平成8年に37パーセントであった北海道産米の道内食率は、平成30年には87パーセントと大きく向上しました。
  • 北海道米の品種別作付割合のグラフ(平成29年産)

農業用水施設の整備

北海道でお米(水稲)の収量・品質を確保するためには、深水かんがい等の冷害防止対策が不可欠です。
深水かんがいは、気温より温度が高い農業用水でお米(水稲)の幼穂を保温する営農技術で、未熟米を減らすとともに、お米のおいしさを損なうたんぱく質の含有率を低減させるための重要なものですが、より多くの農業用水を必要とします。
農業用水施設の整備は、深水かんがいに必要な農業用水を安定的に供給することで、主要4銘柄(「ななつぼし」「ゆめぴりか」「きらら397」「ふっくりんこ」)の高位食味ランク(「A」から「特A」)の獲得と北海道産米の道内食率の向上(地産地消)に貢献しています。

  • 深水かんがいによる日にちごとの生育の図

効率的営農を目指したほ場の整備

水稲を含む土地利用型作物の低コストかつ省力的な生産とそこから生み出された労働力を活かした高収益作物の生産拡大による産地収益力を向上するため、ほ場区画の大型化や均質化等のほ場整備を行っています。
また、末端用水施設のパイプライン化や地下水位制御システムの導入等による水管理の省力化やお米(水稲)の直播栽培及び水田の汎用化(畑地利用)等による生産性の向上を進めています。
さらに、作業時間の短縮や均平精度の向上のためGPSなどのICT(情報通信技術)を活用した農作業システムの導入が進んでいます。それらの農作業システムなどを活用した農業は「スマート農業」と呼ばれ、農作業における省力・軽労化の推進、新規労働者の確保や栽培技術力の継承等が期待され、担い手の高齢化などによる労働力不足対策にもつながります。

  • 集中管理孔を利用した地下かんがいの手引きの図

令和元年度 農業農村整備事業の概要

1 実施地区
事業種別 地区名 事務所 関係市
町村名
受益面積
(ヘクタール)
事業の概要
国営
かんがい
排水事業
 
 
 
 
 
北海地区 岩見沢農
業事務所 
岩見沢市
美唄市
赤平市
三笠市
砂川市
新篠津村
南幌町
奈井江町 
  27,002  頭首工(1箇所)・
用水路
(2条36km)
恵庭北島
地区
札幌南農
業事務所 
恵庭市  1,635 排水機(1箇所)・
排水路
(4条6km)
幌加内
地区
深川農業
事務所
幌加内町 1,433 貯水池(1箇所)・
頭首工(1箇所)・
用水路
(1条8km)
江別南幌
地区
札幌北農
業事務所 
江別市
南幌町
 3,100 排水機(1箇所)・
排水路
(2条6km)
幌向川
二期
地区
岩見沢農
業事務所 
岩見沢市 2,059 貯水池(1箇所)・
頭首工(2箇所)・
用水路
(4条11km)
国営施設
応急対策
事業
新雨竜
二期地区
深川農業
事務所 
雨竜町
新十津川町 
2,763  貯水池(1箇所)・
頭首工(1箇所)・
排水機(2箇所)・
用水路
(2条4km)・
排水路
(1条1km)
篠津青山
地区
札幌北農
業事務所
当別町 3,169 貯水池(1箇所)
お茶の水
地区
札幌北農
業事務所
岩見沢市
江別市
2,854 排水機(1箇所)・
排水路
(2条6km)
国営農地
再編整備
事業 
 
妹背牛
地区 
深川農業
事務所 
妹背牛町   1,002   区画整理
(997ha)・
農地造成
(5ha)・
排水路
(2条2km)
道路
(1条3km) 
南長沼
地区 
札幌南農
業事務所 
長沼町   1,550 区画整理
(1,545ha)・
農地造成
(5ha)・
用水路
(3条8km) 
美唄
茶志内
地区 
岩見沢農
業事務所 
美唄市   1,378 区画整理
(1,372ha)・
農地造成
(6ha) 
国営緊急
農地再編
整備事業 
美唄地区  岩見沢農
業事務所 
美唄市   1,682 区画整理
(1,682ha) 
雨竜暑寒
地区
深川農業
事務所
雨竜町   801  区画整理
(801ha) 
国営総合
農地防災
事業
雨竜川
下流地区
深川農業
事務所
妹背牛町
秩父別町
829 頭首工(1箇所)・
揚水機(1箇所)・
導水路
(1条3km)
国営造成
施設管理
事業
 
