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明日の空知川を語る会 News 【第3号】平成16年

明日の空知川を語る会 News 【第3号】

平成16年12月8日 平成16年度 第3回 明日の空知川を語る会を開催しました。
=事務局から=
 第3回 明日の空知川を語る会を、以下のとおり開催しました。
  • 日時:平成16年12月8日(水曜日) 午後1時30分~3時30分
  • 場所:滝川市 川の科学館
 当日は、委員15名(代理出席5名含む)が出席しました。始めに座長から、今回(第3回)が本年度の最終回であり来年度以降も継続して開催する予定であることが説明されました。

 事務局から、石狩川流域委員会の実施状況に関する情報提供と前回実施した現地見学会の報告がありました。次いで、会のメインテーマである「教育・人材育成への支援」に関して、委員の方から実際に取り組んでいる事例を紹介していただきました。
その後、テーマに関して委員の方々による自由討議を行いました。
明日の空知川を語る会 委員名簿 (敬称略)
氏名 所属
植村 正志 赤平ラブリバー推進協会会長
倉橋 昭夫 森林研究者
黒岩 岳雄 (社)富良野観光協会会長
長谷山 隆博  芦別市 星の降る里百年記念館 管理係長(学芸員)
平塚 麻利子   自然観察指導員
 森下 博之  滝川「川の科学館」館長
 山田 和裕  たきかわ農協 赤平地区担当理事
山田 昇  砂川観光協会会長
池田 隆  滝川市 建設水道部長
金田 芳一 砂川市 建設水道部土木課長 
 安楽 良一  赤平市 建設部長
 竹内 郁夫 芦別市 経済振興部長 
 小野寺 一利  富良野市 建設水道部長
高橋 秀樹 南富良野町 企画課長 
中井 英雄   空知支庁 地域政策部地域政策課長
 美藤 加代子  上川支庁 地域政策部地域政策課長
 石戸 三男 札幌土木現業所 滝川出張所長 
 片山 善治 旭川土木現業所 富良野出張所長 
葛西 聡   石狩川開発建設部 滝川河川事務所長 座長
石田 勝  旭川開発建設部 富良野河川事業所長 副座長
 加賀 恒夫 石狩川開発建設部 滝里ダム管理所長 
加藤 剛 石狩川開発建設部 金山ダム管理所長

「教育・人材育成への支援」について

第3回 明日の空知川を語る会の様子

第3回 明日の空知川を語る会の様子

今年度の「明日の空知川を語る会」では、メインテーマである「教育や人材育成への支援」について、空知川でできることを考えていくことを目的としました。
 今回は、語る会の委員の方で実際に空知川周辺で活動している事例として、滝里ダムの自然観察会と滝川市で取り組んでいるまちづくり・川づくり協議会のリバーインテリジェント登録制度について事例紹介があった後自由討議を行いました。
 来年度以降も引き続き、語る会を開催し「教育や人材育成への支援」に関して具体的な取り組みについて検討していくこととなりました。

第3回 明日の空知川を語る会 の主な発言から

主なご意見を紹介いたします。
滝里ダム自然観察会について
  • 観察会に参加した人の中には、「来年度は自然観察会の活動に協力したい」と言ってくれている人もいるので、今後こういった活動が広がっていけば良いと思う。
  • 滝里ダムの自然観察会の場所は、水位が一定で流れの速いところと緩やかな淵のような場所もあり、川を観察するには適していると思う。
  • 来年度は、観察項目をいくつかに分け、時期に適した自然観察会を実施したら良いと思う。
まちづくり・川づくり協議会について
  • まちづくり・川づくり協議会では、川に関する活動の中心となる人材育成に向けて「リバーインテリジェント登録制度」創始のため、テキスト作成を行っている。
  • 地元の高校生に河川の水質調査などに参加してもらい、その上で水質汚濁の原因と改善策を考えてもらうなどの活動が出来れば、川づくりにとどまらず、まちづくりに繋がる活動に広がっていくと思う。
  • まちづくり・川づくり協議会では、市民の目を川に向けるために、カヌーによる川遊びを中心に活動している。現在は協議会関係者に案内を出して呼びかける程度であるが、今後リバーインテリジェント制度が確立されれば一般の人に対してもっと働きかけていけると思う。
  • 継続的に活動を続けていくには、指導者として参加している自分達も楽しまなければ長続きしないと思う。自分達が楽しめれば、子供たちも楽しめると思う。
  • リバーインテリジェントの活動が継続して盛んになっていけば、ジュニアリーダーの育成にも発展していくと思う。
教育・人材育成への支援について
  • 学校教育の中で自然観察会などの事例を紹介して実践させていければ良いと思う。今後教育面での議論も必要だと思う。
  • 子供の時に釣った魚を食べたりするなどの体験をすることが、将来につながる大事なことだと思う。
  • 川は流れているという事を体験させる事も、子供の将来のためには良い事だと思う。
  • 子供たちを交えた活動においては、ジュニアリーダーとして、高校生の存在は非常に大きいと思う。
  • 川での活動において子供たちにウェットスーツなどの重装備をさせて遊ばせているが、そういう装備がないと川で遊べないイメージがつくのが良くないと思う。
  • 川の楽しさだけではなく、川の恐ろしさを身につけることも大事だと思う。
  • 全国から多数の修学旅行生が富良野を訪れて、川下りや魚釣りなどのを体験していく事が多い。その際に問題になるのが安全管理やトイレの問題である。
  • 昔は子供たちだけで近くの自然にふれることができたが、現在は車で移動するのが当たり前となっている。子供たちの身近に山、森、川等の自然があることが大事だと思う。
来年度の懇談会について
  • 川下りなどで空知川の上流から下流までの環境がどうなっているか知りたい。
  • 空知川で川辺を歩いて川の良さを見つけることができる場所があれば良いと思う。
  • 実際に川に入って川下りや魚採りを経験し、その上で周りの人に川の良さを広めていけると良いと思う。
  • ダム湖にどういうゴミが流れてくるのかを見ることによって、川と人との関わりを考えるのも良いと思う。

次回のお知らせ

本年度は、今回をもって「語る会」を終了しますが、来年度以降も語る会を継続する予定です。開催日が決まりましたら、市役所、町役場、滝川河川事務所に開催案内を掲示します。
 「語る会」は公開で行っております。どなたでも傍聴できますので是非ご来場ください。

お問合せ先

滝川河川事務所

  • 住所:樺戸郡新十津川町字中央89番地
  • 電話番号:0125-76-2211
  • ファクシミリ:0125-76-2181

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