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第17回夕張川流域会議 H21.2.20

第17回夕張川流域会議 H21.2.20

議事内容

1)調査及び工事の実施報告

⇒平成20年度に実施した、環境調査及び河川工事について報告しました。

○平成20年度 環境調査
夕張川と幌向川の合流部から清幌床止の間及び幌向川で実施しました。
調査項目は(1)魚類調査、(2)植物調査〔植物相調査、植生図詳細調査〕、(3)鳥類調査〔テリトリーマッピング調査〕、(4)両生類・爬虫類・哺乳類調査(5)陸上昆虫類調査を実施しました。

◆調査範囲
  • 調査範囲地図
◆調査結果

★魚類調査結果
  • 夕張川の支流幌向川、清真布川の水域では7科19種の魚類を確認し、5科5種が貴重種でした。
     
  • 確認した魚類の多くは、水際の植生周辺に集中していました。
     
  • 幌向川、清真布川においてカワヤツメのアンモシーテス(幼生)及び変態(銀毛)した個体を確認し、産卵場があることが予測されます。

【確認種】

ヤツメウナギ科 …カワヤツメ
コイ科  …コイ、ギンブナ、タイリクバラタナゴ、エゾウグイ、ウグイ、モツゴ、タモロコ
ドジョウ科 …ドジョウ、フクドジョウ、エゾホトケドジョウ
ナマズ科 …ナマズ
キュウリウオ科 …ワカサギ、イシカリワカサギ
トゲウオ科 …イバラトミヨ
ハゼ科 …ウキゴリ、ジュズカケハゼ、トウヨシノボリ、ヌマチチブ
以上 7科19種
【貴重種】
  • カワヤツメ
  • エゾウグイ
  • エゾホトケドジョウ
  • イシカリワカサギ
  • イバラトミヨ
★植物調査結果
  • 右岸高水敷は泥炭採取地が広範囲に広がっており、次いで採草地、ヨシ群落、オオイタドリ群落が主体となっていました。
     
  • 左岸高水敷は河道側にヤナギ群落、オオイタドリ群落などが集中し、築堤側に泥炭採取地、ヨシ群落が広がっていました。
     
  • 泥炭採取後にできた湿地のアブラガヤ群落中に高層湿原に見られるミタケスゲ、トマリスゲ(ホロムイスゲ)などが再生していました。
【貴重種】
  • ノダイオウ
  • エゾナミキソウ
  • エゾサワスゲ
★鳥類調査結果
  • テリトリーマッピング調査では、左岸・右岸の各調査区域で、コヨシキリ、ノビタキ、オオジュリン、ホオアカ、エゾセンニュウ、ノゴマなどのテリトリー(なわばり)および繁殖行動を確認しました。
     
  • これらの鳥類は植生分布や地形の起伏に影響を受けながら、繁殖行動を展開していました。
【確認種】
  • ノビタキ
  • コヨシキリ
  • ノゴマ
★両生類・爬虫類・哺乳類調査結果
  • 春先には高水敷の素堀りの溝や窪地の水たまりがエゾアカガエルの主な産卵場として利用されていました。
     
  • 左右岸でネズミ類の巣穴、食痕などを確認しており、KP5.5付近左岸ではエゾヤチネズミの割合が高くなっていました。
     
  • 右岸側ではエゾシカの足跡を確認しました。
     
  • エゾユキウサギの広範な行動圏も確認しました。

【確認種】

■両生類
 アマガエル、エゾアカガエル
■爬虫類
 シマヘビ
■哺乳類
 オオアシトガリネズミ、エゾトガリネズミ、エゾユキウサギ、エゾヤチネズミ、エゾアカネズミ、ドブネズミ、ネズミ科の一種、アライグマ、エゾタヌキ、キタキツネ、エゾシカ

★陸上昆虫類調査結果
  • 草地には訪花性昆虫が多く、外来種として留意の必要なセイヨウオオマルハナバチも多く見られました。泥炭採取地の側溝ではアメンボやゲンゴロウ類などの水生昆虫、林縁周辺ではトンボ類を多数確認しました。
     
