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明日の空知川を語る会 News 【第4号】

明日の空知川を語る会 News 【第4号】

平成15年10月21日、第4回 明日の空知川を語る会を開催しました。
=事務局から=

 本年度、最後となる「第4回 明日の空知川を語る会」は、会場を空知川上流の富良野市に移して、以下のとおり開催しました。
  • 日時:平成15年10月21日(火曜日) 午後2時~4時
  • 場所:富良野市生涯学習センター
 当日は、委員17名(代理出席含む)が出席しました。始めに座長から、今回(第4回)が本年度の最終回であり来年度以降も継続して開催することが説明されました。
 次いで、空知川の環境と利水について事務局から説明があった後、前回の現地見学会とこれまでの語る会での意見交換の結果を振り返りながら、「上下流連携」をテーマに、委員の方々による自由討議を行いました。
第4回 明日の空知川を語る会 委員名簿
氏   名 所   属
植村 正志 赤平ラブリバー推進協会会長
倉橋 昭夫 森林研究者
黒岩 岳雄 (社)富良野観光協会会長
小林 茂雄 ビーバーカヌー代表取締役
信太 勝見 砂川観光協会副会長
長谷山 隆博 芦別市 星の降る里百年記念館 管理係長
森下 博之 滝川「川の科学館」館長
山田 和裕 たきかわ農協 赤平地区担当理事
香川 弘光 滝川市 建設部長
中村 洋志 砂川市 建設水道部長
安楽 良一 赤平市 建設部長
竹内 郁夫 芦別市 経済振興部長
小野寺 一利 富良野市 建設水道部長
大宮 光明 南富良野町 企画課長
中井 英雄 空知支庁 地域政策部地域政策課長
美藤 加代子 上川支庁 地域政策部地域政策課長
石戸 三男 札幌土木現業所 滝川出張所長
片山 善治 旭川土木現業所 富良野出張所長
大沼 秀次 石狩川開発建設部 滝川河川事務所長  座長
出蔵 諭 旭川開発建設部 富良野河川事業所長  副座長
加賀 恒夫 石狩川開発建設部 滝里ダム管理所長
長原 孝二 石狩川開発建設部 金山ダム管理所長

現地見学会を振り返って

第4回 明日の空知川を語る会の様子

第4回 明日の空知川を語る会の様子

 平成15年9月18日に開催した、「明日の空知川を語る会 現地見学会」を振り返りながら、それぞれ見学した地点に対する意見交換を行いました。
高水敷利用について
  • 下流での河川利用は、ほとんどが運動施設である。地域の方から、施設が古くなってきたのでリニューアルしてほしいとの要望があがっている。
  • 下流での運動施設の利用形態が、近年偏ってきている。サッカー場などの施設は利用されているが、ゲートボール場などはあまり利用されていない。また、もう少し、河川との関わりが深い施設を望む声があがっている。
  • 下流では、比較的高水敷が利用されていると思う。今年も新たに空知大橋下流左岸にパークゴルフ場がオープンし、多くの方々に利用されている。
  • 下流では、河川敷の利用者から、築堤の天端幅が狭く車での交通が不便なので何とかしてほしいとの声があがっている。
  • 富良野市の空知川河川敷にある金満公園に、9月7日にパークゴルフ場がオープンした。市民250人が集まり大会を開催した。
水辺の楽校について
  • 滝里ダムより下流での空知川は、産業用の水路という印象が強い。滝里ダムより上流では水辺に近づける場所があるが、ダム下流では赤平の水辺の楽校が、唯一水辺に近づける場所である。
  • 水辺の楽校の利用を推進するためには、「川の達人」と学校の先生と子供たちを交えて、一緒に遊ぶ機会をつくるという案も良いのではないか。
  • 水辺の楽校の利用については、他の地域から川の達人やアドバイザーに来てもらったりして、他の地域の人々との交流により地元が刺激を受け、利用が高められるようになるといいと思う。
  • 川に親しむためには、リーダーが必要である。そのためには、指導者である先生自身に楽しんでもらうことが必要である。
ラベンダーの森ゴルフ場について
  • 地元の人だけでなく、滝川や旭川の人たちなど、広いエリアから多くの人が来て利用している。
空知川河川運動公園について
  •   富良野市の高水敷でアキグミを植えている。今後、河川との親しみという観点から、行事をやる時に幼稚園や学校に声をかけて連携を図り、水辺のあり方といったことも考えていきたい。

本年度の語る会を振り返って

 これまで開催した3回の語る会を振り返り、自由な意見交換を行いました。
もっと川のPRが必要である
  • 上流域では空知川のおいしい水を飲んでいるが、下流域の人々も空知川の水を飲んでいることを、この語る会で始めて知った。もっと水利用について上下流の人々にPRが必要だと思う。
  • 治水や利水、環境に対する国などの取り組みについて、一般の方はあまり理解していないと思う。多くの人たちに川に対する理解を深めてほしいと思っている。
  • 行政と一体となって、市民にいろいろPRすることが必要である。例えば、印刷物を学校に配ったり、地域の人たちを集めた勉強会をやるなど手段はいろいろ考えられる。
  • 本懇談会の資料などPRのネタはすでにたくさんあるので、今後はPR活動が必要だと思う。
  • 水辺の楽校などの利用を促進したい場所には、看板、標識などが必要だと思う。
教育委員会との連携
  • 石狩川開発建設部が滝里湖で行った「森と湖に親しむ集い」では、芦別市の小学生50人による見学会が行われた。カヌー、流木アート、レスキュー体験などが行われ、特にレスキュー体験に関心が集まり、実際に水に入って遊ぶことを子供たちは楽しんでいた。
ブロック分けして川の利用を考えることが必要
  • 川の利用について、現在は昔と違って道具を使ったアウトドアスポーツに移っているのでないか。空知川のような大きな川では、モータースポーツを楽しむ場所、自然を楽しむ場所など、川の利用についてブロック分けが必要であると思う。また、本川だけではなく支川も含めた活用を考えるべきだと思う。

次回のお知らせ

 本年度は、今回をもって「語る会」を終了しますが、来年度以降も語る会を継続する予定です。開催日が決まりましたら、以下の場所に開催案内を提示します。
  • 市役所、町役場の掲示板
 「語る会」は公開で行っており、どなたでも傍聴できますので是非ご来場ください。

お問合せ先

滝川河川事務所

  • 住所:樺戸郡新十津川町字中央89番地
  • 電話番号:0125-76-2211
  • ファクシミリ:0125-76-2181

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