大夕張
地区
夕張川
ダム
総合管理
事務所 
夕張市
岩見沢市
江別市
千歳市
恵庭市
南幌町
由仁町
長沼町
栗山町
安平町 
 24,088 夕張
シューパロダム、
川端ダム、
道央注水工の
直轄管理 
篠津地区 札幌北農
業事務所 
江別市
当別町
新篠津村
月形町 
 8,472 石狩川頭首工、
篠津幹線用排水路
(篠津運河)の
直轄管理

2 調査計画地区
事業種別  地区名  関係市町村名   受益面積
(ヘクタール)
国営地区調査 篠津運河中流地区 江別市、当別町、新篠津村 4,926
神竜二期地区 旭川市、深川市、秩父別町 3,053
岩見沢北村地区 岩見沢市 1,393
岩見沢大願地区 岩見沢市  1,150


防災に関する地域支援

札幌開発建設部は、「強靱で持続可能な国土の形成」を目指した防災と安全・安心な社会基盤の形成を図るため、地域防災力向上に向けた取組と災害発生時におけるきめ細かな地域支援として地方公共団体等と連携して地域の防災強化に向けた様々な取組を行っています。

防災体制の強化

  • 重要水防箇所の周知や合同河川巡視などを実施し、水害の防止や流域住民の安全確保を図ります。
  • 関係者が情報を共有し共通認識に基づいて総合的な地域防災対策を実施します。
  • 防災訓練の相互参加や札幌開発建設部の訓練への参加などを通じて様々な種類の防災訓練の支援を行います。
  • 講習会等を通じて、地域の防災に関する情報について、職員が持つ知見を交えて説明・紹介を行います。
  • 防災意識向上の取組支援として、東日本大震災、北海道胆振東部地震に関するパネル、映像等をお貸しします。

防災情報の提供

北海道開発局の河川・道路管理用光ファイバと防災関係機関が保有する光ファイバを相互接続した広域防災情報ネットワーク「防災情報共有WAN」を構築しています。札幌開発建設部管内で接続している地方公共団体は22市町村、関係機関は5機関となっています。(平成31年3月末現在)
  • 防災情報共有WAN画面の写真

TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)

リエゾン(現地情報連絡員)
派遣先で関係機関と打ち合わせをするリエゾンの写真
リエゾン活動状況(深川市)
重大な災害が発生し、又は発生のおそれがある場合に地方公共団体等に派遣し、(1)災害情報や開発局への支援要望等の情報収集、(2)災害情報の提供、(3)災害対策用機械など、支援物資に関する連絡調整を行います。
平成30年度は7月の大雨、9月の台風及び北海道胆振東部地震により地方公共団体等に延べ160名を派遣し活動を行いました。
被災状況調査等
大規模な自然災害に際して被災状況の把握や被災地の早期復旧のための技術的支援など、被災地方自治体の支援を迅速に実施します。
平成30年7月は、西日本豪雨の被災状況調査支援のため、広島県三原市等にTEC-FORCEの派遣を行いました。また、9月の北海道胆振東部地震では被災状況調査及び応急対策支援のため、厚真町、安平町、むかわ町及び日高町等に477名を派遣し活動を行いました。
  • 西日本豪雨でTEC-FORCEで派遣された職員が被災状況を調査している写真 被災状況調査(広島県三原市)
  • TEC-FORCEで派遣された職員が厚真町の土砂崩落による天然ダムの復旧調査をする写真 天然ダムの復旧調査支援(厚真町)
災害対策用機械
災害時の緊急対応や情報通信の確保のための各種機材を配備し、災害時には速やかに出動しています。
災害対策用機械は、地方公共団体等の要請に基づき貸与することも可能で、平成29年7月の梅雨前線に伴う大雨では、秋田県大仙市に応急対策支援のため、散水車・路面清掃車を派遣し、市道の路面清掃を支援しました。また、平成30年7月の大雨では、排水ポンプ車、同年9月の北海道胆振東部地震では、北海道内の各地方公共団体に散水車による給水支援を行いました。
  • 秋田県大仙市で市道に散水し路面清掃している散水車 散水車(秋田県大仙市)
  • 深川市で排水ポンプ車で排水作業している写真 排水ポンプ車(深川市)
  • 安平町で散水車による給水支援をしている写真 散水車(安平町)

管内事業概要(PDF版)

  • 平成31年度札幌開発建設部管内事業概要の表紙写真
管内事業概要(概要面)

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