河川環境管理基本計画の見直しの概要
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河川環境管理基本計画の見直しの概要
河川整備基本方針・河川整備基本計画と河川環境管理基本計画の関係
河川環境管理の基本理念
基本テーマ:オホーツクのふれあい交流ライン湧別川 |
基本理念
1.交流を通じた地域の活性化の場に
湧別川は白滝遺跡をはじめ中央道路などに見られるように、昔から人と文化の交流の場であった。元々が一つの村から分村した6町村が、湧別川を絆に一つになって河川を利用したイベントを行い、道内外の人々との交流を通じて流域の結び付きを強め、まちおこしを進めている。このため、水系一貫した適正な水利用を行い、流域一体となったイベントやスポーツなどが楽しめ、多くの人々とのふれあいや交流を深め、地域の発展に寄与するような場とする。
2.豊かな自然にうるおいとやすらぎを求めて
流域は北大雪山系の山々に囲まれ、ナキウサギをはじめとする動植物が豊富で、遡上するサケ、マスの姿や山彦の滝、白滝の滝、瞰望岩、寒河江公園、憩いの森など名所、景勝地は人々の心を和ませてくれる。また、緑あふれる清流の中ではヤマメ等の渓流釣りなどが盛んである。そのため、この自然豊かな水辺と人のふれ合いの場を保全・整備し、人々にうるおいとやすらぎを与える河川環境とする。