「北空知」川づくり懇談会ニュース 第2号
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「北空知」川づくり懇談会ニュース 第2号
平成15年7月9日、第2回「北空知」川づくり懇談会 現地見学会を開催しました。
第2回 「北空知」川づくり懇談会 現地見学会を、以下のとおり開催しました。
北空知河川事業所を出発後、深川市の市街地からも近く、河川敷の利用がなされている石狩緑地を見学しました。その後北上し、雨竜川にかかる栄橋、かんがい用水の取水と発電が行われている鷹泊ダムを経て幌加内町に入り、午前中は事業所が管理する上流端である新雨煙別橋付近まで見学しました。
午後は竜水橋、沼田奔川、沼田町の水辺の楽校という順路で、雨竜川沿いに下っていきました。最後に、第一回懇談会でも話題に上った雨竜川捷水路・大鳳川新水路を、茜橋脇の展望台より見学し、ほぼ一日にわたる現地見学会は終了しました。
委員からの意見には、水辺に降りられる場所の整備や、自然を生かした利用計画に対する要望がありました。また、既に整備されている石狩緑地や、沼田町の桜づつみについて、利用率向上のためにPRをする必要があるとの意見も挙げられました。
- 日時:平成15年7月9日(水曜日) 10:00~16:00
北空知河川事業所を出発後、深川市の市街地からも近く、河川敷の利用がなされている石狩緑地を見学しました。その後北上し、雨竜川にかかる栄橋、かんがい用水の取水と発電が行われている鷹泊ダムを経て幌加内町に入り、午前中は事業所が管理する上流端である新雨煙別橋付近まで見学しました。
午後は竜水橋、沼田奔川、沼田町の水辺の楽校という順路で、雨竜川沿いに下っていきました。最後に、第一回懇談会でも話題に上った雨竜川捷水路・大鳳川新水路を、茜橋脇の展望台より見学し、ほぼ一日にわたる現地見学会は終了しました。
委員からの意見には、水辺に降りられる場所の整備や、自然を生かした利用計画に対する要望がありました。また、既に整備されている石狩緑地や、沼田町の桜づつみについて、利用率向上のためにPRをする必要があるとの意見も挙げられました。
現地見学会 ルート
現地見学会 委員の主な意見・感想
1 旧花園頭首工
- 工夫を凝らした案内板等があればよいと思う。
- サケがのぼることをPRすれば、クリーンな河川のイメージアップに繋がると思う。
- 旧花園頭首工下流の州ができている辺りを、もっと水に近づきやすく整備すればよいのでは。
- 右岸については整備が進み市民が多く利用している。一方、左岸については未整備となっており、自然を生かした利用計画を推進してほしい。
2 栄橋
- 湖畔林等の多様な生物層が失われつつある中、多様な林帯が確認できた。
- 所々川に降りられるポイントを作ってはどうか。
- 案内板などを設置してはどうか。
3 鷹泊ダム
- 河辺まで降りられる施設や親水空間があればよい。
- 鷹泊ダム下流の水は緑色で濁っている。
4 清月橋
- 「雨竜川開発局」の看板を木製にしてソフトなイメージにしてはどうか。
- 河川はまだ自然が残っており、それを生かした整備をしてほしい。
5 新雨煙別橋
- 橋梁の下流側は子供達の良い親水空間になると思う。
- 小岩を配置するなど変化をもたすとおもしろいと思う。
6 竜水橋
- 適度な川幅や流速もあり、川下りやイカダ、カヌー等川とのふれあいの場に適していると思う。
8 沼田町 水辺の楽校
- 桜堤や公園を含めた環境はすばらしいと思うが、水辺とのかかわりが明確でないように思う。
- 施設が出来てしまうと、いいものが出来ても使う人がいない例が多い。水辺の楽校は、地元との連携を考えて整備を行ってほしい。
9 雨竜川捷水路・大鳳川新水路
- 旧河川部の有効利用をすべきである。
- 大凰川新水路と雨竜川捷水路が完成した効果で、平成13年洪水はこれまでであれば排水機を動かすような規模の洪水であったが、動かす必要がなかった。