  • ベイトトラップ調査ではゴミムシ類、シデムシ類が多く採集され、分布域が局所的であるセアカオサムシを10個体確認しました。
     
  • ライトトラップ調査ではヤガ科、ツトガ科などのガの仲間が多く、好湿性のガの仲間も確認しました。

【確認種】
トビムシ目…3科3種 カゲロウ目…1科1種 トンボ目…3科8種 バッタ目…8科12種
カメムシ目…18科40種 アザミウマ目…1科1種 アミメカゲロウ目…3科5種
トビケラ目…2科2種 チョウ目…20科110種 ハエ目…31科61種
コウチュウ目…23科92種 ハチ目…19科35種
合計:132科370種
【貴重種】
  • ナツアカネ
  • オオコオイムシ
  • ウラギンスジヒョウモン
  • ヒョウモンチョウ
  • マルガタゲンゴロウ
  • ツヤクサレダマバチ
○平成20年度 河川工事

夕張川では高速道路より下流側で築堤工事や樋門工事、清幌床止より上流側で光ファイバー整備工事を実施しました。
◆工事位置
  • 工事位置
◆工事内容

●築堤工事
堤防断面が不足している区間の堤防整備と樋門改築を行い、完成化を図ります。

●光ファイバー網整備
水位、雨量、画像等の河川情報を光ファイバーを利用して関係自治体等に配信することにより、迅速かつ効果的な洪水対応を行います。


2)各団体からの活動報告
⇒夕張川流域で活動している「おっ鳥クラブ」、「栗山町ハサンベツ里山計画実行委員会」、「夕張川なんでも探検隊」の3団体が平成20年度に実施した活動について報告しました。

◆おっ鳥クラブ
  • 夕張川管内で3月に探鳥会を実施の予定。今の時期はオオハクチョウ、コハクチョウ、ヒシクイ、マガン等が主に見られる。実施箇所は雨煙別川合流点、小林酒造構内及び、その上流部を予定している。小林酒造上流部はハクチョウ、ヒシクイの休憩所となっている。

◆栗山町ハサンベツ里山計画実行委員会
  • 雨煙別川の旧雨煙別小学校付近でサケの放流事業を実施した。来年度も、栗山頭首工で農業用水の取水が始まる前に実施したい。
     
  • 栗山町でシンポジウム「夕張川自然再生計画」を開催した。1日目はサケ・マス・ヤツメウナギを支流の産卵域まで遡上させる方法についてパネルディスカッションを行った。2日目は雨煙別川上流で川の中に石を組んで産卵場所を創り、サクラマスの魚卵放流を行った。
     
  • 夕張市立のぞみ小学校児童を対象に川の学習を行った。今後も流域の子供たちとの連携を深めていく。

◆夕張川なんでも探検隊
  • 阿野呂川合流部で「夕張川塾」を開催した。内容は昨年とほぼ同様に、川下り、魚類採捕及び観察、川流れ等を行った。
     
  • 由仁町立由仁小学校の総合学習の一環として、ヤリキレナイ川でサケの稚魚放流を実施した。サケの卵の飼育、稚魚育成は栗山青年会議所の事業と共同で行っている。
     
  • 由仁町立由仁小学校からの依頼を受け、川の体験学習に講師を派遣する等の支援を行った。他にもヤリキレナイ川で理科教諭のグループ「理科クラブ」を対象に体験学習を実施した。

3)その他事務局からの報告・提案


⇒“流域が一体となって取り組む活動(河川清掃)”の実施結果について報告しました。

○流域が一体となって取り組む活動(河川清掃)
“流域が一体となって取り組む活動(河川清掃)”は、今年度2回行いました。

◆河川清掃の実施

●第1回目:“夕張川・川の楽習会”との併催
  開催日:平成20年9月9日
   ⇒清幌床止で行った川の楽習会と併せて清幌床止工付近のゴミ拾いを行いました。
  • 清掃1
  • 清掃2
  • 清掃3
●第2回目:“第16回夕張川流域会議”との併催
  開催日:平成20年11月10日
   ⇒第16回夕張川流域会議の現地視察時に、阿野呂川下流のゴミ拾いを行いました。
  • 清掃4
  • 清掃5
  • 清掃6
◆河川清掃の結果
★清幌床止
  • 清幌床止
★阿野呂川下流
  • 阿野呂川下流
○夕張川流域の不法投棄

◆不法投棄の現状

夕張川のいたる所でゴミが不法投棄されています。
  • 清幌床止付近
  • 長栗大橋
  • 夕張橋
  • ごみマップ
◆不法投棄の防止策
 不法投棄防止のため、定期的な河川巡視、ゴミの処分、リーフレット等を利用した住民への呼びかけなどを行っています。
  • リーフレット


お問合せ先

江別河川事務所

  • 住所:江別市高砂町5
  • 電話番号:011-382-2358

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