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明日の空知川を語る会 News 【第2号】

明日の空知川を語る会 News 【第2号】


平成15年7月30日、第2回 明日の空知川を語る会を開催しました。

=事務局から=

 第2回 明日の空知川を語る会を、以下のとおり開催しました。
 ・ 日時:平成15年7月30日(水曜日) 午後2時~4時40分
 ・ 場所:滝川市役所 8F 大会議室
 当日は、委員16名(代理出席含む)が出席しました。始めに、第1回明日の空知川を語る会で質問のあった空知川の水質について事務局から説明がありました。次いで「空知川の治水について」と「川を軸とした連携について」をテーマとして、事務局からの説明や事例紹介があり、委員の方々による自由討議を行いました。
  • 第2回 明日の空知川を語る会の様子

    第2回 明日の空知川を語る会の様子

空知川の水質は全国3位(平成13年調査結果)

 第1回 明日の空知川を語る会では、空知川の水質についての質問がありました。事務局から、空知川の水質についての説明が行われました。

◆空知川の水質は全国3位(平成13年度結果)
 平成13年の全国の水質調査結果から、水質のベスト5(BODの年平均値の地点平均)を出したところ、空知川は全国で3位であり、空知川の水は、全国にも誇ることのできるきれいな水であることが紹介されました。
BOD平均値による河川の水質状況(ベスト5)平成13年
順位 河川名 都道府県名 BOD平均値
(ミリグラム/1)
BOD75%値
(ミリグラム/1)

1

尻別川

北海道

0.5

0.5

2

宮川

三重

0.6

0.5

3

雨竜川

北海道

0.6

0.6

空知川

北海道

0.6

0.6

後志利別川

北海道

0.6

0.6

札内川

北海道

0.6

0.6

黒部川

富山

0.6

0.6

荒川

新潟

0.6

0.6

北川

福井

0.6

0.6

*BOD平均値が同じ場合、75%値により評価。

空知川の治水について

 事務局より、空知川の災害と治水の歴史、これまでに整備した治水施設とその機能、今後予定している治水事業について説明があった後、空知川の治水について自由討議を行いました。
 以下に主なご意見を紹介します。
内水対策
  • 水害が天災ではなく人災とならないためにも、120%洪水が発生しないようにしないといけない。内水の危険性のあるところにはぜひポンプをつけてほしい。堀削が必要な個所は、早急に行ってほしい。
  • 流域の各市町では、堤防やダムができたことにより、外水氾濫の危険性は低くなっていると感じている。一方で、近年、内水氾濫が課題である。
  • 内水氾濫について、国や道と市町村で協力して対策を進めてほしい。
  • 内水氾濫の怖さについて、市民へのPRが必要である。

河道内の樹木について
  • 樹木を伐採する際、一度に伐採すると生態系に影響が生じると考えられる。
  • 今、富良野市の河川敷では、河川管理者と相談し、治水上影響のない範囲で植樹活動を行っている。

高水敷の利用について
  • 富良野市では、高水敷の野球場やサッカー場は洪水で表土が流されないように、芝を張る等の対策を予定している。

川を軸とした連携について

 流域の上下流の連携や環境教育など、川を軸とした連携活動について、事務局より事例紹介した後、空知川でやってみたいことを話し合いました。
 各委員とも連携に関しては様々な考えを持っており、特に子供を対象にイベントや活動を行うという意見が多く出されました。川を軸とした連携について、河川管理者が行えること、道や自治体の協力が必要なことなど、今後の語る会で話し合いを進めて行きたいと、座長から総括がありました。
 以下に主なご意見を紹介します。
現在取り組んでいること
  • 治水上影響のない範囲で、高水敷への植樹を行っている。
  • 北海かんがい用水路に、“ふるさと少年教室”としてアジサイを植えた。
  • 子供たち(小学5.6年生)と一緒に木製カヌーを作っている。
  • 川の科学館のイベントで親子40人と川の体験学習をした。
  • 河川敷のパークゴルフ場等の施設利用、空知川の写真コンテスト、カレンダーづくり、水辺の楽校での川下りのイベントをしている。
今後取り組みたいこと
  • 川と子供たちの交流を深めたい(川遊びや樹木・魚などの勉強会。子供サミットの開催。等)
  • 環境学習の場を作りたい(子供が直接水にふれる場の整備。川の恐ろしさを教えることも必要。等)
  • 植樹活動・維持活動を進めたい(流域一体での植樹会の実施。住民と一緒に清掃しながら水質やゴミについて考えていく。等)
  • 隣町と連携したい(隣町同士の交流イベントから始めて流域に広げていきたい。人のネットワークを広げていきたい。等)
  • 川を使ったまちづくりを進めたい(滝川市は川を使ったまちづくりのモデル市であり、多数の団体が参加するサポートセンターの立ち上げを検討している。)
  • 水源地ビジョンを進めたい(金山ダムと滝里ダムでは星の観察会など、水源地での連携活動に取り組む予定。)
  • 市民と一緒に伐採を行い、そこにできた空間の活用を考えて全国にPRしていきたい。
  • 地域の産業が川の環境に寄与する連携もある(農家が田畑を耕すと景観が改善され、観光に寄与するとともに、土砂流出などが減り、河川環境にも寄与するのではないか)

次回のお知らせ

 第3回の「語る会」は現地見学会とあわせ、9月初旬頃に開催を予定しています。開催日が決まりましたら、以下の場所に開催案内を提示します。

・市役所、町役場の掲示板

「語る会」は公開で行っており、どなたでも傍聴できますので是非ご来場ください。




お問合せ先

滝川河川事務所

  • 住所:樺戸郡新十津川町字中央89番地
  • 電話番号:0125-76-2211
  • ファクシミリ:0125-76-2181

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